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仕事と大学のレポートの締め切りと、生徒さんたちの御祝い事
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さらには、夫と娘が実家に帰省したので短期ひとり暮らしとなり、妙にワクワクして、落ち着かない。
「何して遊ぼう~
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いかん、このままでは、連休が終わってしまう
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焦って、弟の部屋をごそごそ物色すると、古いDVDが出てきた。
そこで、拝借。
1990年製作の映画↓
レナードの朝 [DVD]/ロバート・デ・ニーロ,ロビン・ウィリアムズ,ジュリー・カブナー
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ちょうど、生徒さんの中に、ベテランの看護師さんがいて、医療やケアに携わる人の心の在り方について話をしていたばかりだった。
技術やデータ本位で、ひとりの人間である相手の方をみていない人が多くなっていると。
感情移入をしすぎても仕事は出来ないが、それでも、ひとりの人間の痛みや死に、心が動かないわけがない。
それなのに、何も感じなくなっている人がいる。
どうしてなんだろう。
どうしたら良いんだろう。
と、看護師さんはつぶやいていた。
そんな矢先、偶然見つけた「レナードの朝」。
ドンピシャのタイミングだった。
これは、実話を映画化したもの。
舞台は、精神科の病院。
コミュニケーションが取れない人たちを前にして、医師も看護師も疲れ果ててやる気を失っている。
だが、ロビン・ウィリアムス演じる内気な新任の医師が、30年間、昏睡状態にいた男性を懸命な働きかけで奇跡的に目覚めさせる。
当たり前の暮らしの愛しさ、人間が尊厳ある者として生きて、人と関わることの大切さが胸に迫ってくる。
物語は、けっしてハッピーエンドには終わらないけれど、今、観ることが出来て良かったと思う。
20年遅れたけど、きっと20年前に観ても、私には分からなかっただろうなぁ。
それにしても、ロビン・ウィリアムスのひたすら受容する演技と、ロバート・デ・ニーロの化け物のように上手い演技。
参ったなぁ
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