「ありがとうございました~またきてくださいね~」
かほりんと猫たちに見送られながら、4人は猫カフェを後にした。
「とりあえずかげ博士に会いに行けば良いのかな」
「とりあえず行くしかないよね」
「ところでさ、陽世の制服ってやっぱり浮いてるよね」
「そんなこと言ったら未来虹ちゃんの格好の方がおかしいと思うよ。赤のインナーに黒のスーツで髭まで生やしてて」
「いじるなて」
「まあまあ仲良く行こうよ」
「一番ましなひなのちゃんに言われたくなーい」
「ちなみに設定ではその髭、付け髭だよ」
「うそ!ほんと!?」
ビリビリ
「ほんとだー!」
「でもこの世界ではこういう格好してても違和感ないんだね」
「かほりんさんも何も言ってなかったもんね」
「異世界から来たって言ったから大丈夫なのかも」