今日はサッカーをご覧になった方は寝不足ですね…
日本代表、優勝候補のベルギーに惜敗なるもエキサイティングな試合でした。
少し前のことですので、原口選手や乾選手のゴールシーンは頭に焼き付いています!
代表選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。
とっても良い試合でした。

さて、昨日の書いた記事の中で『腰は構造上、回りません!』と書きました。
※昨日の記事⇒https://ameblo.jp/hamachouritz/entry-12387998294.html

広義の『腰』とは広くとらわれて背中からお尻までを指す場合もありますが、ここでは『腰椎』という腰の背骨の関節は構造上、回らない形になっていますって話です。

するとどこが回って、カラダが捻られているのか?って話ですね。

カラダの回旋、まわす動きは主に『股関節』『胸腰椎移行部』です。
※胸腰椎移行部とは背中の背骨(肋骨がついている)と腰の背骨(肋骨がない)がつながり合わさっている部分。

近年、ゴルフや野球の打つときのフォームに変化が起きてきています。
スポーツ科学の進歩でしょうね。

昔の…と言ったら怒られますけど、往年の名選手のたとえ話をすれば…
ゴルフのジャンボ尾崎選手や野球の松井秀喜選手などは、ベタ足で下半身が落ちて股関節が強く捻りこまれているように見えます。
迫力がありましたよね!

それに比べて、最近の打ち方の例としては坂本勇人選手の内角打ちは芸術的ですが、足を上げることも少なく上半身の使い方でタイミングを取っているように見えます。
石川遼選手もどちらかというと、体が立ったままに見えますがインパクトからの上半身の捻りこみがとても鋭いです。
スマートな打ち方ですが、打力は申し分ありません!

単純に言い切ることは難しいのですが昔と今の比較として選手名を挙げましたが、あくまでも私の主観です。

ここで私が言いたいことは
踵に比重が大きいとカラダをひねった時に『股関節』が主として動きます。
つま先に比重が大きいとカラダをひねった時に『胸腰椎移行部』が主として動きます。

【実験】
実際にためしてみるとよくわかります!
①つま先を上げて立ち、踵を支点としてカラダを捻ると股関節がよく動きます。
②踵を上げて立ち、つま先立ちでカラダを捻ると上半身がよく動きます。
やってみてください♪

前述、ジャンボ尾崎選手や松井秀喜選手は踵に比重がかかりやすいように懐を深くボールをとらえて、下半身の力(股関節)を主として打っているようです。
また、坂本勇人選手、石川遼選手は重心、腰の位置を前に置きつま先に力が入りやすい形から上半身(胸腰椎移行部)が先行する打ち方となっているようです。

ここに実例を挙げましたが、それぞれ“主とする”“先行する”としたように、そこだけで打っているわけではありません。
主軸となるか従って動くか『股関節』・『胸腰椎移行部』両方ともカラダを捻りこむには重要な部位となります。

現代のスポーツは体幹を鍛えて、太くて大きな筋肉は効率が悪いとされているがゆえに、下半身が太くなるような踵支点は推奨されていないといえます。

これらのことから、どちらが良し悪しではなく、競技の特性、自分の体格などを考慮して回旋軸を作るフォームを作る参考にしてください!

今晩はウィンブルドンテニスも錦織圭選手が一回戦に登場します!
大坂なおみ選手、奈良くるみ選手も深夜ですが一回戦に出ます。
※女子選手の苗字、都道府県名みたいですね。

また寝不足の夜が続きそうです…

HP⇒https://www.hamachou.jp/group/rits.html