アニメブログが2~3ヶ月休んだらそれはもうほぼ閉鎖なんだと思います。
そんな中で帰ってきました!
「おまー!どのツラ下げて帰ってきた!?」
「ただただソシャゲに明け暮れていました」
「アニメは追いついたのか?」
「ソシャゲはほぼ辞めました。」
「アニメは追いついたのかと聞いているんだ」
「今2017春アニメを見ています」
「1年遅れてるじゃねーか!」
「サー!イェス!サー!」
・・・はい!ということでソシャゲを始めて、ソシャゲの沼にハマって、沼からようやく上がったら1年以上時が経過していました。浦島太郎さんもきっと龍宮城から帰ってきたら言ったんでしょうね。「今季の覇権なに?」って。
2018年が夏に入ろうとしている中で2016年アニメの総括をしようとしている勇気をどうか評価していただきたい!いや、評価はどうでもいいですけど、温かい目で見守ってくださいね!
※このランキングははるあの完全主観による2016年に放映されたアニメのランキングです。お察しください。
10位:昭和元禄落語心中(1期)
落語をテーマにした作品で、ある落語家の半生を描く作品なんですけど、何より何より落語を実際に披露するパートがあるんですけど、、アイドルアニメで言うところのライブシーンのようなもので、これが本当に見ものです。声優さんて本当にすごいんだなって感動します。声優さんが演じるキャラクターが実際に落語をしていると思わせる技量にただただうっとりとしました。
9位:Dimension W
作画、動画ともに高いクオリティで回り込むアングルの演出とかも非常によく出来た作品だと思います。やや大風呂敷だったり説明不足だったりする部分もあると思いましたがスタッフによるこの作品への熱意を強く感じられる作品だと思います。
あと特にヒロインのミラがかわいくてかわいくて。私はそんなにアニメ作品にキャラ萌えしないんですけど、このミラには心を奪われました。ミラの一挙手一投足が魅力的で声を担当した上田麗奈さんの演技も相まって、見た当時「10年に一人のヒロイン」とまで言っていたんですけど、それは今でもそう思います。
8位:Re:ゼロから始める異世界生活
私は基本的にどのアニメにも3話までで一度評価を付けて、その後最終回を見終わってもう一度評価を付けて記録しているんですけど、その最初の3話までの評価では今まで見たどの作品よりも高い評価を付けました。それは2018年現在でも更新されていません。
途中放送回に追いついてしまって、丁度主人公がかなり長い間(放送回で1ヶ月くらい)バッドに入り続けてしまっている時でその間私自身も鬱屈とした気分になってしまい爽快感という意味での満足感は低かった思い出があります。私が主人公に感情移入しやすいタイプだからかもしれませんけど、そこまでの同調していた感覚から主人公がどんどん離れていく感覚がちょっと気持ち悪かったです。今思えばそれだけ感情移入させられてた技量がすごいんですけどね。
メインヒロインのエミリアよりも、レムというモンスター級の正妻感を持つキャラクターが居た事もRe:ゼロというムーブメントを起こした原因の一つかもしれないと思っています。心を開かせた主人公に対する絶対的な包容力と全肯定。一度どん底を味わっている主人公が心揺れない訳が無い上に、現実から目を背けようとしている主人公に対して優しく道を諭す姿が非常に印象的で、人気が高いのも納得です。
先述の鬱屈とした中盤と、粗くなっていく作画含め、落ち込んでからのV字回復を、楽しめれば、乗り越えれば、きっと満足できる作品だと思います。
7位:NEW GAME!(1期)
「がんばるぞい」のワードだけ知ってたくらいで、どんな内容か全く知らずに見た作品だったんですが、世界観と動画工房の相性が非常に良くて、何気ない場面で急に動画がグリグリ動き出すことに「え、ここで!?」って思うんですけど、作画はきれいなままだしキャラデザも良くて、結果的に「こんな何気ない場面で美しい動画が見れるなんて…!」という不思議な感動の仕方をしました。一見無駄に見えるかもしれませんが、こういう所が全編に散りばめられていて、それがこの作品の大きな魅力になっているんだと思います。
4コマ原作の作品はアニメの最終回での着地が上手くいかないイメージがあるんですが、この作品に関しては本当に上手い具合に着地して、すっきりしたまとめ方なのに、少し続編の可能性も残す絶妙な引きが高い満足度を得られた原因かなと思います。(その後2017年に2期が放送されました)
「がんばるぞい」だけじゃない!作品の魅力を動画工房がぎゅっと凝縮させた魅力的な作品です。
6位:僕だけがいない街
全体的に闇が常にこっそり顔を出しているような雰囲気が漂っているため、問題が解決の方向に向かっていても、「この後きっと嫌なことが起きるんだろうな…」という気持ちにさせる演出が感情を強く揺さぶる話でした。「このまま上手くいくはずが…」「ああ!やっぱり!」みたいな。
この放送の途中で作品本編が完結するんですけど、合わせてアニメも全て描ききったことで、最近のアニメ特有の「本編終わってないからふんわり着地するんだろうな」という感覚がありません。これは…非常に大きなことだと思うんです。
最後のまとめ方は非常によく、解決までの過程で起こる主人公を取り巻く環境の変化や、個々の感情・行動が胸を打つ作品でした。
5位:亜人(1期)
展開の読めない作品で、戦闘シーンなどが3DCG作品の非常に良いところを凝縮したような面白さです。1期は主人公よりも「佐藤」の話がほとんどなんですけど…これが…良いんです!「ザ・佐藤ショー」になっているんが、これが非常に爽快で見ていて面白い。
2期も確かに面白いんですが、まだ謎めいてる部分が徐々に明かされていくドキドキ感では1期の方がオススメかなと思います。
4位:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(1期)
ガンダムとしての戦闘シーンよりも、キャラクター達の群像劇が非常に面白い作品でした。私自身「ロボットがかっこいい」と思う感覚が無いため、ロボットアニメの戦闘シーンとか少し退屈に感じてしまう特殊なタイプのため、戦闘よりもキャラクター重視で話が進むオルフェンズはとても楽しく見ることが出来ました。キャラクターだけでなく、その背後にある政治や思想なども色濃く描かれていて、それがキャラクターの魅力に深みを増す良いファクターになっているのが印象的。
1期はすごく楽しめたんですが、2期の後半が個人的にはちょっと合わなかったかもしれません。
3位:甲鉄城のカバネリ
この作品は動画が本当にすごくて、2016年で一番コマ送りして何度も見た作品だと思います。そのくらい戦闘シーンの動画が美しくてついコマ送りをしてしまい、1話見るのに時間をかけてしまった思い出があります。
ヒロイン無名が非常に魅力的で、最初に圧倒的強さと美しさを見せておいて、徐々に弱い部分も出てきて、それを主人公:生駒がカバーしていくという、非常に良い関係が描かれています。主人公とヒロインは惹かれ合うんですが、イチャイチャせずお互いを信頼し合って距離を保ちながらストーリーが進んでいくのが…大好物でございました。本当に良い距離感で、素晴らしかったです。
2位:響け!ユーフォニアム2
2015年のおすすめアニメとしても2位に挙げた「響け!ユーフォニアム」の続編。1期が面白いとその分2期に過度な期待をしてしまうんですけど、それにもちゃんと応えた作品だったと思います。
未だに強引な水着回は「いる…?」って思っちゃうのは相変わらずなんですけど、その「いる?」っていうのをファン同士で笑い合えばいいのかな思います。なので序盤の評価はものすごく高いわけじゃ無かったんですが、その後のストーリーや演出、黒沢ともよさんの演技など本当に見所がたくさんで、この作品の良さを伝えるのには時間がかかりすぎる。「とりあえず一度見てから感想聞かせて!」って言いたくなる作品でした。ぜひ1期と2期を続けて見て頂きたい。1期と2期の間には劇場版という名の総集編もあるので併せてどうぞ!
1位:ヘボット!
この作品は2017年の夏まで続く作品なので、この評価は2016年内、つまり約1クール目のみの評価である事を先に申し上げておきます。
一応、一応男児キッズ向け作品としてのカテゴライズなんでしょうけど、その枠を遥かに超えたカオスアニメの決定版と言っていいと思います!個人的にはジュエルペットサンシャイン以来の衝撃でした。
何度も「…どういうこと!?」って意味がわからない、けど面白い、っていう場面があったと思います。
「出勤したら会社が耳かきカップルになってる」とか…あるんですけど、文字だけだと「は?」って感じですよね。私もそう思います。でも実際そうなんです。
他にも、番組が始まる時によくある
「(アッカリーン!)はーい!ゆるゆり、はっじまっるよー」
みたいな出だしあるじゃないですか、あれがヘボットの場合は、「汚物」ってキャラと「マッチ棒」ってキャラが出てきて「はじまるよ!」って言うんです。汚物とマッチ棒…嘘だと思うでしょ、これ本当なんですよ。別に汚物とマッチ棒はその後のキャラとして存在するわけじゃなくて使い捨てなんですけど、とは言えそんな「はじまるよ!」のスタートあります?これにちゃんと字幕があってテロップに「汚物」って書いてあるの!頭おかしい…(褒め言葉)
あと個人的に好きなのは「教えて!牛肉ジューシィ!」って呼ばれて出てきたのが、ブタで、「ブタ肉です ワンワン」って言うのね。「はぁー!?」って。テロップにもちゃんと「(ブタ)ブタ肉です ワンワン」って書いてあるの。「はぁー!?」って。
この何重もの「はぁー!?」が面白くて、360度全く予想しない所から脳をガンガン揺さぶられてくる感覚がヘボットの面白さだと思います。ただこれ適当にスタッフがカオスに振って作ってるわけじゃなくて、計算されつくした脳の揺さぶりだからこんなにも気持ちがいいんでしょうね。
ヘボット、ハマる人にはめちゃめちゃハマると思います。私もすっかりヘボット無しじゃ生きられない体にされてしまったような気がします。2016年イチオシのアニメは、ヘボット!
ということで、はるあのおすすめ2016年アニメベスト10でした。今後の鑑賞の参考になれば幸いです。
2015年のおすすめは8作品しか無かったんですが、2016年はおすすめとして紹介できたのが16作品もあって、10に絞るのが非常に難しかったですが、どれもおすすめな作品なのでぜひ見て頂きたいです!
P.S.
近況!
ソシャゲを始めて、沼って、やめた。
一時はアクティブ6本、ログボ含めて11本というソシャゲサイクルをする毎日だったんですけど、アニメを見る時間を削ってソシャゲをしていたため、とうとう録画残量が足りなくて録画を失敗する事が出てきたしまったので、元々アニメが好きで、その合間に始めたソシャゲにリアル時間を割いて1年以上アニメの録画が溜まってる事にハッとして、今は1本だけに絞っています。そのおかげで一気にアニメを消化出来て、約1年ぶりにブログを再開することができました。ソシャゲは楽しいけど、リアルとのバランスを保ちながら楽しむのが私の課題かなと強く感じます。
実はもう2017冬アニメも見終えていて、2017春アニメももうすぐ見終えるので、次の更新は早めにします!すると思う。するんじゃないかな。まちょと覚悟はしておけ。
か、関白宣言!(おしまい)