商業科出身の私の大学受験 | ハマさんのブログ

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2023/8/14

商業科出身の私の大学受験

私は田舎町の出身です。

高校は地元の公立高校を卒業しました。

中学1年生の時に、たまたまテレビで観た競馬中継で衝撃を受けて、「競馬のジョッキーになりたい!」と思って過ごしていました。

中学校を卒業する時に両親に頭を下げてお願いをしましたが、当時は今と違って世間の評判も競馬)というイメージが強くて、私の思いは叶いませんでした。

もともと高校へ行く気持ちはなかったので、馬の勉強は積極的にしていましたが、学生である基本的な勉強は全くといってよいくらいしませんでした。

元来勉強は好きな方ではなかったので、ジョッキーになりたい夢がなくてもしていなかったと思います。

当時は高校受験は5科目500点満点だったと思いますが、私は200点を取るのが精いっぱいの学力でしたので、地元の高校へは合格が出来てもギリギリだろうと思っていました。

そんな事もあり、普通科よりも少し基準が低い商業科を受験して何とか合格することができました。

3年間の高校生活はとても楽しかったのですが、何せ「競馬のジョッキーになりたい」という人生目標を無くしてしまっていたので、高校を卒業した後の青写真が全く見えていませんでした。

父親からは、どこかの大学にでも行けるのであれば受験をしてみるように言われました。

私は、高校へもようやく入って、特に勉強はしていなかったので成績も学年でも下の方だったと思います。

まして商業科となると普通科の人とは学習をしてきた学科も内容も違うので、大学受験など考えた事がありませんでした。

2校の大学を受験しましたが、どちらもほとんど出来ていない感触がありました。

1校は予想通り落ちました。

もう1校は合格が出来ましたが、おそらく試験問題はほとんど出来ていなかったと思います。

ほとんどの受験生が合格したのではないかと思います。

世間でいう3流大学でしたが、大学へも行かせてもらいました。

ただ在学中の間は、頭の隅のどこかに「こんなレベルの低い大学生のままでいいのかな?」という後ろめたさを常に感じていました。Hey動画

私の大学受験の思い出は、人生に前向きになれない頃に自分に対しての自信の無さが最高潮だった時代でした。

マークシート方式のテストで使う数学の公式

数学の世界には、たとえば大学では当たり前のように公式として使うのに、高等学校では使ってはいけないというものがいくつかあります。

しかしこうした裏技が、ここというときには効いてくることが多いのです。

たとえば数学のベクトルにおいては、「内積」というのは習いますよね。

2つのベクトルの垂直条件は、両者の座標ベクトル同士を縦にかけ算して足した結果が0になれば内積=0となって、互いに垂直であることが証明できます。

しかし「内積」は習っても「外積」は習うことがありません。

この「外積」というのは、2つのベクトルの座標を斜めにたすき掛けして引き算をするのですが、その結果が0であれば「外積=0」となって両者は平行であることが証明できるのです。

また外積の値は2つのベクトルが作る平行四辺形の面積ですから、それを2で割れば三角形の面積ということになります。

この外積を知っているととても便利ですし、問題を解く時間がかなり短縮できてしまうのです。

しかし記述式の答案にこの外積を使うとバツにされてしまいまうので、マークシート方式など、答だけ出せばよいような場合に使うことをおすすめします。

同様の理由で行列に出てくる「ケーレーハミルトンの定理」も一般的には認知されていますが、高等学校では公式として使えないことになっています。

しかしこれを使うと答がすぐに出てきてしまうような問題もたくさんあります。

もったいないですよね。

こんなに便利なのに。

ですからこれも、マークシート方式のみで使えばかなり有効な武器になりますから、覚えておいて下さい。

ちなみに私はこれでセンターテストの数学は満点でした。

ぜひ活用して下さい。


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