私が韓国の教会に通い始めた理由 | あくまでも私的な韓国

あくまでも私的な韓国

2008年、韓国生活とブログが、ほぼ同時にスタートしました。2021年の肺癌手術を経て、終活を念頭に置きつつ、日々を生きたいと思っております。

2021年10月から安養市にある

 

韓医院(ハンイウォン)で

 

院長先生とヨンジャさんに

 

日本語の個人授業をしています。

 

そのヨンジャさんから

 

「私が行ってる教会に行ってみない?」

 

と言われて

 

深く考えもせずに行くことにしました。

 

今年の3月24日のことです。

 

ピョンチョンにある

 

セジュアン教会と言い

 

大きな教会でした。

 

私は神や聖書は信じているものの

 

教会に対して良いイメージがなく

 

聖書以外のことを教え

 

教会に都合のいいことを教えていたら

 

速攻止めようと思っていました。

 

 

ヨンジャさんが連れて行ってくれたのは

 

教会の建物の中でも

 

セミナー室のような場所で

 

日本宣教会という名前で

 

日本語で説教をする部署でした。

 

午後1時に

 

日本語の讃美歌から始まりましたが

 

何故か涙が止まりませんでした。

 

説教自体も聖書に忠実で

 

そのあと聖書通読もありました。

 

私は聖書を何度も読んでいるので

 

目新しいものはありませんでしたが

 

素直に受け入れられる内容でした。

 

日本人に宣教しようとする


韓国人がいることを初めて知りました。

 

それも、ただ口先だけの宣教ではなく

 

行動を伴うものであることも知りました。


それが、この教会に通おうと思った


一番大きな理由でした。

 

実際に、先月の5月31日から


日本宣教会の南(ナム)牧師は

 

教会の方5人を連れ


能登半島へボランティアに行かれました。



今日は、その報告会があったのですが



一行が滞在中の6月3日にも

 

震度6の地震があり

 

現場に行った方ならではの

 

生々しい報告を聞くことができました。



ご存知の通り

 

能登半島地震は元日の夕方に起こりました。

 

極寒に加えライフラインの中断

 

道路が寸断された場所も多く

 

救援物資も直ぐには届きませんでした。

 

仮設住宅ができる前に

 

避難所で息を引き取った方も大勢いらしたとか

 

仮設住宅入居後でさえ

 

寒さ、飢え、孤独等が原因で亡くなられた方も

 

少なくはなかったと聞き

 

改めて心が痛みました。

 

今回ボランティアに参加された皆さんの中には

 

小学生も2人含まれていました。

 

彼らの存在がどれほど希望になったことでしょう。

 

大人の皆さんは150人分の食事を用意しました。

 

トッポッキとチヂミを作ったそうです。



それに地元の教会と協力して

 

幼稚園にもボランティアに行かれたそうです。



本当に頭が下がります。

 

実は私自身も

 

都合がつけば行きたいと思っていたのですが

 

日本からの来客もあり断念しました。

 

私の代わりに行ってくださった気がして

 

心から感謝しました。

 

ここまでしていただいて

 

日本人の私が何もしない訳にはいきません。

 

この教会に通って

 

自分ができることをしたいと思っています。