古くはケルト系アイルランド語を言語としカトリック教徒が中心の国でしたが、近世以降イングランドの植民地と化し1801年にはイギリス連合王国に併合されています。同化政策や入植によって英語が主言語になって行きますが、英国の抑圧から独立の動きが活発化し、ナショナリストにより1922年アイルランド自由国として独立を達成、1938年共和国(英国王、大統領が並立)、1948年には英連邦離脱を果たしています。国教会(プロテスタント)の多い北アイルランドは連合王国に留まった為、近年まで続く紛争の要因になっていました。
国名は現地語でエールと呼ばれ、コインにもそう記されています。通貨アイルランドポンドは英ポンドと等価でコインもほぼ同規格で併用されたようですがユーロ導入に向け1979年に等価性は崩れ、次第に英ポンドと遊離して低いレートでユーロに交換されています。
表面に国章のハーブを記し、農業国で大飢饉の発生した国柄か、食に関する動物が多く描かれているのが特徴的です。
1928年から独自コインを発行しましたが、イギリスと使用素材に若干の違いがあり、銀貨の含有率は.750銀が使われ優位性を持たせています。また6ペンスコインはレアル(3ペンスは半レアル)と表示されており、かつて1/8西ドル(1レアル)に相当した名残の単位名で独自性を持たせています。戦間期以降と比較的近代の割に状態の良いコインを探すのが難しい国です。
※3枚追加、一部写真変更
※1ファーシング銅貨 1806年 ジョージ3世 HIBERNIA(ラテン語でアイルランドの意)表記
※1ファーシング青銅貨 1959年 ヤマシギ
※1/2ペニー青銅貨 1964年 ブタ ※1ペニー青銅貨 1964年 ニワトリ
3ペンス白銅貨 1964年 ウサギ ※6ペンス ニッケル貨 1928年 アイリッシュウルフハウンド犬
※1シリング銀貨 1928年 Ag.750 牛
※1フローリン銀貨 1940年 Ag.750 鮭
※1/2クラウン銀貨 1942年 Ag.750 馬
※10シリング銀貨 1966年 イースター蜂起50周年 パトリック・ピアース像(蜂起の指揮官)
※2ニューペンス青銅貨 1975年
※50ニューペンス白銅貨 1997年
※2ユーロ白銅/アルミ青銅貨 2002年

























































































