肥田先生は、広島に原爆が投下された時、市内で医療活動を行っていた御年94歳のお医者様。
私のレッスンに通って下さっている看護師の前田美代子さんが、先生の講演会を主催したご縁で、先日、講演会に参加されたそうだ。
私は仕事で伺えなかったけれど、印象に残った内容をお知らせ頂いたので、皆様にもおすそ分け。
放射能のこと、色々心配なこと解りますが、もし内部被曝したら…
と心配するより、もうしてしまっていると覚悟を決めては如何だろうか。
免疫力を高めるなど、とにかく、身体に良い事をしていきましょう。
*お母さんが子供に伝えること
①ご飯を30回噛む。(ご飯は唾液により消化されるので)
②毎朝排便があるように排便習慣をつけること。
*家族そろって食事を楽しむ習慣
①自然な営みが、世界を明るくする
②人間関係を家族から強めて行く
ということなのだそうだ。
先生は、ご自分の身体を気遣って下さっている奥様にも、いつも感謝をしていると話されていたとのこと。
これは、当たり前の人間としての営みを大事にしなさいということなのだろうな。
東日本の大部分の人間が、被曝している事実は変わらない。
だとしたら、どう生きるかが全てなのだと思う。
当たり前に暮らせることに感謝をし、しっかりご飯を嚙んで食べて、ゆっくりと休み、深い呼吸をし、適度に運動し、人と楽しくつながり、規則正しくご機嫌に日々を過ごす。
こんなシンプルなことが、私たちの命を守るのだろうし、生命力は、そこからしか生まれないのだろう。
各地で酷い台風が暴れている。
肥田先生の言葉を反すうしながら、今を生きて行こう。