天才まりぃの楽屋レポート #10 | 五月雨ゆか

五月雨ゆか

稚拙な文章ですが趣味で小説書いています。内容はすべてフィクションです。















ある日の金村家



静まり返った真夜中の部屋に電話の着信音が鳴り響く



「…はい…」



「美玖さん!大事なこと言い忘れてたんですけど!」



「えぇっと…ごめん誰?」



「誰って森本ですよ!もりもと!」



森本…あぁ茉莉か、なんだ大事なことって?



「何?」



「美玖さん大好きです!」



「うん、ありがとう。で、大事なことって?」



「え、もうお伝えしましたよ」



「わざわざそれ言うためだけに電話してきたの」



「はい!」



「早く寝なよ」



「寝てましたよ。今タブレットに充電ケーブル差し替えたんです」



「あれ、まだやってたんだ。いい加減もう1本買いなよ」



「お金がもったいないじゃないですか!」



「じゃあせめてそれに私を巻き込まないで」



「はぁ~い。それじゃおやすみなさ~い」



「うん、おやすみ」







ちなみにこの次の日のお仕事では美玖さんなぜかあくびばっかりしてました。



しっかりと寝ないとダメですよ、美玖さん!


睡眠不足はお肌の天敵ですから!