ゴーフルと君 #6 | 五月雨ゆか

五月雨ゆか

稚拙な文章ですが趣味で小説書いています。内容はすべてフィクションです。















「これ美味しいね」



「確かにいいバナナだ」



4人は地図をもらって市街地へ向かうことにした。



「この橋渡ったら市街地に入るのかな」



「建物いっぱいだね」



「道が石畳だよ。初めて見た」



「お店もいっぱいあるね。商店街みたいな感じなのかな」



「あ、猫カフェがあるよ」



「じゃあこの世界にも猫はいるってこと?」



「そういうことかな」



「いらっしゃいませ~のーんびり北からかほりんこーりーん、
猫カフェいかがですかにゃ~」



と猫のような子が猫耳をつけて宣伝していた。



「話聞くついでに入ってみる?」



「せっかくだし楽しもっか」



「メイドカフェ的な感じなのかな」



「猫カフェって言ってたじゃん」



「いらっしゃいませ。どうぞ~」



「予約してないんですけど入れますか?」



「ゆっくりされてってください」



「猫カフェって予約いるの?」



「ん~分かんない」



「わぁ~猫がたくさんだ~」





猫のエサを買って思い思いの場所に座ると猫が寄ってきた。



「ほらこっちおいで~」



ミャー