【初心者向け】QSLカードの交換 | はじめてのアマチュア無線

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アマチュア無線を始めたばかりの方、あるいはン十年ぶりに再開局された方、アマチュア無線のイロハを解説するブログです。

テキストのみでわかりにくい部分は、後日、画像を入れます。

 

アマチュア無線の交信では、交信の成立の証として、「QSLカード」を交換するという文化があります。

このQSLカードには相手局のコールサイン、交信日時、周波数、モードといった照明に必要な情報のほか、自局のコールサイン、運用場所(最低、市区町村まで)といった情報を記載します。
 

QSOの際に「カードはビューロー経由でご交換をお願いします」とか言われたことはないでしょうか。

JARL経由でとか連盟経由でとか、島根経由でとか言われる方もありますがすべて同じ意味です。

(島根は、JARLのQSLビューローが島根県にあるのでそういわれます。)

 

QSLカードは、1枚ずつ郵便で相手局に送るのではなく、上記のようにビューロー(日本の場合はJARL日本アマチュア無線連盟)に一括して送付することで、相手局に届けることができます。但し、日本国内は、JARLの会員局向けのみ、海外局については、海外のビューローが開設されている国のみとなります。送れなかったカードは返却されることはなく、処分されてしまいます。
 

まれに、「ノーQSLで」と言われることがあります。相手の方がカードを発行していないとか、JARLに入っていないとかでカードの交換はしませんという意味です。そのような場合はこちらから送る必要はありません。

 

更に、「eQSL」でとか「hQSL」でという方もいます。これは、電子QSLでそれぞれ登録が必要ですが、最低限の機能は無料で提供されています。電子QSLは紙と違い、時間がかからない(早い場合はQSO終了後すぐに来る)とか、紙ではないのでエコであるとか様々な理由がありますが、いずれにしても時代の流れでしょう。何が良いというのはありませんが、紙であれ、電子であれカードがどうしても欲しい場合は、電子QSLも複数登録しておいたほうがいいですね。