「らっしゃっせ~」
「ここは八百屋さん?」
「スーパーとかはないのかな」
「昔ながらだね」
「売ってるのは普通の野菜とか果物だね」
「食べ物は一緒なのかな」
「こにしん帰ってきたで~」
「はるはるおかえり~。なに仕入れてきたん?」
「見て見て!!これめっちゃいいメロンだよ!!」
「?どっち???」
「あれは…バナナじゃない?」
「バナナだと思う」
「バナナでしょ」
「バナナ…なのかな」
「それ、バナナやんな!?」
「そんなバナナ!なんちゃって!」
「…他には?」
「あとは野菜とか果物仕入れてきたで」
「ありがと。とりあえず奥の倉庫入れといて」
「あいよ~」
「あの、すいません」
「らっしゃっせー」
「あの、ここってどこですか?」
「ここですか?八百屋こにしんです」
「いや、そうじゃなくて」
「あ、ここですか?日向の丘です。いいところだと思いますよ」
「聞いたことある?」
「無いね」
「異世界ってこと?」
「そういうことかな」
「皆さんはどこからきたんですか?」
「えーっと…」
「異世界?」
「異世界ですか、いいですね」
「こにしん、終わったよ~」
「なあはるはる~。この人ら異世界から来たんやって」
「え!異世界!いいせかいなんですね!どんなところですか!?」
その後4人は二人に30分ほど質問責めにあった…