当初は、コンゴ、ガボン、チャド、中央アフリカの仏領赤道アフリカとして1943年にコインを発行した地域で、その後カメルーンが加わり、各独立後は赤道アフリカの表記(&カメルーン)てコインを発行しました。1972年に銀行名が中部アフリカ(中央アフリカ諸国)となり、1984年に赤道ギニアが加わりCFAフランで通貨発行しています。高額のコインは、各国別に発行もされており、図柄も継続的に使用されています。
広義に同じ地域のコインですが、カタログ上バラバラに扱われている為、分かりにくくなっています。(カメルーンでも紹介済み)
また西アフリカのCFAフランとは等価別建てで発行されていますが、特に仏領時代はデザイン素材が似ており間違いがちです。今回、仏領赤道アフリカで保管していたコインを写真で載せようとしたら、仏領西アフリカのコインで勘違いしていました。
☆仏領赤道アフリカ
※1フラン アルミニウム貨 1948年
☆仏領赤道アフリカ・カメルーン
※25フラン アルミ青銅貨 1958年
カタログ上はカメルーン
☆赤道アフリカ諸国 中央銀行
※1フラン アアルミニウム貨 1969年
※5フラン アルミ青銅貨 1961年
☆中部アフリカ諸国 中央銀行
※50フラン ニッケル貨 1982年A(ガボン)
ミントマーク(A~E)で加盟各国の発行が分けられる。
100フランは各国銘で発行されています。
※500フラン ニッケル貨 1976年 A(ガボン)
ミントマーク(A~E)で加盟各国の発行が分けられる。
ジャイアントエランドの特徴的図柄が面白い。
※500フラン 白銅貨 1986年 カメルーン
この500フランは、100フランと同様、中部アフリカの各国名義で発行され、1998年は共通版が発行されています。
カメルーンで載せ忘れていましたので、ここで紹介します。(他の国は所持なし。)