ゴーフルと君 #4 | 五月雨ゆか

五月雨ゆか

稚拙な文章ですが趣味で小説書いています。内容はすべてフィクションです。



















「らっしゃっせ~」



「ここは八百屋さん?」



「スーパーとかはないのかな」



「昔ながらだね」



「売ってるのは普通の野菜とか果物だね」



「食べ物は一緒なのかな」



「こにしん帰ってきたで~」



「はるはるおかえり~。なに仕入れてきたん?」



「見て見て!!これめっちゃいいメロンだよ!!」



「?どっち???」



「あれは…バナナじゃない?」



「バナナだと思う」



「バナナでしょ」



「バナナ…なのかな」



「それ、バナナやんな!?」



「そんなバナナ!なんちゃって!」



「…他には?」



「あとは野菜とか果物仕入れてきたで」



「ありがと。とりあえず奥の倉庫入れといて」



「あいよ~」



「あの、すいません」



「らっしゃっせー」



「あの、ここってどこですか?」



「ここですか?八百屋こにしんです」



「いや、そうじゃなくて」



「あ、ここですか?日向の丘です。いいところだと思いますよ」



「聞いたことある?」



「無いね」



「異世界ってこと?」



「そういうことかな」



「皆さんはどこからきたんですか?」



「えーっと…」



「異世界?」



「異世界ですか、いいですね」



「こにしん、終わったよ~」



「なあはるはる~。この人ら異世界から来たんやって」



「え!異世界!いいせかいなんですね!どんなところですか!?」



その後4人は二人に30分ほど質問責めにあった…