前回までは開局に向けての記事を書いてきましたが、趣味というものは一筋縄ではいかないもの。いろんな切り口がありますので、季節の話題から。
アマチュア無線のイベントは全国各地で行われていますが、東京で行われる「ハムフェア」はその中でも一番規模が大きいイベントです。
以前は、毎年夏休みの後半、ちょうどこの週末当たりに行われることが多かったのですが、オリンピック等の関係で昨年、今年は8月に設定されていません。(昨年はコロナ禍で中止でしたが)
今年は、10月2日(土)、3日(日)と東京ビッグサイト西3・4ホールで実施されます。入場料はJARL会員は1,000円、一般は2,000円ですが、22歳未満と女性は無料となっています。
では、ハムフェアに行くと何があるでしょうか。
まず、JARLのコーナー、ここでは電子工作もできます。キットは有料ですが、指導員が見てくれますので、はんだ付け初心者の方でも安心です。こちらは人気コーナーですので、早めにいかないとキットが売り切れてしまうことがあります。
次にメーカーのコーナー、以前に紹介した無線機メーカーは一通り出ています。現在発売中の無線機を直接触れる機会ですので、ぜひ触ってみましょう。説明員もいますので、わからないことは質問できます。
その次は、販売店。いくつかのハムショップが出店しています。ショップよりも安く販売していることがほとんどですので、すでに購入する機種が決まっている場合は、安く購入できるチャンスです。
最後にクラブコーナー、ハムフェアの常連さんの中では、こちらがメインという方が多いのですが、結構「濃い」領域ですので、紹介は最後にしました。クラブコーナーでは、中古の無線機を販売するところが結構多いです。不動品から完動品まで、さまざまなものが売られています。以前にオークション等での購入は控えたほうがいいと書きましたが、対面販売ですし、話もできますし、心配事があれば聞いてみましょう。安いにはそれなりの理由がありますので、しっかりと確認し、それでも大丈夫と思えば、購入しても良いと思います。そのほか、オリジナルのアンテナとか、電鍵とか、いろんなものがありますので、見ていても楽しいです。
ここで紹介した以外に、講演会とか、自作品コンテストなど、見るものもたくさんありますので、行って損はないと思います。
※新型コロナウィルスの感染状況次第では、イベントが中止になることもあります。最新情報は、以下のページも確認して下さい。