こんにちは!
お久しぶりです、Sunnieです
だいぶ月日が流れてしまいましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は思っていた以上にこの自粛生活で、あらゆる(言ってしまえば)無駄な欲がなくなり、本来心と身体が求めていたことが明確に見えてきたり、こういう人になりたい、こういう事をしたいと心の整理するいい機会になっています。
今日はそんな中でふと思った、シンプル生活について少し綴ります。
というのも自粛を始めてからひたすら自宅にいますが、家に物があることで起こるモノに左右されるストレスを全く受けない事が、どれほど楽かという事を今この自粛期間実感しているからです。
この自粛生活を、昔の私の部屋でやっていたら、、
おそらくストレスだらけだったと思ったからです。
今のお家で穏やかな気持ちで自粛出来ている一つの理由は、住まい環境をシンプルに整えているから。これが本当に大きいです。
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少し昔の話をします。
私が25歳を越えたくらいの時、普通の若者のようにファッションが好きで、洋服を買うのが好きで。
流行り物にはあまり興味がなかったから雑誌を買い漁ることはなかったですが、とにかく服も好きだしボディケアや香水といったアイテムも大好き。
DIYも好きだし音楽も好きだし、次から次へと必要だと思うものや欲しいものを買い漁り、、、。
実家暮らしだった事もあり自分の収納スペースは限られるし、でも小さな時の写真とか卒業証書とかアルバムとか、捨てられないものは増えていくばかり。
そのうち実家の小さな自分の部屋が、好きな空間ではなく大量の物置のように感じてきて、好きなものに囲まれてるから満足感を感じる反面、物に支配されている感じがして、どこかでストレスを感じていました。
畳んだ服はぎゅうぎゅうに入っているから、着たい時にはシワだらけ。なんでアパレルショップの服は同じように畳んであるのに、シワにならないかな、、と思いながら、急いで朝アイロンをかけたり。服が多いからそうなっている、という発想よりかは、どうすればこの服を綺麗に収納できるかと思い、収納ボックスを増やしたり。そうしてまた部屋のスペースを取る。
とにかく収集グセが凄かったのです。
私の人生がモノに支配されていると思うようになった頃、出会った本がありました。
最近よく聞く、ミニマリストの方のある一冊の本です。
その当時はミニマリストがこんなに一般的な言葉になると思いませんでしたが、とにかく私にとっては釘を刺されるような内容で、一気読みしたのを覚えています。
その本を読んだ後、どれだけ私の心に自分が好きで集めたものがストレスを与え続けていたのか実感しました。
その時に私の日常に溢れていた物欲が、すっとなくなり
もっと洗練されたシンプルな人生を送りたい。
と思うようになりました。
物が無い事=ミニマリスト
ではなく、自分が本当に必要であり、なおかつずっと長く自分の側で生きられるものを大事に使う事がミニマリストであり、ものがなければいいというわけでもない。と私は信じています。なので、細かな持ち物個数制限などはしませんが、本当に自分のお気に入りだけをそばに置く。となると、そんなに大きな数字にはなりません。
その本に出会ってからは、物に支配されている自分を解放したいと思うようになり、定期的に持ち物の整理を始めました。よく部屋の底が抜けなかったな・・・と思うくらい、私の部屋はモノに溢れていて、ゴミ袋の数は今までで合計何袋でしょう。。30袋以上はあったと思います。
それにプラスして大量の書類や本、ネットサイトで売った捨てるには勿体無かった綺麗なものや、少し値段の張ったもの。それらを合計したら、おそらく相当な量です。
整理整頓は好きだったので、部屋はパッと見た感じは汚くなかったと思います。DIYも好きだったから家具の色を塗り替えたりデコレートしたり。ごちゃごちゃしてるけど見た目が可愛い部屋を目指してあれこれやっていましたが、やはりそういう部屋ってずーっといると疲れてしまうんですよね。心の中もごちゃごちゃしている気がしてしまって、それがストレスだったんだと思います。
それぞれ好きで買ったものが多かったので、心苦しく悩みながら手放すものを決めかなりの量の断捨離をした後、心がとーっても息のしやすい居心地さを感じていたのを今でも覚えています。
まるでモノの呪いに解き放たれたような、フワーッとした感覚です。
タンスの空きスペース分、自分の心にもスペースがある。
と思えるようになり、あんなに好きだった洋服を買う事もパタリとやめてしまいました。
今はおそらく洋服を買うのは年に1回。持っているアイテムがダメになってしまった時や、クタクタになって着れなくなってしまった時だけ。古いTシャツをパジャマにする、というのもやめました。パジャマはパジャマで、上下揃っているものだけ。古いTシャツはもう、ありがとうをして処分します。セールや⚪︎%オフのキャンペーンにも、全く興味がなくなりました。
欲しいタイミングが被り、吟味していたアイテムがセールになるのであれば、もちろんそれほどラッキーなことはありませんが、セールだから何か買わなくては。の気持ちは一切なくなりました。
洋服に関しては、今は限られたスペースから出てしまう分量は、絶対に持たない。と決めています。
カナダのお家では、4段あるタンスをルーミーさんとシェアして使っていますが、こんな感じでパンツもTシャツも畳んで一段に収納しています。
普段着、仕事用の服、運動用の服など全部ここに収めています。
クローゼットにはセーターやコートをかけていますが、あまり持っていないのでクローゼットはそこまで使いません。
この間実家に帰った時も、この畳み方でタンスの中を整理しました。カナダにいる時、日本の家でずっとタンスに眠っている服は、つまり何年も着ていない服なので本当は全部破棄してもいいかなというところなのですが、その中でもカナダに持ってこなかったお気に入りもあるので、それだけ残して綺麗に畳み直してきました。
日本に帰るたび、必要ないなと思うものは処分するか、使えそうだなと思う消耗品はカナダに持ってきて、今使っています。なのでここ数年自分の収集グセの対象であったアイテムの買い物はほとんどしていないですが、今でも不足分なく使えています。
どれだけものを買っていたのだろう。。
ものが少なくシンプルだと、掃除も楽です。
ものを探すという行為も無くなります、どこに何があるのか全てを把握できているからです。
部屋が汚くて嫌になることもないです、そもそも汚くするほどのものがないので汚くなりません。
朝着ていく服で迷うことも、着ていく服がないと思うこともありません。服が少ないと、頭の中で自分のワードローブ管理をしているので、もう組合せが決まっています。
ものが少ない分、カテゴリー別のそのもの一つ一つが必要不可欠になります。毎日使う分愛着が湧くので、大事に使おうと丁寧にものを扱うようになります。
部屋の乱れは心の乱れ。
これは本当だと思います。
部屋がすっきりしていると、心も穏やかです。
なのでもし、自粛中少しイライラしたり、買いたいものがあるのに買いに行けなくてムズムズしたり、少しでも心の落ちつかないストレスを感じているならば、持ち物を見直しをしてみるのはどうでしょうか。
家にいる方で、今パッと見えるものをチェックしてみて、全てのものに愛着が湧きますか?それとも、こんなの持ってたなーとか、これ使ってないなーとか、久々にそのものの存在に気づいたものばかりでしたか?
部屋や住まい環境を整えるということは、心のスペースを空けてあげることと同じです。
ぜひこの自粛期間の時間を有効に、住まいの見直しをしてみてください。
本来家は本当の自分をさらけ出してリラックスできる場所であるべきですから。自粛の引きこもりでストレスを抱えているのであれば、ぜひチャレンジしてみてください!
最近お気に入りのトウモロコシのおやつ。
おやつといっても結構お腹にたまるので、パソコン作業をする時に作って食べながら作業しています。
素敵なおうち時間をお過ごしくださいませ