それから数日間、病院から外出許可をもらって

午後はNICUに通いました。


毎日点滴の流量を少なくしていってる説明があり

ただただ嬉しい、ありがたい、という気持ちでした。


外出許可は13時~17時まで、トイレも行かず水分も取らず

ずっとベビ太のそばにいて、撫でたり話しかけたり、

体が辛くなったらイスに座って見続けました。


日々「ダッコしますか?」「直接授乳しますか?」と出来ることも多くなって

3時間以上ダッコしたままの日もありました。


普通だったら3時間以上のダッコなんて苦痛ですよね。

でもこんな状況だとホントにホントに幸せで嬉しい気持ちで一杯でした。


転院3日目に先生から

「高濃度の点滴なので、昨夜、血管が疲れて点滴が漏れました。

 ベビ太ちゃんの足も腫れました。

 その時にちょっと血糖値が落ちました。」と言われて

あぁまたか…やっぱりダメかと一瞬くらい気持ちにダウン


でも「末端からの点滴に変えて、点滴の濃度を薄くしました」とのこと。

流量は増えたみたいだけど、これから流量を徐々に落としていって様子を見るとのこと。

高濃度でなくても大丈夫なんだと思うと、一変して明るい気持ちに音譜


でも授乳量に関してはシビアな管理をされていました。

原因が低体重の可能性が高かったので、

ミルクでちゃんと飲んで血糖を安定させて

どんどん体重を増やしていく必要があったからだと思います。


毎日、1回に飲む量を5mlずつ増やして、

寝ていたりおなか一杯の様子であっても

看護師さんの哺乳瓶テクニックと鼻の管を使って

必ず決められた時間に決められた分量を完食させていました。

明らかにミルクの量が多すぎるんじゃ…と思ったけど

これもベビ太を良くするための計画のひとつとわかっていたので

病院側の指示の通り、私が居る間は決められた授乳に励みました。


ここからどんどん点滴の流量が下がって

3日後に点滴がはずれたのでした。



また翌日、11時前に母から電話。

私は助産師さんのお誘いで調乳指導を受けていた。

(ベビ太で必要になると信じて!)

緊急じゃないようなので切ったが、ベビ太のこと?!と気になる…


指導後にすぐに電話したら

「チビ太を連れてきた。

 駐車場が混んでチビ太が文句言うから、迎えに来てもらおうかと思っただけ。

 でももう駐車できたから」と。


しばらくして廊下からチビ太と母の声が聞こえて

「ここだよ」とドアを開けると「おかあさーん」とチビ太が抱きついてくる。

チビ太を抱きしめると気持ちが癒されて、

ベビ太の事に関する緊張がほぐれる感じがした。


「チビ太に、今日は保育園早めに迎えに行くから

 お母さんのところに行こうと言ったら、保育園行かないって

 泣いて嫌がるから休ませた」ということだった。

私の不在がチビ太もストレスになってるのはわかってたが

我慢してんだと実感して切ない気持ちに。


母はチビ太のためというより

私がベビ太のことで参ってるから、

チビ太を連れてきてくれたみたいなんですが。


母は病院近くに用事があるということで外出

私は折り紙やら絵本やら、ゆっくりとチビ太の相手をする。

母が作ったお弁当を「美味しい!」とバクバク食べる。


明るくて元気でどんどん出来ることが増えていくチビ太

その存在、その成長が今まで以上に嬉しくて、思わずぎゅっと抱きしめる。

「お母さんはチビ太が大好きだよ。

 チビ太とベビ太がお母さんの宝物」


「チビ太もお母さん、だーいすき」と言ってくれる。

毎回、子供を授かったことを神様に感謝する瞬間ドキドキ


ベビ太がこの状況になって、障害が…と言われた時も

産んだことを後悔はしなかった。

ベビ太は大丈夫、ベビ太はお母さんが守るとばかり考えていた。

子供って格別な偉大な存在ですねヒマワリ


その後、チビ太と母が帰る時にNICUまで車で送ってもらうが

私が降りる時にチビ太がまた大泣き。

後ろ髪引かれる思いでバイバイするが

「早く退院して家に帰りたいな」と思う。



午後、母親と一緒にNICUにベビ太に会いに行く。


父親は私と話した後にささっと帰宅、

あぁ私の心配もしていたんだなぁと気づいて

また申し訳ないやら、ありがたいやら。


ベビ太は保育器の中でスヤスヤ眠っていた。

鼻には管が入れられて、体には電極を付けられ、

足には点滴針、それを保護する包帯がグルグル巻き。

TVで見たことのあるNICUに入院している赤ちゃんの姿そのものだった。

でも穏やかな寝顔に気持ちが落ち着く。

相変わらず動きは無いけど…。


その日の担当看護師さんが「落ち着いてますよー」と説明してくれて

ホッとして泣いてしまう。

看護師さんが驚いて、「ビックリされたんですね」と労わってくれる。

説明の中に「少し点滴の流量を落としてます」という言葉があり

とてもとても嬉しかった。


流量を落としても大丈夫だったら点滴をはずすことができるかも!


30分くらい入院に関する説明があり

その後1時間ほどベビ太の体を撫でて話しかけて、写真を撮ったり

(ベビ太はやっぱり寝てるばかりでしたが)

母を2時間近く待合室に待たせてしまいました。。。


点滴の流量が少なくなったことにとても喜んで

私は病院に戻り、母は帰宅したのでした。