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コイン好みAtoZ

マイナーコイン好きなコレクターです。
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地中海シチリア島の南に浮かぶ島国。地中海交易の中継点として栄え、支配体制が度々変化する中、ナポレオン戦争後にイギリス領となり、1964年独立してました。1522年からフランスに占領される1795年まで十字軍由来の聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)による支配を受け、要塞都市が作られました。マルタ騎士団は現在ローマに本拠地があり、世界各地に支部を持つ慈善組織に変貌していますが、領土が無いにもかかわらず国際法上の主権を持った地位を維持しており、独自のパスポート、切手、通貨を発行しています。

通貨単位は騎士団領時代にスクド(=240グラニ)が使われ、英領となった際、12スクド=1ポンドに交換されたため、1グラノにあたる1/3ファーシング貨がマルタ用に発行されています。

1972年にマルタポンド(リラ)が10進法として発行されて独自通貨が使用開始となり、2008年ユーロが採用されています。

カトリック教徒の国ですが、英語とアラビア語の方言ともされるマルタ語が公用語の国で、各国文化が融合された国のようです。

※1/3ファーシング 青銅貨 1902年 英本国タイプ(イギリスでも掲載)

※2ミル アルミニウム貨 1972年

※3ミル アルミニウム貨 1972年

※5ミル アルミニウム貨 1972年

※1セント 青銅貨 1972年 中央にセントジョージ像があります

※2セント 白銅貨 1972年 ペンテシレイア像(ギリシャ神話アマゾネスの女王)

※5セント 白銅貨 1972年

※10セント 白銅貨 1972年

※25セント 黄銅貨 1975年

西アフリカ内陸部、かつてサハラ交易で栄えたマリ帝国やソンガイ帝国が興った地で、19世紀末にフランスの侵攻により植民地化され仏領スーダンとなった後、マリ連邦として1960年独立しています。

マリは、現地語でカバの意味を持つそうで、古の繁栄を名にこめた国名です。

独立時は西隣のセネガルと連邦制をとって、他の周辺国との連合を画策しましたが同意を得られず、マリ連邦も直ぐに分裂しています。

通貨は1962年にCFAフランと等価で独自のマリフランを導入しましたが、価値を落とし1984年にCFAフランに戻しています。(1CFAフラン=2マリフラン)

その為、現在コインの発行はしていませんが、現在、西アフリカで新共通通貨エコの導入の動きがあり、ユーロのように各国が独自コインを発行する可能性も秘めています。

※5フラン アルミニウム貨 1961年

※10フラン アルミニウム貨 1961年

インド洋スリランカの南西にあるサンゴ礁の島々からなる風光明媚な国。イスラム教徒の国で、1965年スルターンを元首としてイギリスから独立、その後共和国となりました。

国名は現地語ではラーッジェーゲという名前で、島々のの意味、モルディブは、サンスクリット語で島々の花輪を意味するとの事です。

通貨ルフィアはルピー由来の名前ですが、補助単位ラリは、16世紀から19世紀にかけて流通した銀製のワイヤーマネーに由来を持ち、いろんな形状のものがインド洋沿岸近辺で使用されていたとの事です。コインは17世紀以降この地域のスルタンが発行を開始しており、1960年に現行制度に基づいたコインの発行が再開されています。

※1ラリ アルミニウム貨 1984年

※5ラリ ニッケル黄銅貨 1970年

※5ラリ アルミニウム貨 1984年 FAO カツオ

※25ラリ 黄銅張スチール貨 2008年

※50ラリニッケル黄銅貨 1960年

※1ルフィヤ白銅貨 1996年

マレー半島とボルネオ島北部で構成される13州からなる連邦制の王国。国王は各州のスルタンから輪番制で選出される制度を取っています。

イスラム教を国教とし、マレー系が多数を占めていますが、中国系、インド系の住民も多く多民族、多宗教の国家となっています。1957年マラヤ連邦として独立、1964年サラワク、サバ(旧北ボルネオ)、シンガポールを統合しましたが、中国系が多数を占めるシンガポールは1965年分離独立しています。通貨リンギット(ドル)は同一通貨から分かれたシンガポールドル(リンギット)よりは価値を落としていますが、経済的にも発展を遂げており、比較的安定した通貨のようです。

コインは1967年に全て同じデザインで、旧通貨と同一規格で発行されました。その後第2次発行貨より地域色のあるデザインに変更されていますが所持品がありません。

※1セン青銅貨 1967年

※10セン白銅貨 1977年              ※10セン白銅貨 1981年

※1リンギット白銅貨 1969年 中央銀行100周年

※1リンギット白銅貨 1971年

※1リンギット白銅貨 1982年 独立25周年

マラッカ海峡の要衝の地で、オランダとの勢力争いの中でイギリスのアジア貿易の拠点としてペナン植民地東インド会社が確保したのが始まりで、次第に周辺地域を従属させ支配した地域です。

コインは時代が進むごとに使用される地域が広がったため地域名表示は変わりましたが、通貨として連続性があり、カタログの扱いも一つにまとめるのが妥当と思います。

英領海峡植民地は、1826年ペナンマラッカシンガポールの3地域により成立、東インド会社のインドベンガル総督府のもとに置かれました。

これらの地域は1867年英本国の直接統治になり、その後マレー半島の多くのスルタン国を保護下に成立した英領マラヤと次第に一体化して支配されました。第2次大戦の日本占領時代を経て、各スルタンの復権のもとに戦後マラヤ連邦が成立し、1957年には独立を達成しました。

後、1963年英領北ボルネオサラワクシンガポール(マラヤ連邦には参加せず)を加えてマレーシア連邦が成立しています。(ブルネイは参加せず1984年独立、シンガポールは1965年分離独立)

通貨海峡ドルは1906年英2シリング4ペンスに固定されるまで、スペイン$(貿易銀)に基づく通貨で、銀価格の低下により銀本位制から離脱しています。通用する地域はマラヤ全域に広がり、更に英領ブルネイ、サラワク、北ボルネオにも及ぶようになり1939年マラヤ通貨委員会として発行を開始、戦後ボルネオ地域も加わり、1953年からマラヤ・英領ボルネオ銘で発行されました。1967年各国が独自通貨を発行した後も各通貨は1973年まで共通使用できたようです。(ブルネイとシンガポール間は現在も共用)

☆英国東インド会社1862年にはINDIA STRAITS銘もあります。

※1セント銅貨 1843年

☆海峡植民地 ジョージ5世銘まで

※1/2セント青銅貨 1932年

※1セント青銅貨 1920年

※5セント銀貨 1900

※10セント銀貨 1901年

※20セント銀貨 1910年

※50セント銀貨 1907年H 小型 Ag.900 10.1g

※1ドル銀貨 1907年 小型 Ag.900 20.21g

☆英領マラヤ Commissioners of Currency Malaya(マラヤ通貨委員会)

 ジョージ6世銘のみ

※1セント青銅貨 1945年 小型

※10セント白銅貨 1948年

※20セント銀貨 1939年

☆マラヤ&英領北ボルネオ エリザベス2世(1953~62)

※1セント青銅貨 1945年

※20セント白銅貨 1954年

※50セント白銅貨 1961年H