#ちょうどいい親子の時間
#読解力のまほう
#読み聞かせのある暮らし
読解力って、ただ「文を読む力」じゃない気がします。
物語の登場人物の気持ちを想像したり、自分の考えを言葉にしたり——
そんな時に、心の中でそっと光る“まほう”のような力です。
こんにちは。
今回は、その“まほう”をどう育ててきたのか、息子との日々を通して振り返ってみたいと思います。

「読み聞かせ」
読解力をつけるため、というよりは、私が本好きというのもあって、息子が0歳児の頃から、本の読み聞かせをしてきた。とにかく、本を好きになってほしかった。
私も、幼い頃から読み聞かせを親からしてもらっていたので、その時の満ち足りた思いを、息子にも味わってほしかった。
ちょうどその頃、絵本の専門家から話を聞く機会があった。その方の話によれば、子どもが読んでほしいといえば、中学生になっても読んであげていいらしい。
私自身、母から読み聞かせをしてもらった最後の記憶は、小学校5年生だ。自分では読む気がしない、「字」ばかりの本でも、人から読んでもらうと、不思議とその物語の世界にすっと入っていくことができた。だから、その話もすんなり私の心にささった。
以来、息子が読んでほしいといえば、どんなに同じ本でこちらが飽きていても読んでやり、時間があれば、こちらから「読んであげよか?」と誘うこともあった。
集中力のない、気が散りやすい息子だったが、読み聞かせをしている間は、不思議とその物語の世界にひたり、好きなものに対する集中力も、どんどん伸びていったと思う。

「あらすじを聞いてみる」
息子が自分で本を読めるようになってからは、「どんなお話だった〜?」と時々聞いてみた。「〇〇がこうして、〇〇がこうなった話。」などと教えてくれたので、「へえ〜、〇〇はなんでそうなったの〜?」と切り替えして理由をたずねた。
こうすることで、話の要点をつかむこと、その理由を考えること…つまり、読解力が鍛えられることを期待して息子と話すこともあったのだ。
「育ってきた読解力」
読み聞かせを求めてきた幼い日々は、もう遠い。今は思春期。 それでも読書は好きなまま、言葉をよく吸収し、成績も伸びている。
読み聞かせをしていた時間は、確かに息子の土台になっていたと思う。

「おわりに」
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
読み聞かせって、親子の大切な時間でもありますよね。
堅苦しく考えず、「好きだからやってみた」がいつの間にか力になっていた——そんな経験が、どなたかの参考になればうれしいです。
気づけば、読み聞かせをしていた頃の息子が、自分で本を開くようになっていました。
読解力のまほうは、ゆっくりと、でも確かに育っていたんだなと感じます。

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