ゴーフルと君 #3 | 五月雨ゆか

五月雨ゆか

稚拙な文章ですが趣味で小説書いています。内容はすべてフィクションです。





















「とりあえず動く?」



「そうだね。ここにいても変わらないし」



4人はとりあえずあてもなく歩き始めた。



しばらく歩いていると街が見えてきた。



「あ、街があるよ」



「ほんとだ。現代じゃないみたいだね」



「中世のヨーロッパみたいな感じかな?」



「お金持ってる?」



「お小遣い少しなら持ってるけど…」



「あれ?私の内ポケットに財布入ってる…」



「結構たくさん入ってるね。」



「もしかして未来虹ってお金持ち?」



「じいや、あれ買って」



「だから調子乗るな天使野郎。ん~なんだこれ?お札と小銭だけど単位がわからん。たくさんなのか?」



「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん…50万…円?」



「とりあえず街の人に話しかけてみよっか」