定期診断 その2(主治医への質問も) | ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

2009年11月会社の定期検診で膵臓に影、
翌年2月に7時間に及ぶ手術を行い
2年後再発するも奇跡的再手術で
3年間無事に過ごすも、2015年7月に再々発、
11月に3度目の手術を別の病院で決行、
しかし取り切れず、エンドレス抗がん剤。

今回の血液検査で血糖値が高かったので次回Hb-A1cの検査を行うことになりました。


HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)とは 

 高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内の蛋白と結合します。

この際、赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものがグリコヘモグロビンです。

このグリコヘモグロビンには何種類かあり、糖尿病と密接な関係を有するものが、Hb-A1c(ヘモグロビン・エイワンシー)です。

ヘモグロビンは赤血球の中に大量に存在する蛋白で、身体の隅々まで酸素を運搬する役割を担っております。

赤血球の寿命はおよそ120日(4ヶ月)といわれ、赤血球はこの間ずっと体内を巡って、血管内のブドウ糖と少しずつ結びつきます。高血糖すなわち余っている糖が多ければ多いほど結びつきが増えグリコヘモグロビン(Hb-A1c)も多くなるわけです。

したがって血液中のHb-A1c値は、赤血球の寿命の半分くらいにあたる時期の血糖値の平均を反映します。

すなわち外来で血液検査をすると、その日から1~2ヶ月前の血糖の状態を推定できることになります。

これに対し、通常調べる血糖値は採血した時点のもので、食事をしたり甘いものを食べたときに上がった値を捉えたものです。今回の検診では、朝食を食べていたことで瞬間的に上がったと思うのですが、3ヶ月後にHb-A1cで高血糖状態が長期間続いているかの判断をするそうです。



診察時に、いくつかの質問をしました。
1. この病院で切除不能の膵がん患者に対する

  第一選択の抗がん剤は

   フォルフィリノックスであるが、

   副作用によってはアブラキサンを使うことも

   (神奈川県立がんセンターは、アブラキサンのようです。)

2.
放射線治療を行った後、手術適用した事例はあるか?
   ある。
  (昔は、放射線を実施すると手術が出来なくなると

   聞いたことがあるが、現在は出来るようです)
3. タルセバは今でも使っているか?

 フォルフィリノックス、アブラキサンが出る前は使ったが、

 その患者さんは亡くなったそうです。

 また、その時KRAS遺伝子の検査はしていなかったそうです。

  (と言うことは、現在は使っていないようです。

   また、KRAS遺伝子の検査は現在では

   可能だとのことです)


標準療法と言われていますが、病院により多少異なること皆さん理解して下さい。


自分自身の治療法は、お医者さんの意見を参考し、

最終的には自分の意思で行うことが重要だと思います。





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