前回よりも更新頻度が上がってる!(ただし3クール遅れ)

 

・・・はい!ということで、今回は2018年6月までに放送が終了された、または公開されたアニメの中からおすすめを紹介します!

 

 

1.リズと青い鳥

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「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ作品ということで制作された本作ですが、ベースがユーフォなだけで描き方やテーマは全く異なるアプローチになっています。そうですね、「たまこまーけっと」と「たまこラブストーリー」くらい違いますね。更に言えば絵柄も結構違うので、ユーフォの発展形を期待していた人には合わない場合もあるかもしれません。その辺りはトレーラー等で事前情報を少しだけ入れておくと良いかもしれません。

この作品の私の好きなところは、かなり「間を大事にしている」ところです。無言の場面が多かったり、視線の追い方とか、そういうところでキャラの感情を表現しているところが面白かったです。メインキャラである鎧塚みぞれが元々無口なこともあるので、こういう演出になったのか、それともユーフォ2期から急に出てきたみぞれを「リズ」ありきで温めていたのか…。私も詳しく調べてはいないのですが、「劇場版ユーフォ2(総集編)」では全く出番の無かったみぞれが、この作品でこんなに良いキャラになるなんて思いもしなかった。そういう意味ではユーフォ本編を通して見てから本作を見た方が面白いとは思うんです。ただ単体でも十分面白い作品だと思うので、ユーフォ未視聴からのリズにハマった人の感想とか聞いてみたいですね。

ユーフォと違う点では、ユーフォが割と群像劇だったのに対して、この作品は「みぞれ」と「のぞみ」の二人にガッチリ焦点が当たっているところでしょうか。分かりやすく「陰」と「陽」の二人の関係性が絶妙で、ただの陰と陽だったのがどう変化していくかが見どころです。

私は運良く友人が舞台挨拶のチケットを取ってくれて、東山奈央さんと種崎敦美さんのお話を直接聞けたのはとても良い機会でした。上映前の舞台挨拶だったので、ネタバレをせずにいかにこの作品の魅力を伝えようとするも苦戦しているお二人が素敵でした。私も今、ネタバレをせずにこの作品の魅力を伝えるのを苦戦しているように…!苦戦が故に文章が長くなってしまっているように…!

個人的に好きなのは、黒沢ともよさんの演技はたった一言でも「黄前久美子」がしっかりと表現されていた事!黒沢ともよさんをより好きになる作品でもありました。

 

 

2.SNSポリス

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SNSをやってる人、特に…自分の好きなSNSと苦手なSNSがある程度区別できている人には刺さる「思っているけど強く言えない」SNSあるあるを一刀両断してくれる爽快感が面白くて好きです。作品としてテンポが良く、BGMもかっこいい。ゆるめの3Dモデルが内容を適度にマイルドにしてくれているのも良いところだと思います。

ただ残念だったのは、テレビ放送は全9回にもかかわらず途中から。翌週のAパート用の絵コンテを今週のBパートに声を当てて放送して…というものでした。当然ながら絵コンテだけじゃ面白さは半減なので、録り溜めているならすぐに消して翌週分を見るでしょう。この時間がちょっと無駄だったかなと思います。ただこれはテレビ放送に限ってのことなので、配信サイトでは「全6話」として再編集されているのでこの点の心配は不要かも。

ズヴィズダーの喫煙者回と同様にスカっとした気持ちになれるでしょう!

 

 

というわけで2018春アニメからは2作品を紹介させてもらいました。全く毛色の違う2作品なので、自分の中での「面白い」がまだよくわかっていません。今でもテレビ放送アニメ全作品を(一応)見るきっかけになっているのは嬉しいことです。たとえそれが3クール遅れになろうとも!おかげで「これにはハマらないだろう…けどとりあえず見るか」の精神で、結果ドはまりすることも多いので、私にはまだ食わず嫌いは早い気がします。

 

次回は2018年夏アニメ、2クールアニメも多いので次は更新に時間かかるかもしれません。

 

 

P.S.

近況!2019冬アニメの3話までのおすすめ作品リスト

「約束のネバーランド」話の設定はかなり大風呂敷だが、それが徐々に明らかになるのが面白い。作画も声優も安定していて、安心して見ていられる内容かもしれない。

「盾の勇者の成り上がり」1話Aパートの時点で胸糞展開が予想されて最初は見ていてつらい。作画や動画が良いのでなんとか3話まで見続けられた印象。3話でのまとめ方は本当によくて、初回1時間にしなかったら上手くまとまらなかったと思う。

「上野さんは不器用」初めてスマイラル作品で「いいかも」と思った作品。フェティッシュでありながら、自らがんじがらめになっていく上野さんがかわいい。

「どろろ」ベスト・オブ1.5倍速。

「revisions」3Dアニメで、少し固い気もするけどカクツキなくスムーズな描画が良い。主人公のみ性格がイタいのがアクセントになって良い。

「ドメスティックな彼女」昔からある「ひとつ屋根の下」的な展開。3話の引きが良かったので、4話を見ちゃう。今後の展開次第。

「かぐや様は告らせたい」絵がきれい。かぐや様かわいい。まだ、それだけ。

 

2019年の冬アニメが始まっているのに、2018年の冬アニメの感想を今言う。今言う!!

 

・・・はい!ということで、今回は2018年冬に放送が終了した作品の中からおすすめのアニメを紹介していきます!

 

 

1.宇宙よりも遠い場所

この作品は端的に言うと「女子高生たちが南極に行く」っていうお話なんですけど、この「南極」があまりに私が想像できていなさすぎて、「荒唐無稽なテーマ」になっているんじゃないかな、というのが3話までの感想でした。「あとキャストは豪華」「作画はクセが強い」などなど。3話まで見終わった段階で、視聴継続か、やめるかで少し悩むくらいだったんですが、結果的に見て大正解だったなというのが全体の印象です。

メインキャラ4人のバランスが丁度良くて、見終わった後にこの4人が好き好きでしょうがなくなっています。

南極への道中はめちゃめちゃ長くて、道中が長くなる分だけ、南極に居る時間が減るわけなんですよ。(1クールアニメ的なお話)

この道中にも色んなドラマがあったり、着いてからも色んなドラマがあって、残り3話とかの段階で「え、これどうまとめるの?」「えぇぇ…終わっちゃう…終わっちゃう…」ってなりながら、惜しみつつ最終回を迎えた人が多かったのではないでしょうか。

このクールの中の作品では、頭一つ抜き出ていた印象の作品で、私は大満足でしたし、たくさん泣きました。

 

 

2.ゆるキャン△

この作品は、作品を通り越して実際にキャンプを体験する人を多く生み出した作品で、それがニュースになったりもしましたね。

実際私はこの作品を見てキャンプしたいとは思わなかったんですが、この作品の何より素晴らしいところは「女の子が美味しそうに食事をする」シーンが多かったところかなと思いました。その描写がとても上手なのと、背景に力が入っているので、「こういう場所で食べるキャンプ飯は美味しそうだ…」ってお腹のすく作品でした。

ストーリー自体は、間のとり方が非常によくて、1話に詰め込みすぎない丁度いいバランス、そしてつい次話を見たくなってしまう展開が面白かったと思います。この「つい」が良いんですよね。

最終回に向けた布石みたいなものを途中からバンバン感じると思うので、そこを咀嚼しながら「ああ…終わっちゃう…」ってなって、最終回は割とうっとりして見ていました。

そんな中、8話の作画だけズッコケるので、そこだけは薄目で見るようにしましょうね。うんうん。

 

 

3.りゅうおうのおしごと!

最初に連想したのが「ロウきゅーぶ!」の将棋版。豚部分を押さえつつ対局の演出が良くて面白かったです。放送後の5分番組「りゅうおうのおしごと!~かんそうせん~」含めて楽しめた作品でした。

終盤に多く出てくる「名人」にキャラクター性を持たせないことにモヤっとはしたんですが、全体的に対局は面白かったです。とは言っても将棋知識一切無い私の感想なので、実際に将棋をやっている人は対局に違う感想持ってるかもしれませんが。

そこはとりあえず置いといて、感情を揺さぶってくる展開で、手に汗握っていることが多かったくらい演出は素晴らしかったと思います。ヒロインも皆魅力的に描かれていて、これ!って一人だけ上げるのが難しい良ハーレム(?)アニメでした。

 

 

というわけで2018年冬アニメから3作品を紹介させてもらいました。2018年の1クール目から3作品ってのは良いスタートだと思います!「よりもい」は一気に見たい作品で、「ゆるキャン△」はまったりじっくり見たい、そんな対比のある作品だったと思います。

それでは次の2018年春アニメの感想でお会いしましょう。

 

 

P.S.

近況!

ひっさしぶりに格ゲーをやりました。「ストV」をやったんですが、面白かったです。発売から2年経ったというのは少し驚きなんですが、4日間で15時間もプレイしてしまいました。格ゲーセンスは無いのでランクも900~1200くらいをいったりきたりくらいの下手さなんですが、それでも十分オンライン対戦を楽しめたのは新たな発見で良かったです。レインボー・ミカがまぁかわいい。CV五十嵐裕美さんで10倍かわいい。

「もう2018年11月なのに、2017年の総ざらいをしようってんですかい?」

 

はい。

 

「今更感めちゃめちゃありませんか?」

 

はい…そっすね。

 

 

 

・・・はい!ということで1年遅れになりそうでぎりぎりならなかった、だからセーフ!という信条のもと、2017年アニメの個人的ベスト10を書いてみようと思います!個別の感想は各シーズンに書いたので、2017年のまとめということでサラっとちょっと視点を変えた感じで書いていきます!

 

 

※このランキングははるあの完全主観による2017年に公開・放映された(放送の終了した)アニメのランキングです。お察しください。

 

10位:進撃の巨人 Season 2

もう今3期が終わってるんですけど・・・まぁまぁそんな事もあるじゃないですか!あるある!

なんと言っても「進撃」の素晴らしいところは戦闘シーンの動画がまぁぁぁぁぁ綺麗。めちゃめちゃアツい戦闘シーンなんですけど、「ちょっと戦闘は置いといて、今のシーンをコマ送りでもう一度見てみようか!」ってなります。戦闘シーンが待ち遠しくて、話の展開を知りたくて、つい1.5倍速で見てしまう。戦闘シーンは等倍。きっとあるある。

 

 

9位:アホガール

とにかくテンポが良いギャグアニメ。普通に話が進んでいても「なんかあるだろ…」って期待させたり不安にさせたり、それにちゃんと応えてくれる作品で大好きです。何も考えずに頭からっぽにして見たい作品。

 

 

8位:宝石の国

3Dの独特な味が作品とマッチしている作品。少し恐怖感を煽る展開も面白い。ただこれめちゃくちゃいいところで1期終わるんですよ。右肩上がりの途中で終わるので「え、あと放送時間5分しか無いけど、これ話まとまるの?まとまらないよね、終わるよね?このままいいところで終わるよね?ああ終わる・・・終わる・・・終わったー!」って感想でした。多分近い人多いんじゃないかと思います。アニメ1作品として満足感が高いとは言えないけど、その分2期への期待が高い作品だと思います。

 

 

7位:徒然チルドレン

15分アニメに短編の恋愛作品をぎゅーっと詰め込んだ作品。各々が各々のラブストーリーを展開していくんですけど、微妙に横の繋がりがあったり、話を空けて(時間が経過して)またその二人の話が見れたり、話の盛り込み方が本当に上手いなって思いました。キャストも豪華、全キャラクターをおすすめ出来る珍しい作品。

 

 

6位:亜人ちゃんは語りたい

いわゆるモン娘もの、の中でもかなり変化球な作品だと思います。ハーレムもの・・・じゃないですし、恋愛もの・・・でなくもないけど、ドタバタ・・・はそんなにしてないし、どんどん新キャラ・・・は出てこない。モン娘あるあるなトラブルを主人公が解決するわけじゃなくて、亜人達同士で解決させる、主人公はそのサポートのような存在で、安心して見ていられる作品です。総合的な満足度はかなり高いです。

 

 

5位:おにゃんこポン

前回のエントリーで書きたいことは全部書けたので、別の事を。

声優さんの配置が上手いなって。この作品は声優さんと声優としては素人みたいな人を交互に配置していて、声優・素人・声優・素人・素人・声優・・・みたいな。キャラも人間じゃなかったりすることもあって、棒に敏感な私も「これはこれで・・・」って思える珍しい作品でした。

新感覚アニメを楽しみたい人にはぜひ!というかYouTubeチャンネルで全話見れる!

 

 

 

4位:サクラクエスト

2クール作品なんですが、中だるみの無い、でも1話1話が独立していて、ちゃんと面白い。だから焦って見る必要は無いのに、つい次の話をすぐに見たくなってしまう魅力のある作品。群像劇好きにもおすすめです。

 

 

3位:けものフレンズ

2017年で一番話題になった作品じゃないでしょうか。上がったり下がったり含めて。分かりやすい跳ね方として、アニメ以外の部分にも影響が出る事だと思います。のだめブームでクラシックを聞き、艦これブームで艦船を見に行き、刀剣乱舞ブームで博物館に行き、けもフレブームで動物園に行く。各々で降って湧いた特需に色んな政策を出していくのもニュースで見ていて面白いです。2017年で唯一リアルタイムで見た作品でもあります。(それだけ最終回のネタバレが怖かった)

この作品に関しても2017冬アニメレビューで散々書いたのでここまで!けもフレ2は、ある意味期待。面白くあってほしいし、面白くなくあってほしいところもあります。複雑。権利関係ぜーんぶ含めて、複雑!

 

 

2位:ヘボット!

カオスなアニメとして非常に面白かったです。ジュエルペットサンシャイン好きには「待ってました」な作品だったと思います。パロディの元ネタが分かれば面白いし、分からなくてもなんとなく面白いんです。これは結構重要なことなんじゃないかと思います。中盤のやや中だるみする部分は否めなくて、そういう点では「今回の話面白かったな」って回は、同じ脚本家だったりして、脚本家の腕とか好みが如実に現れる作品だったと思います。DVD-BOXの売り方も上手くて、こういう売り方すると、上手くいけばこんなに跳ねるんだなってびっくりしました。ジュエルペットサンシャインも売り方次第でもっと売れたんじゃないかなーって、ぼーっと考えたりもします。とりあえずヘボット、アリガッ・トウ!

 

 

1位:劇場版KING OF PRISM -PRIDE the HERO-

私が期待した本来のキンプリは、きっとこんな形。

キンプリが公開された時の感想は「私が見たかったプリリズRLの続編ではない」と思っていたんですが、その間口を広げたおかげでプリリズを見たことが無い女性を中心に跳ねて、おかげで今回のキンプラを見ることが出来たので、本当に感謝です。キンプラはようやくRLの続編を見たかった人向けがガッツポーズできるような内容になっていて、ようやくスッキリできました。私としては、こう・・・「ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・」って手を合わせながら見る作品。

 

 

ということで、2017年の個人的おすすめベスト10でした!今後の鑑賞の参考になれば幸いです。

衝撃度で言うと「ヘボット!」で、満足度だったら「サクラクエスト」かなって思います。キンプラはRLからの思いが乗っちゃって乗っちゃって。けもフレは最終回からのロスを「12.1話」という形で癒やしてくれた監督にただただ「ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・」ってなりました。

 

2017年は色んな思いが上下する年だったかなと思います。2018年ももうすぐ終わりそうなんですけど、私はこれから2018年1月からのアニメを見ますので、これからが2018年なんですよ。面白い作品とたくさん出会えるといいなーって!

 

 

 

P.S.

近況!

2018秋アニメ3話までのおすすめ作品リスト

「ゴブリンスレイヤー」1~3話までバランスが非常に良い。この3話見たら4話見たくなるよねって。

「転生したらスライムだった件」転生ものの中では変化球ながら自由度が高くて今後に期待大。

「SSSS. Gridman」3話まで絵が綺麗。伏線に期待。

「ひもてはうす」バウンスィらしい作品。アドリブパートをもうちょっと見たいと思わせるの大事。

「でびどる!」カクつきすぎじゃない?ただ声優さんめっちゃ豪華。

 

4月からお休みしてたソシャゲを再開しました。デレステだけ。

友人から貸してもらったデレ4thライブのBDがまぁぁぁぁぁぁぁぁぁ良くて!ちゃんと課金すればこんな素晴らしいステージを作れますよ!という・・・なんというか株主向けの発表会のような、自分以外の課金者とスタッフに感謝したくなるようなBDでした。

ステージが素晴らしすぎて、羨ましいと感じました。今まで見てきた予算をかけない、準備時間が明らかに足りてないライブステージにうんざりして、最近はすっかり声優さんのライブに行かなくなってしまったんですが、このデレ4th見たら考えがちょっと変わりました。何より強い意思で辞めたデレステを再び始めてじゃぶじゃぶ課金してるし5thのBD買ったし、とにかく今はデレの魅力に溺れている最中です。

2018秋アニメが放送開始しているというのに、

ようやく2017秋アニメのレビューする勇気をもっと評価してくれてもいいと思うって言う人は居ませんのでご安心ください。

 

・・・はい!ということで今回は2017年秋に公開された(放送が終了した)アニメのおすすめ作品を紹介していきます!

 

 

1.おにゃんこポン

おにゃんこポン様という神様が女子高生の悩みを盗み見て

「そんな時にはこの魔法のダンスだポン!」

って言って踊り出すんですけど、「悩みを解決する」と言ってる割には解決せずにただ踊って話が終わるという

「なんじゃそりゃ!」

ってツッコミを入れながら見るアニメ。なんじゃそりゃ。

最後までスタンスを崩さず、テンポの良さと実質2分半という短さが「もうちょっと見たい」と思わせて一気に見てしまう作品です。音楽も毎回違ってかなり良いところもおすすめです。見終わったあたりで、もうおにゃんこポン様かわいすぎてメロメロになってる。シュッシュッシュ!

ちなみに監督はgdgd妖精sの菅原そうたさん。おにゃんこポン様役に内田真礼さん。レインボーライブのわかなに近い声で「にゃんにゃん」言うおにゃんこポン様がどれだけかわいいか、見ればすぐ分かるはず。

YouTubeの公式チャンネルで全話見れるので、お時間ある人も無い人も見るべき。実質30分程で見れるので。そうね、早めにね。

 

 

2.宝石の国

3D独特の味が原作とマッチした作品で、3D特有のカクつきが少ない滑らかな映像は本当に美しく、更に演出やカットが素晴らしくて、相乗効果でとにかく映像美あふれる作品になっています。戦闘シーンはつい力が入ってしまうほど!

加えて声優陣はめちゃめちゃ豪華。キャラクター達は「少年」という事になっていますが演じているのは全て女性声優。その辺りのキャラデを含め中性的な描き方はフェティッシュにあふれていて、そこが好みの分かれる場所でもあると思います。黒沢ともよさんの演技がまたも光る作品。ユーフォに続きこの作品でも素晴らしい演技を見せてくれます。

原作が続いている作品のため、最終話はかなり「いいところ」で終わっています。はっきり言えばすっきりしない"1期"。右肩上がりで評価が上がりつつあるところで最終回になってしまうので、「いやここからじゃん!」ってつい思ってしまいます。このもやもやを晴らしてくれる2期に期待したいです。

※追記:

「少年」と書きましたが、性別は持っていないそうです。

 

というわけで2017年秋アニメの中から2作品を紹介させてもらいました。総合的な満足度で、僅差で「おにゃんこポン」が1位でした。

次の更新では2017年トータルでのおすすめ作品を紹介したいと思います!

 

 

P.S.

近況!

2018夏アニメ3話までオススメリスト

「進撃の巨人3期」やっぱ作画すごい。

「プラネットウィズ」主人公の立ち位置が面白い。

「アンゴルモア元寇合戦記」2話までなら。

「ちよちゃんの通学路」登場人物が友達含めて割とクズなのが面白い。

「あそびあそばせ」なるほど表紙詐欺。

これから2018秋アニメを3話まで見る。レコーダーの空き容量は全然無いよ!毎日が戦い!

去年の夏アニメを、今年の夏アニメが始まる前になんとか見終えることができました!

でも3クール遅れ…。

 

・・・はい!ということで今回は2017年夏に放送された(放送が終了した)アニメのおすすめ作品を紹介していきます!

 

 

1.サクラクエスト

この作品はOPから気合を入れて作られているのが分かる作品で、OPの動画がめちゃくちゃ良くて、このOP見るだけで「この作品は最後まで見るんだろうな」って感じ取ることができました。まずOPを見て!と言いたくなる作品。

この作品の良いところは、一話一話が結構独立して成り立っていて、焦って連続して視聴する必要は無いのかなという自分のペースで見て楽しめるところだと思います。ただ気になった回の続きは、つい連続して見てしまう…というバランスの良さが光る作品です。

後半から群像劇になっていくんですが、そこの一体感から最終回にかけて徐々に「ああ!終わる!終わっちゃう!」って寂しくなってしまって、私は最終話でちょっと泣いてしまいました。

たぶん私がSHIROBAKOの次に見たかった作品は、きっとこの作品。

 

 

2.徒然チルドレン

15分アニメなんですが、15分の中にものすごい量のショートラブストーリーを詰め込んだ作品。内容も、キャラクターも、キャストも、すごいいい!豚的にすごくいい!!

思わずニヤニヤしてしまうような作品の連続で、個々の話でありながら絶妙に横の繋がりがあるのが奥深くて面白い。

彼と彼女がその瞬間にどう思っているのかが同時に分かる演出が面白くて、会話じゃなくて考えてるモノローグが多い印象。同じ事を考えているのに一歩踏み出せない歯がゆさや、見栄や保険を張って感情がすれ違うのが面白いです。表情も絶妙に良いのでぜひ多方面から楽しんでほしい作品。全てのキャラクターが魅力的で、ここまで全押しできる作品は珍しいと思います。

 

 

3.アホガール

こちらも徒然チルドレンと並びの15分アニメ。

とにかくテンポが良くてキャラがかわいい作品です。名前の通りアホの子ばかり出てきますが、各々が違った魅力があって非常に面白いです。

ただただテンポが絶妙によくつい笑ってしまう、15分アニメの中では相当出来が良い作品だと思います。何も考えずに見れる、何も考えずに見たい。そんな作品。

OPが毎回違った演出でそこも面白いのでスキップせずに味わいましょう。

3話の「いやいやいやいや」をつい何度も見てしまう…中毒性がすごい。

 

 

というわけで2017年夏(に放送終了した)アニメの中から3作品紹介させてもらいました。3作品とも毛色の違う作品なのでぜひ見てほしいと思いました!

さて次は2017秋アニメ(2017年最終クール)になります!2018夏アニメも始まりますので、早めに3話目まで見て継続する作品の選別をしていきたいです!

 

 

 

 

 

P.S.

近況!

ニキちゃん人減ってやべーな!

追いついた…!一年前に…!

 

・・・はい!というわけでようやく1年前の、2017年春アニメのおすすめ作品を紹介したいと思います!もう6月なので…2018春アニメも佳境に入る中、1年前の作品をレビューするという…どんな熱量で見ればいいのか分からないと思いますが、どうか生温かく…はい、…ね?

 

 

1.劇場版KING OF PRISM -PRIDE the HERO-

春に公開された、ということで春アニメとして扱わせていただきます。

プリリズをいくら人に勧めてもなかなか見てもらえない事が歯がゆかった思い出がありましたが、前作キンプリのおかげで新たにプリリズに興味を持ってくれた方が女性を中心に非常に多くいました。キンプリから入る方が満足するのは映画として非常に素晴らしいと思いますが、プリリズRLの続編のような気持ちで見ると、前作キンプリのストーリー自体はプリリズRL好きにはちょっと物足りなかったんです。劇場版アイドルマスターとも似た感想。

ところが!今作キンプラでは、"プリリズRLファンが見たかった"内容にかなりフォーカスされていて、キンプリで話題になった「応援上映」にはそんなに向かないかもしれないんですが、私はキンプラが見れた事がただただ幸せでした。キンプリが跳ねなかったらキンプラは作られていませんし、プリリズ自体のキャラグッズが再び製作されることもなかったでしょう…。とにかくキンプリを支えた方々に感謝しながら見るエンターテインメントアニメでした。

 

 

2.「進撃の巨人」Season 2

1期の終わりからかなり長く待たされたように感じた2期でした。

次の展開を早く見たい、という思いからか通常シーンは1.5倍速で見てしまいました。もったいないというのは分かっていながらつい…つい…1.5倍速で見てしまう。

そして当然今季の作画ナンバーワンの戦闘シーンは等倍で見ていました。圧倒的な動画の美しさに大興奮。巻き戻してコマ送りしながら「ギエエエ!すんごい動いてるーーー!!エグい!エグい!!フゥーーー!ヒエエエェェーー!ギァーーー!!」とか言いながら見てました。絶叫したくなるような動画というのはこの作品くらいかもしれません。

物語のベールが徐々に剥がされていくあたりで2期が終わるんですが、次の3期はなんとNHKで7月から放送が予定されています。

NHKでもギャーギャー言いながら見れるような演出に期待しています!

 

 

というわけで2017年春アニメのおすすめ作品を2作品を紹介させてもらいました。2クールで夏アニメにまたいでる作品とかもあるので、その辺りは次回更新の「2017年おすすめ夏アニメ」で紹介させてもらいます!

 

 

P.S.

近況!

以前やってた「今季アニメの3話までレビュー」っていうのがあるんですが、更新があまりに遅いので中止しましたが、ここに書くことにしました!簡単にね!

「P5A」 作画綺麗、内容も面白い、曲もかっこいい。P4Aの作画がアレだったのでぜひこれをキープしてほしい。

「SNSポリス」 ダークホース。ウザめのSNSユーザーに面と向かって言えないことをズバっと言ってくれる爽快無双アニメ。

「キャプテン翼」 登場人物やべーやつしかいない。

「銀河英雄伝説」 キャラの掘り下げが良くてぐっとくる。

「多田くんは恋をしない」 作画が綺麗。きりもみ回転にコマ送り。

「ヒナまつり」 ベストオブ1.5倍速。

「ゴールデンカムイ」 着地次第。

「ビルドダイバーズ」 今後に期待。

いや短文でまとめようとしたらこんな感じになっちゃいますけど、どれも最後まで見ます!楽しみ!

 

キャプテン翼のED(旧OP)の歌詞がヤバすぎる。文字をじっくり追うと脳がちょっとクラクラする感じ。

1年ちょっと遅れてますけど、徐々に追いついていくことを高らかに宣言したいと思います!

 

更新します!たぶん!

 

改めて、2018年の初夏に2017年の冬のアニメをレビューする勇気を評価してほしい…評価はしなくてもいいから「懐かしいね」くらいの気持ちで読んでいただけたら幸いです。

 

 

 

1.けものフレンズ

この作品の最初の印象は、「とにかく色々と雑だな」という印象でした。動きの少ないOP、そんなにかわいくない3Dモデル、声優の棒っぷり、キャスティングの政治臭がひどい、などなどこの作品は「減点方式」で評価すればあまりにマイナス要素が多くて凡作かそれ以下の評価になると思うんです。ただこの作品は加点要素が異様に高い作品だったように思えます。

まず手法として上手いなと思わせるのが、声優の棒っぷりが際立つ2話。色んなフレンズを出したい(※ただし全て棒読み)という棒声優が苦手な私が一番頭を抱える内容で、「一応3話まで見るけど、3話で切るんだろうな」って完全に思わせる内容でした。途中に出てくるジャガーの声が津田美波さんなんですけど、津田さんの演技の上手さにホッとするんです。そのくらい「この作品を早く切りたい」って思ってるんです。ただこの時点でフックになってるのが到るところにある人間が居たと思わせる描写で、「ちょっと気になるな」が1話から徐々に大きくなっていくんです。「切りたい、でもちょっと気になる」「でもつまらないんでしょう?ヌルいんでしょう?」と、完全にこの作品を「ナメます」。べろんべろんにナメまくります。このナメた時点でもうこの作品から逃れられなくなっている事を後々気付く事になるんです。めちゃめちゃナメたことでハードルを一気に下げてから徐々に物語に引き込まれていって、最終話に至ってはネタバレをされたくないから私はリアルタイムで見ましたよ…深夜1時30分にリアタイするのなんて初めて、これで最後面白くなかったらものすごくがっかりするんだろうな…という、あんなに下げたハードルを最終回でMAXの高さまで上げるという振れ幅に今思えば愕然とするんですけど、ちゃんと期待した通りのスッキリする着地で…見終わったら拍手をしていました。ちょっと泣いた。

先述の通りこの作品はマイナス要素の多い作品で、途中で声優さんが上手くなるわけではないし、作画が綺麗になるわけじゃないんです。ただそれを補って余りある展開の面白さを提供してくれたことにただただ感謝をしたくなる、そんな作品でした。あとOP曲はすごく良かったですよ!朝出社する時これを毎日聞いて自分を鼓舞してたくらい効果のある素晴らしい曲でした!

というのが見終わって少し経った時の感想で、ご存知の通り今はけものフレンズの続編が絶望的でキナ臭い話もたくさんありますが、ただあの時リアルタイムで感じたあの素晴らしい思い出は忘れちゃいけないと強く思います。アニメをリアタイで見たいと思ったのはプリティーリズムレインボーライブ以来、約3年ぶりの事でした。今後もリアタイで見たくなるような作品と沢山出会えますように!

 

 

2.亜人ちゃんは語りたい

簡単に言えば「モンスター娘」が出てくるお話。「モンスター娘のいる日常」ではモン娘と主人公との関わりを描くことが多かった事に対して、この作品ではモン娘同士の横の繋がりを重視して描いている印象でした。モン娘ならではトラブルを主人公だけではなく、この横の繋がりを上手く使って解決していく事が非常に良いバランスになっていて、ドタバタコメディよりは、比較的しっとりと見ていきたい作品だと感じさせられました。足りないモノを補い合ってモン娘同士が仲良くなっていくのは見ていて非常に微笑ましいです。亜人がもし存在していたら…という世界での「あるある」を描く、言わば「ないないあるある」をテーマにしていて、そこで考えられる問題の解決策が、現実世界にフィードバックできることを作品を通して伝えたいのかなとも思いました。簡単に言うと偏見とか差別とか。

思わず拍手したくなる回が多くて面白い作品でした。

 

 

というわけで2017冬アニメから2作品を紹介しました。今思えばけものフレンズというムーブメントはすごかったですね。夏の終わりまでという限定的な盛り上がりでしたが、それでも普段動物園で誰しもがスルーする動物達が急にフィーチャーされるという…数年前に刀剣乱舞で似たような状況になったのを思い出しました。アニメを飛び越えて色んな事が起こるという分かりやすいムーブメントを見せて貰えて楽しかったです。

 

 

P.S.

近況!

前回書き忘れていたんですが、2017年11月にアニメイトカフェでやっていた「レインボーライブ」コラボカフェがすごく良くて…通った…通ったー!11日も通ってしまいました。改めて好きな事にお金を落とせる幸せさを噛み締めました。客層はほとんど女性で、予約が取りにくいため"同行募集"に乗らせてもらう事が何度もあったんですが、その過程で同行を断られまくりで心が折れそうになるんですけど、優しい方も多くてただただ感謝でありました。「オッサンですまん!本当にすまん!若い同世代の女の子とキャッキャ盛り上がりたかっただろうて、すまん!」って何度も思ったよ…?

キンプリ効果のおかげでこうして本編が終わって3年半経ってからコラボカフェが開催されることのありがたさを感じつつ、「ここ(アニメイトカフェ)に住みたい」と思わせてくれる"良いコラボ"であったと思います。店員さんも良い方がいっぱいで、特にヒロ様コスの店員さんが神店員だと思いました。私は今この人にお金を払いたいな、って思わせてくれる素敵な店員さんでした。またどこかのアニカフェでお会いできたら嬉しい。

 

いくら使ったかとか、そういう事はいいじゃないですか。まぁまぁ。

 

もし次回があるとするなら、きっとまたじゃぶじゃぶお金を使うことになると思いますけど、いいじゃないですか。まぁまぁ。

アニメブログが2~3ヶ月休んだらそれはもうほぼ閉鎖なんだと思います。

 

そんな中で帰ってきました!

 

「おまー!どのツラ下げて帰ってきた!?」

「ただただソシャゲに明け暮れていました」

 

「アニメは追いついたのか?」

「ソシャゲはほぼ辞めました。」

 

「アニメは追いついたのかと聞いているんだ」

「今2017春アニメを見ています」

 

「1年遅れてるじゃねーか!」

「サー!イェス!サー!」

 

 

・・・はい!ということでソシャゲを始めて、ソシャゲの沼にハマって、沼からようやく上がったら1年以上時が経過していました。浦島太郎さんもきっと龍宮城から帰ってきたら言ったんでしょうね。「今季の覇権なに?」って。

2018年が夏に入ろうとしている中で2016年アニメの総括をしようとしている勇気をどうか評価していただきたい!いや、評価はどうでもいいですけど、温かい目で見守ってくださいね!

 

※このランキングははるあの完全主観による2016年に放映されたアニメのランキングです。お察しください。

 

10位:昭和元禄落語心中(1期)

落語をテーマにした作品で、ある落語家の半生を描く作品なんですけど、何より何より落語を実際に披露するパートがあるんですけど、、アイドルアニメで言うところのライブシーンのようなもので、これが本当に見ものです。声優さんて本当にすごいんだなって感動します。声優さんが演じるキャラクターが実際に落語をしていると思わせる技量にただただうっとりとしました。

 

 

9位:Dimension W

作画、動画ともに高いクオリティで回り込むアングルの演出とかも非常によく出来た作品だと思います。やや大風呂敷だったり説明不足だったりする部分もあると思いましたがスタッフによるこの作品への熱意を強く感じられる作品だと思います。

あと特にヒロインのミラがかわいくてかわいくて。私はそんなにアニメ作品にキャラ萌えしないんですけど、このミラには心を奪われました。ミラの一挙手一投足が魅力的で声を担当した上田麗奈さんの演技も相まって、見た当時「10年に一人のヒロイン」とまで言っていたんですけど、それは今でもそう思います。

 

 

8位:Re:ゼロから始める異世界生活

私は基本的にどのアニメにも3話までで一度評価を付けて、その後最終回を見終わってもう一度評価を付けて記録しているんですけど、その最初の3話までの評価では今まで見たどの作品よりも高い評価を付けました。それは2018年現在でも更新されていません。

途中放送回に追いついてしまって、丁度主人公がかなり長い間(放送回で1ヶ月くらい)バッドに入り続けてしまっている時でその間私自身も鬱屈とした気分になってしまい爽快感という意味での満足感は低かった思い出があります。私が主人公に感情移入しやすいタイプだからかもしれませんけど、そこまでの同調していた感覚から主人公がどんどん離れていく感覚がちょっと気持ち悪かったです。今思えばそれだけ感情移入させられてた技量がすごいんですけどね。

メインヒロインのエミリアよりも、レムというモンスター級の正妻感を持つキャラクターが居た事もRe:ゼロというムーブメントを起こした原因の一つかもしれないと思っています。心を開かせた主人公に対する絶対的な包容力と全肯定。一度どん底を味わっている主人公が心揺れない訳が無い上に、現実から目を背けようとしている主人公に対して優しく道を諭す姿が非常に印象的で、人気が高いのも納得です。

先述の鬱屈とした中盤と、粗くなっていく作画含め、落ち込んでからのV字回復を、楽しめれば、乗り越えれば、きっと満足できる作品だと思います。

 

 

7位:NEW GAME!(1期)

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「がんばるぞい」のワードだけ知ってたくらいで、どんな内容か全く知らずに見た作品だったんですが、世界観と動画工房の相性が非常に良くて、何気ない場面で急に動画がグリグリ動き出すことに「え、ここで!?」って思うんですけど、作画はきれいなままだしキャラデザも良くて、結果的に「こんな何気ない場面で美しい動画が見れるなんて…!」という不思議な感動の仕方をしました。一見無駄に見えるかもしれませんが、こういう所が全編に散りばめられていて、それがこの作品の大きな魅力になっているんだと思います。

4コマ原作の作品はアニメの最終回での着地が上手くいかないイメージがあるんですが、この作品に関しては本当に上手い具合に着地して、すっきりしたまとめ方なのに、少し続編の可能性も残す絶妙な引きが高い満足度を得られた原因かなと思います。(その後2017年に2期が放送されました)

「がんばるぞい」だけじゃない!作品の魅力を動画工房がぎゅっと凝縮させた魅力的な作品です。

 

 

6位:僕だけがいない街

全体的に闇が常にこっそり顔を出しているような雰囲気が漂っているため、問題が解決の方向に向かっていても、「この後きっと嫌なことが起きるんだろうな…」という気持ちにさせる演出が感情を強く揺さぶる話でした。「このまま上手くいくはずが…」「ああ!やっぱり!」みたいな。

この放送の途中で作品本編が完結するんですけど、合わせてアニメも全て描ききったことで、最近のアニメ特有の「本編終わってないからふんわり着地するんだろうな」という感覚がありません。これは…非常に大きなことだと思うんです。

最後のまとめ方は非常によく、解決までの過程で起こる主人公を取り巻く環境の変化や、個々の感情・行動が胸を打つ作品でした。

 

 

5位:亜人(1期)

展開の読めない作品で、戦闘シーンなどが3DCG作品の非常に良いところを凝縮したような面白さです。1期は主人公よりも「佐藤」の話がほとんどなんですけど…これが…良いんです!「ザ・佐藤ショー」になっているんが、これが非常に爽快で見ていて面白い。

2期も確かに面白いんですが、まだ謎めいてる部分が徐々に明かされていくドキドキ感では1期の方がオススメかなと思います。

 

 

4位:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(1期)

ガンダムとしての戦闘シーンよりも、キャラクター達の群像劇が非常に面白い作品でした。私自身「ロボットがかっこいい」と思う感覚が無いため、ロボットアニメの戦闘シーンとか少し退屈に感じてしまう特殊なタイプのため、戦闘よりもキャラクター重視で話が進むオルフェンズはとても楽しく見ることが出来ました。キャラクターだけでなく、その背後にある政治や思想なども色濃く描かれていて、それがキャラクターの魅力に深みを増す良いファクターになっているのが印象的。

1期はすごく楽しめたんですが、2期の後半が個人的にはちょっと合わなかったかもしれません。

 

 

3位:甲鉄城のカバネリ

この作品は動画が本当にすごくて、2016年で一番コマ送りして何度も見た作品だと思います。そのくらい戦闘シーンの動画が美しくてついコマ送りをしてしまい、1話見るのに時間をかけてしまった思い出があります。

ヒロイン無名が非常に魅力的で、最初に圧倒的強さと美しさを見せておいて、徐々に弱い部分も出てきて、それを主人公:生駒がカバーしていくという、非常に良い関係が描かれています。主人公とヒロインは惹かれ合うんですが、イチャイチャせずお互いを信頼し合って距離を保ちながらストーリーが進んでいくのが…大好物でございました。本当に良い距離感で、素晴らしかったです。

 

 

2位:響け!ユーフォニアム2

 

2015年のおすすめアニメとしても2位に挙げた「響け!ユーフォニアム」の続編。1期が面白いとその分2期に過度な期待をしてしまうんですけど、それにもちゃんと応えた作品だったと思います。

未だに強引な水着回は「いる…?」って思っちゃうのは相変わらずなんですけど、その「いる?」っていうのをファン同士で笑い合えばいいのかな思います。なので序盤の評価はものすごく高いわけじゃ無かったんですが、その後のストーリーや演出、黒沢ともよさんの演技など本当に見所がたくさんで、この作品の良さを伝えるのには時間がかかりすぎる。「とりあえず一度見てから感想聞かせて!」って言いたくなる作品でした。ぜひ1期と2期を続けて見て頂きたい。1期と2期の間には劇場版という名の総集編もあるので併せてどうぞ!

 

 

1位:ヘボット!

この作品は2017年の夏まで続く作品なので、この評価は2016年内、つまり約1クール目のみの評価である事を先に申し上げておきます。

一応、一応男児キッズ向け作品としてのカテゴライズなんでしょうけど、その枠を遥かに超えたカオスアニメの決定版と言っていいと思います!個人的にはジュエルペットサンシャイン以来の衝撃でした。

何度も「…どういうこと!?」って意味がわからない、けど面白い、っていう場面があったと思います。

「出勤したら会社が耳かきカップルになってる」とか…あるんですけど、文字だけだと「は?」って感じですよね。私もそう思います。でも実際そうなんです。

他にも、番組が始まる時によくある

「(アッカリーン!)はーい!ゆるゆり、はっじまっるよー」

みたいな出だしあるじゃないですか、あれがヘボットの場合は、「汚物」ってキャラと「マッチ棒」ってキャラが出てきて「はじまるよ!」って言うんです。汚物とマッチ棒…嘘だと思うでしょ、これ本当なんですよ。別に汚物とマッチ棒はその後のキャラとして存在するわけじゃなくて使い捨てなんですけど、とは言えそんな「はじまるよ!」のスタートあります?これにちゃんと字幕があってテロップに「汚物」って書いてあるの!頭おかしい…(褒め言葉)

あと個人的に好きなのは「教えて!牛肉ジューシィ!」って呼ばれて出てきたのが、ブタで、「ブタ肉です ワンワン」って言うのね。「はぁー!?」って。テロップにもちゃんと「(ブタ)ブタ肉です ワンワン」って書いてあるの。「はぁー!?」って。

この何重もの「はぁー!?」が面白くて、360度全く予想しない所から脳をガンガン揺さぶられてくる感覚がヘボットの面白さだと思います。ただこれ適当にスタッフがカオスに振って作ってるわけじゃなくて、計算されつくした脳の揺さぶりだからこんなにも気持ちがいいんでしょうね。

ヘボット、ハマる人にはめちゃめちゃハマると思います。私もすっかりヘボット無しじゃ生きられない体にされてしまったような気がします。2016年イチオシのアニメは、ヘボット!

 

 

ということで、はるあのおすすめ2016年アニメベスト10でした。今後の鑑賞の参考になれば幸いです。

 

2015年のおすすめは8作品しか無かったんですが、2016年はおすすめとして紹介できたのが16作品もあって、10に絞るのが非常に難しかったですが、どれもおすすめな作品なのでぜひ見て頂きたいです!

 

 

 

 

 

 

P.S.

近況!

ソシャゲを始めて、沼って、やめた。

一時はアクティブ6本、ログボ含めて11本というソシャゲサイクルをする毎日だったんですけど、アニメを見る時間を削ってソシャゲをしていたため、とうとう録画残量が足りなくて録画を失敗する事が出てきたしまったので、元々アニメが好きで、その合間に始めたソシャゲにリアル時間を割いて1年以上アニメの録画が溜まってる事にハッとして、今は1本だけに絞っています。そのおかげで一気にアニメを消化出来て、約1年ぶりにブログを再開することができました。ソシャゲは楽しいけど、リアルとのバランスを保ちながら楽しむのが私の課題かなと強く感じます。

 

実はもう2017冬アニメも見終えていて、2017春アニメももうすぐ見終えるので、次の更新は早めにします!すると思う。するんじゃないかな。まちょと覚悟はしておけ。

 

か、関白宣言!(おしまい)

2016年アニメは見終わってないけど(恒例)

 

 

・・・ハイ!

 

ということで、2017夏アニメを3話まで見終わったので、はるあさんの独断と偏見による2017夏アニメの3話までレビューです。

 

※あくまで3話目までの感想なので4話目未視聴の段階での感想です

 

 

1.異世界食堂

異世界に繋がっている食堂…っていうのは展開でわかるんですが、他の説明が全然無くて1話終わったところで思わず「説明無いんかい!?」って言ってしまいました。どうして週1で働くのとかさっぱり意味不明だったんですが、番組説明ボタンを押して初めて「土曜日だけ異世界と繋がる」という説明を読んでようやく納得。2話目から説明はあるものの、やや説明不足な展開。というか他の話も番組説明を見ないとキャラの説明が少なくてよく分からない。とはいえ1話2本のストーリーがあって内容は面白く、絵のクオリティも結構高い。キャラクターよりも料理の方の作画に力を入れているのは料理アニメとしてはすごく良い事だと思います。他の作品と雰囲気そのものが違うのでまったり見れるのが丁度良いです。

とにかく番組説明は毎回読むことをオススメします!

 

 

2.徒然チルドレン

15分にものすごい量のショートラブストーリーを詰め込んだ作品。短いけど面白くてとても楽しめる、「もうちょっと見たい!」と思わせてくれる良い作品だと思います。内容も、キャストも、豚的にすごくいい、すごくいい作品。

 

3.アホガール

テンポが良くてキャラのかわいい作品。名前の通りアホの子ばかりだけど、各々に違う魅力があって面白いです。3話の「いやいやいやいや」の所が本当に面白くて10回くらい繰り返して見てました。

 

4.ゲーマーズ

ぼっち主人公がゲームを介してふとした事からハーレム展開に・・・というありきたりな展開を予想してたら、それとはちょっと違う、男友達を含めた3角、4角、5角?関係になるのが面白い。今後もハーレム一辺倒じゃない話になるといいな…!

OP曲はピコピコ音がとても良い。

 

5.NEW GAME!!(2期)

一期から引き続きかわいいキャラクターの細かな動画が素晴らしい作品。画面全体を使って動かしていたりして「こ、こ、こんな動かすんだ…動画工房すげぇな…」って驚きました。一期がかなり上手く着地したと思ったので、二期がどのように終わるのかが気になります!

 

6.異世界はスマートフォンとともに

分かりやすい現代のラノベ原作異世界転生ハーレムファンタジー!って感じ。

変な小細工をせずに分かりやすく転生ファンタジー無双をするので、水戸黄門のような「ま、最後はきっと大丈夫でしょ」という安心感で見ていられます。「そこまで上手く話進むの!?」とかツッコミながら見るのも楽しみ方だと思います。

 

 

ということで今季のアニメ6作品を紹介しました。参考になったら嬉しいです。

2016年アニメのまとめはもうちょっと…もうちょっとで見終わるので、もう少ししたら更新します!

 

 

 

P.S.

近況!

夏コミお疲れ様でした。東4館で売り子をしていたんですが、もーーのすごい暑くてみんな大丈夫かなと思っていたら、実は暑かったのは4・5館のみで他は割と涼しかったという感想を打ち上げの時に聞いて驚きました。一番きつかったのは午後4時頃の搬出の時で、それまで曇りだったのが夕日が出てきて湿度も上がって地獄のようでした。一番暑いのが閉場後っていう特殊な夏コミでしたが、たくさんの方とお話できてとっても楽しいイベントでした。コミケはやっぱり最高です!

 

ミリシタを始めました。人によってはデレステと同じ場所に置いてると思うんですが、箱マスからプレイしていた身としては3Dのテイストやお仕事(営業)など家庭用アイマスに非常に近いゲームになっていてプレイしていてとても楽しいです。曲数はまだまだ少ないのでデレステと比べると物足りなく感じてしまうんですが、今後のアップデートに期待大!ミリオンのキャラクターは今作から知ったんですが、私は木下ひなたがお気に入りです。

 

魔法のエプロンのタペストリー。花音様のを私は買いました。まほエプには色々と感謝がいっぱいです。またどこかでジュエルペット分が補える事があるといいなぁ。

・・・びっくりしますよね。

だってこれから紹介するのが2016年の秋アニメなんですから。

いやもう私もびっくり。今2017年の夏なのにね。

 

 

・・・はい!というわけで2016秋アニメのレビューになります。

2016秋アニメの印象はとにかく本数が多かったということ。確か60本以上あったんじゃないかと思います。

 

そんな中ではるあさんオススメの6作品を紹介させてもらいます!

 

 

1.響け!ユーフォニアム2

『呼吸するのを忘れるくらい面白い』

やっぱり一番の見所は関西大会だと思うんですけど、演奏の最中とか呼吸するのを忘れるくらいの緊張感で、呼吸するのを思い出すと今度は感動と嗚咽が一気に襲ってきます。こんなに感情を揺さぶってくれる作品はなかなか無いと思います。作画の綺麗さと細かなアニメーションによって「他の作品と解像度が違うんじゃない!?」って思う程、素晴らしい演出が相乗効果で楽しませてくれます。1期同様の目まぐるしく変わる光源と影とかたまらない!

黒沢ともよさんの自然な演技が特に光っていると思います。軽く手がぶつかって「あ、ごめん」って言う、この「あ、ごめん」って言う場面がいいの!なにそれって思うかもしれませんけど、そういった小さな演出の積み重ねがこの作品の良さだと思うんです。

2話の突然の水着回は要らなかったと思うんですけど、友達と感想言い合う時に「いる?これ?」って言いながら笑い合えばいいんじゃないかなって。終わってみれば全てをプラスに考えられる素敵な作品でした。

 

 

2.ブレイブウィッチーズ

『クライマックスへの盛り上げ方が最高』

2016秋アニメでは最初に万策尽きてしまった作品でしたが、終わってみればメインキャラの作画はそこまで悪くは無かったんじゃないかなと思います。

1期ストライクウィッチーズと同じく途中まではキャラ紹介的な回が多いですが、最終話に向けての伏線の張り方や盛り上げ方がとても良かった!個人的には「モダンウォーフェア」っぽく感じました。大好きな展開。

声優さんも豪華で豚的にも大満足!いい声で鳴かせてもらいました(?)

特に村川梨衣さんの今までに無い声の出し方というか演技というか、いいもの見させてもらいましたって本当に思います。

 

 

3.フリップフラッパーズ

『ED見た?』

嘘!見てないの!?嘘ー!!って思うくらいに2016年ベストED。

本編のSF展開も非常に面白いです。唐突な場面転換が独特な雰囲気を生んでいて、メチャメチャ動く戦闘シーンとの緩急がたまらなく気持ちいい。

個人的には5話のホラー回がとてもオススメ。「おもしろ怖い」って感じで、ジワジワくる怖さとコメディが入り混じって見終わった後にすごい満足感があったのを思い出します。

最終回まで見終わると、もう一度最初から見ないとちゃんと話の整理が出来ない作品かもしれません。途中の謎が少しずつ明らかになっていくところが一番面白かったかもしれません。

 

 

4.ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校

『気がつくとリモコン持つ手が汗ばんでる』

ハイキュー!!のアニメシリーズでは3期にあたるこの作品。前二作もクオリティの高い作品でしたが、個人的にはこの3期が一番好きです。

IGのハイクオリティなアニメーションは本当にスポーツアニメに向いていますね!途中何度もコマ送りで見たくなるシーンがあって、コマ送りしながら「うへぇ~」とか「ぎえぇ~」とか言いながら見てしまう…。物語に没頭出来る作品なので、緊張感のあるシーンの後にふと気付くとリモコン持つ手が汗ばんでいることが何度もありました。後半の予想しない場面でものすごい動画を見せられて、ふいに見せられる圧倒的なクオリティに心が躍る、そんな作品でした。

 

 

5.亜人 第2クール

『面白い!面白いけどBDは出ない』

1期のBDは出たの。でも2期のBDは発売未定なの。レンタルだけあるの。すごくない?

私は結構好きなんですけど、1期からBDの売上は芳しくなかったようでこのような決断になったようです。

飽きさせない展開で最終話まで楽しめました。最後は、ややモヤっとした終わり方で続編を匂わす展開ではあるものの満足した終わり方だったと思います。

泉さんのブラウスからチラチラ見えるブラにコマ送りはする。するんだよ。

 

 

6.ユーリ!!! on ICE

『すーごい面白い!けど、ホモに寄せすぎで男友達には勧められない』

作画も動画も展開も音楽も良い!すごくいいけど、ホモ!場面場面でホモっぽいシーンは薄目でやり過ごしてきたんですけど、10話で決定的なシーンがあって薄目じゃやり過ごせない現実に遠い目をしました。男友達には安易に勧められない作品。

とはいえそれを差し引いても見所はめちゃめちゃあって、特に2Dで描かれる演技の場面は素晴らしいです。それによって手に汗握ってリモコンがぐっしょりになるんです。11話で急に演技解説で織田信成さんが出演するんですけど、予想通り声優さんに比べると棒でフッと現実に返ります。その部分はちょっと謎。

ユーリのFS曲を作ってくれた人と何かあるのかと思ったら出てすら来なかったのは二期への伏線なのか、ただの"都合のいい女"なのか。謎が深い。

 

 

というわけで2016秋アニメから6作品を紹介しました。1クールで6作品も紹介するのは珍しいです。作品数も多く、いくつかの作品は万策尽きたものの、良作が多かったんじゃないかと思います。

 

次回更新は毎年恒例の2016年オススメアニメベスト10となります!

 

・・・えええ2017年の7月なのに!?

 

 

 

P.S.

近況!

ソシャゲは引き続きミラクルニキをやりつつ、ミリシタと御城プロジェクトを始めました。貯まった体力をごそっと使えるゲームは良いですね。ミリシタはデレステよりも、箱マスから来た人向けでアイモバ民をも救ってくれる作品かもしれません。

 

キンプラが面白かったです。感想は2017春アニメの時に(かなり先になっちゃいますが)書こうと思いますが、キンプリがプリリズRL好きの私には物足りなかったんですが、キンプラはすごく楽しめました。やっぱりRLキャラが中心の話が私は見たかったんだと思います。高まった気持ちで2回目を応援上映で見に行ったんですけど…私には合わなかったです。キンプリの時は応援上映の方が楽しめたんですけど、プラは逆でした。あとキンプリ関連のLINEスタンプはすごく良く出来てて汎用性高くていいですね!ミナトはミナトだけで会話出来るくらい使い勝手良いのでミナトの好感度はグイグイ上がってる。

 

Steamサマーセールではデッドライジングの1・2・2+のセットを買いました。久々にプレイするデッドラはやっぱり面白かったです。序盤こんなにあっさりやられるものかとびっくり!時間が出来たら色んなルートを楽しみたい。

TES新作来るかと思ったらスカイリムのカードゲームでした!残念!TES6がもし出るなら、その時がPCの買い替え時だと思っています。TES6用PCになったとしても、TESにはそれだけ魅力がありますからね!

ともあれゲームする時間は、アニメが見終わった時ですのでがんばってアニメ消化していきますよ!