カエルは動いているものしか見えない。と言います。
つまり、エサである虫が微動だにしないと、全く見えず捕獲できないというわけ。
動いたものをエサだと思って(思ってるかは分かりませんが)舌をベロ~ンとするのですね。
逆に天敵であるヘビは”静止”して、カエルを捕獲する隙を窺います。
でもカエルにはヘビが見えていないので、逃げません。
ヘビに睨まれたカエルは、実のところ暢気に過ごしているのです。(きっと)
このように、動いている成分だけ抽出して映像にする技術が、
MPEGだったり、H.264という動画圧縮技術です。
さて、人間の眼はどうなのでしょうか。
やっぱり、カエルと同じで静止しているものは見えないのです![]()
ほら、1点を集中して見てみてください。見えなくなってきませんか?
なかなか難しいでしょう。
実は、眼球は不随意筋によって、細かく動いているのです。
細かく動かすことで、見えているのです。
これを証明するために、静止画を投影した画面を用意し、眼球の動きを精密機器で検知し、静止画をその動きに応じて動かすという実験をしたそうです。
実験は成功。見えなくなったと言います。
ところで、世間は3D映像に興味が行きがちですが、年齢制限があるのはご存知でしょうか?
一般的には、6歳未満はご使用を控えてください。とあります。
本当は10歳未満とするべきという研究結果もあります。
なぜなら、人間は五感を活用して多くの情報を得ており、
中でも視覚は、他の器官よりも多くの情報を取り込んでいるからです。
幼少期は、眼からの情報が非常に大切ですから、ほぼ100%視覚に頼っています。
成長するに連れ、触覚、聴覚、嗅覚、味覚が発達してきます。大体、五感の機能が完全になるまでに、この年齢かかるということです。
故に、3Dという左右の眼それぞれに大量の情報が送り込まれ、幼児の脳がそれを受け止めるだけの能力がまだ完全でないために、オーバーフロー、つまり情報過多で脳がダメージを受けますよ、ということなのです。
ピカチュウの電撃程度で、てんかんを起こす現象があったくらいですから、3D映像は脅威です。
短時間に大量の情報を脳に送り込まれた結果、ハングアップしてしまったということでしょうか。