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「子どもが自分から本を読み始める瞬間って、意外とさりげない」
こんにちは。
今回は、わが家で息子の読書スイッチがふと入った夜の出来事を振り返ります。
親がそばにいなくても、自分のペースでページをめくる瞬間――そんな小さな成長のきっかけを見つけたお話です。

2年生のある日の夜。
うちではその頃、毎晩1冊、親子で交代しながら本を読んでいた。本好きの私は、息子に毎晩読み聞かせ
をしていた。
でも、自分から読むのが少し苦手だった息子。
楽しく読書に慣れてもらいたくて始めた、「1行ずつ交代読み」。
こちらが1行読んだら、次は子ども。そんなやりとりが、わが家の定番になっていた。
その日の本は、『ホネホネザウルス』。
ちょっとユニークな絵と、テンポの良い文章が楽しくて、子どももお気に入りのシリーズだ。
でも、その夜はちょっとだけ、いつもと違った。

「何ページも読めてた」
ちょうど読み進めている途中で、家の電話が鳴ったのだ。
「ごめん、ちょっとだけ待っててね〜」と声をかけて受話器を取り、
軽く話すつもりが、気づけばけっこうな長話に。
(たぶん本は閉じてるだろうな…)
そう思いながら戻ってみると、意外な光景が。
子どもが、1人で何ページも読み進めていたのだ。
「えっ、ここまで読んだの?」と聞くと、
「うん、」と、一言。
「少しずつ自力で!」
読書はずっと「親がつきそってやるもの」だと思っていたけど、その瞬間、自分から読む姿にびっくりしたと同時に、じんわり嬉しさがこみ上げてきた。
あの夜から少しずつ、本を自分から読むようになり、
ホネホネザウルスのシリーズもどんどん自力で読み進めていった。

「おわりに」
「早く電話終わらせないと」と焦っていたあの夜、
私の知らないところで、子どもは自分のペースでページをめくっていました。
その時から、少しずつ「読む」という行為が、自分のものになっていったのだと思います。
読書の入り口は、いつも、さりげない。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
あの夜は「早く電話切らなきゃ」と焦っていたけれど、
結果的に“自分で読むスイッチ”を押していたとは思いもしませんでした。
親のドタバタも、たまには悪くないですね。

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