意思と決断力と効率の良さが大切
私はどうしても行きたいと思う大学が決まっていました。そのため、その大学に落ちてしまったら浪人覚悟でいました。
それだけ強い意志でいたのが合格できた秘訣だと思っています。
それでも、youtubeの動画を見たりしてどうしても勉強にやる気が出ないこともありました。
そういった時は、大学へ足を運ぶことにしました。
実際に大学を訪れて、この大学に行く自分を想像しました。
そうすると、不思議とモチベーションがあがるものです。
直接行くことの出来ない場合はパンフレットなどを見て想像することをおすすめします。
私は、社会は世界史を選択していたのですが、どうしても世界史が苦手でした。
ギリギリまで世界史を勉強していましたが、センター試験の半年前に世界史を諦めて地理を選択することにしました。
世界史が足を引っ張り、模試ではC判定だったのですが、地理を選択することによってB判定までにすることが出来ました。
時にはこういった大きな決断も大切だと思います。
地理を勉強する時間は半年しかなかったので、普通に勉強するのは無理でした。
そのため、地理は過去問題を中心的に勉強しました。
机に大きな世界地図を貼り、調べた国は色を塗っていきました。
そうすることで、自分がどの地域に強く、どの地域が弱いのか一目で分かり、勉強するべきところが分かりました。
このように、いかに効率よく勉強出来るかが受験勉強には大切だと思います。
生真面目さより、効率の良さが合格への近道だと思います。
私は、勉強時間はそこまで多くなかったと思いますが、意思と決断力と効率の良さは誰にも負けない自信があります。
そして、この意思と決断力と効率の良さで合格することが出来ました。
受験勉強が辛いと思っている人には、必ず明るい未来がくることを信じて頑張って欲しいです。
優等生だって楽じゃない
私の大学受験は通っていた高校の連携大学への指定校推薦、所謂内部進学と呼ばれるものでした。指定校推薦は多くの方には馴染みのない言葉かと思います。
そしてイメージの通り、その他の一般入試、AO入試よりも合格する確立が高い受験方法です。
更に指定校推薦の中でも内部進学だったので、学内試験と面接さえクリアしてしまえば合格したのとほぼ同じです。
私の場合は専門系の大学でしたので、筆記試験は全くありませんでした。
ここまで聞いて、恐らく一番簡単な方法だと思われるでしょう。
しかしこの受験には盲点があるのです。
それは、高校3年生に上がって数カ月以内に願書を提出しなければならない事、推薦を受ける大学以外には願書が出せない事です。ダウンロード
私は高校2年生の前半で既に志望校を決めていたので迷いなく願書を提出しましたが、友人の多くはこの条件に悩んでいました。
3年生の初めには志望大学を決めていなければならないというのは、確かに中々厳しい条件だと思います。
更に推薦枠というのは成績も勿論ですが、それ以上に生活態度がものを言います。
私は運よく真面目がしか取り柄のない様な生徒だったので、選考からは漏れませんでしたが、1・2年生の間は遊んで、3年生になってから受験の為に生活態度を改善すればいいと思っている学生は案外多いのです。
斯く言う私も校則で禁止になっているアルバイトをしていたので、実は知っていたのに目をつぶってくださった担任の先生には感謝してもしきれないのですが。
高校に入っても推薦の事を考えて遊べない生活なんて楽しくないと思われるかもしれませんが、実はメリットがあります。
入試時期が早いので高校生活最後の年のほとんどを大手を振って楽しめるという事です。
私は夏には受験結果が出ていたので、体育祭も学園祭も晴れ晴れした気持ちで楽しめました。
人の不幸は蜜の味とはよく言ったもので、学友達が受験に必死になっているのを横目に楽しく過ごすというのはこれ以上ない優越感に浸れました。
要するには、どんな方法も受験に楽な道はないという事ですね。