トップクラスのモテ声アニキは、豊かな響きと色気のある切ない低音の声。
明日6日がお誕生日の、福山雅治さん。
45歳。
数年前、声総研という団体が調査したモテ声ランキングで、堂々1位を獲得。
世の男子たちは、「高い声が出したい」とボイトレに通う子が増えているんですけどね・・・
やはりモテるのは、響きのある低音の声なんでしょうね。
女性化する男の子たち。
福山さんの声を、よ~く聴いてみて!
というわけで、私もじっくりとききみみを立ててみました。
福山さんの声の一番の特徴は、骨導音の豊かさにあり!
ラジオの音声を聴いているだけでも、首・胸・背中などの振動が感じられます。
お会いしたことはありませんが、同じ空間に立って声を聴くと、きっとこちらの身体まで共鳴して響くような振動でしょう。
そんな声は、受け取る側が「生理的」に気持ち良くなれます。
声を聴いているだけで、身体が気持良くなれると、もっとその声を欲しますよね。
つまり、モテる。
聴かずにはいられない声。
もちろん、人それぞれ身体の状態は違いますから、必要とする音声も違います。
私は、福山さんの声は重すぎて、どちらかというと苦手です。
それは私の耳が、低音をキャッチし過ぎる傾向にあるからだと思います。
耳や身体の状態が変われば、好きになる声も変わるので、今の私の身体の状態だと、福山さんの声は重く感じてしまうのです。
それに福山さんは、大音響の中でライブを行っていますよね。
もしかしたら・・・
もしかしたら福山さん、高音が聴き取りにくくなっているかもしれません。
あくまでも、推測ですが。
しゃべり声や、歌っている時の裏声を聴くと何となく、高音が聴き取りにくいのかなと感じました。
耳と発声は、つながっていますからね。
そして、もうひとつの特徴は、若干鼻にかかった声。
微妙な鼻声は、男女問わず、色気を感じさせる音なんです。
低音で、響きが豊かで、色気がある。
それが、表に現れている福山さんの声の魅力だと思います。
◆◆◆
福山さんの声の響きは、歌うことによって磨かれてきたのでしょうね。
それと同時に、20年以上も続いているラジオパーソナリティーの仕事。
これらの仕事が、福山さんの声を豊かに育てたのは間違いありません。
さて、しゃべっている時の口の動かし方を観てくださいね。
それで、表に現れていないことが、何となく推測されます。
口角の力を抜き、唇を若干前に出して話す。
正直な人、嘘のつけない人だということが、見て取れます。
あと、とても現実的な人なのかな。
リアリストで気遣いもあって、素直な人だけど、心はあまり開いていない感じ。
さばさばと、明るくお話はされていますけどね。
頑なさ、強烈な孤独さも感じます。
でも、それは人前で表現し、大きい仕事を続けている人なら当然あることですよね。
光が強く当たっている分、影になっている部分も濃く深い感じがします。
でも、この陰影が、歌声に「切なさ」を与えているのだと思いますよ。
たぶん。
人前で表現する人は、悲しみや切なさをたくさん抱えていた方が良いんです。
過去のつらい経験が、全て滋養となって表現に陰影を与えるから。
ある意味、不幸や悲しみは、表現する人にとってギフトです。
それでも私は、結婚して、そして本当の父になった福山さんの声の変化に、興味があります。
結婚や子どもを持つことが全てではないけれど、心の深い影をほどいて、自分の子どもを目いっぱい愛した時の福山さんの声。
聴いてみたいなと思っています。
さぁ!あなたもきみみを立てて、福山雅治さんの声を、よ~く聴いてみてくださいね。