レンゲソウ | 女性の起業・副業を応援〜大切な人を守るための自由な経済と時間を同時に手に入れる

神戸市西区、小野市で

産後骨盤調整ヨガ&
わらべうたベビーマッサージをしている
 
 
親勉インストラクターの助産師はま子です。
 
春の田んぼにて。
 
◆レンゲソウ
 
なぜレンゲソウが春になると
田んぼで多く見られるか?
 
農家の祖父に
「レンゲソウの根っこに栄養があるから
 たんぼに咲かせて混ぜると
 美味しいお米ができる」
と聞きました。

その時はふーんて聞き流してたけど
詳しく調べてみました。
 

レンゲソウには、土を肥やす効果がある。

だから、稲を植え付ける前にレンゲソウを作っておいて、

土の肥料分を増やしておく。

これを「緑肥(りょくひ)」という。

 

レンゲソウは、根っこのところどころにある「根粒」というこぶに

「根粒菌」という細菌をすまわせ、

根粒菌から養分をもらっている。

根粒菌には、空気中の窒素を

植物の使える形に変える特別な能力がある。

レンゲソウは根粒菌に、

すむ所と少しの養分を与えて、

その代わりに肥料としての窒素分をもらう。

共生関係を結んでいる。

つまり、レンゲソウ全体が、

窒素をたくさん蓄えた肥料みたいなもの。

農家は田植えの前、

このレンゲソウを機械で土の中に混ぜ込む。

やがて腐葉土のように分解されて、

土の中の肥料分が多くなるよ。

緑肥に使う植物は、レンゲソウと同じマメ科の

クローバーなど。

 

なるほど。

おじいちゃんから理科の話を聞いてたなんて

知らなかったなっ。