1948年に英連邦自治領のセイロンとして独立するまで、ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地として支配された国で、1972年にスリランカ共和国と名称を変更しています。通貨ルピーはナポレオン戦争でオランダ領から英領になってしばらく後に導入され、1870年銘で10進法に沿った補助貨幣のみで開始され、本位貨幣のルピー銀貨はインドルピーでした.。1963年の新貨幣発行まで、英国王肖像の旧デザインが継続されています。
スリランカとは聖なる光り輝く島、セイロンはライオンの島という意味からきている外国での呼び方で、スリランカのほうが古い呼び名らしい。
☆英領セイロン
※1セント青銅貨 1945年
※5セント銅貨 1870年 34㎜
後に大きく重すぎて、四角い白銅貨に。
※10セント銀貨 1917年 Ag.800
※25セント銀貨 1900年 Ag,800
インド1/4ルピーは.917銀ですが、セイロン銀貨は.800で補助貨幣。
セイロン独立後(新通貨)
10セント ニッケル黄銅貨 1971年
※1ルピー白銅貨 1965年
紋章に金のライオンを採用し3つの言語表示。
☆ スリランカ
※50セント白銅貨 1978年
紋章に王冠が外され、仏教の法輪、太陽、月、穀物壺等が描かれています。