今年初の劇場鑑賞は、父親からのリクエストにて時代劇映画『雪の花ーともに在りてー』を鑑賞してきたのですが、2月に入って、今年2本目の映画として、数ある観たい映画の中から、警報級の最強寒波が到来するまでにということで、先日の2月6日(木)に滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで、2025年1月17日(金)に公開されるや否や、話題沸騰にて大ヒット上映中の劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』(機動戦士ガンダムジークアクス ビギニング)を遅ればせながらも鑑賞してきました。
つきましては、その際の感動が薄れてしまわない前に、拙ブログにも感想を記事にして残しておきたいと思います。
今年度の2本目の劇場鑑賞作品。
(今年度のイオンシネマ草津での2本目の劇場鑑賞作品。)
この劇場先行版は、あくまでも本年に放送予定の機動戦士ガンダムシリーズのテレビアニメ最新作の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(ガンダム・ジークアクスと読む)のテレビシリーズから序盤の一部話数を劇場上映用に再構築したものであって、これを劇場向け作品と観るか否かについては異論のある方も居られるかも知れませんが、実際、わずか81分間の作品ながらも、映像的にも映画館の大きなスクリーンにて観る価値のある出来映えの作品に見事に仕上がっていましたので、私的には映画として扱うこととします。
今回は、『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』の公式Xや公式YouTube動画にても既にかなりのネタバレが解禁されていますので、拙ブログにも、かなりネタバレ全開で感想を書いて記録に残すつもりです。
なので、これから観るご予定の方は出来れば以降の記事内容は読まないで欲しいのですが、この鑑賞ポイントだけはお伝えしておきたいと思います。
ファーストガンダムがお好きな方、若しくはファーストガンダム世代(初代ガンダムTVシリーズ、劇場版3部作)の方々ならば、この映画は絶対に面白く感じることかと思います。
なので、様々な情報が入ってくる前に、先ずはぜひ今直ぐにでも劇場まで足を運んで下さればと思います。
《注意》
この先は、ネタバレを含む感想ですので、未見の方はこれ以上お読みになる場合には自己責任でお読み下さい。
コアなガンダムファンの皆様、私はガンダムシリーズに決して精通している訳ではないので、色々知識不足な点などはどうかスルーして下されば幸いです。
以下は、あくまでもファーストガンダムで育った世代の素人の感想です。
あのエヴァンゲリオンの庵野秀明監督の『スタジオカラー』と、歴代のガンダムシリーズを制作してきた『サンライズ』がタッグを組んだ初の共同制作作品であるということから、少しばかりは興味を持ってはいましたが、しかしながら、特に、本作のキャラクターデザインの画風がいまいち好みじゃなかったのもあって劇場まで観に行くかどうか迷っていたところ、他の映画ブロガーの方々のブログ記事にて、今回の作品には、シャア・アズナブルが登場するということを知り、驚きと共に期待値が一気に高まり、これは是非とも観ておきたいとの気持ちになった次第です。
私の場合には、これまでガンダムシリーズを観ていたといっても、主には、古くは『機動戦士ガンダム』の所謂、ファーストガンダム(TVシリーズ・劇場版3部作)に、『機動戦士Ζガンダム』、そして『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』などの言うなればシャア・アズナブル絡みの宇宙世紀シリーズの作品くらいしか、ちゃんと観ていませんので、ガンダムについて熱く語る資格も無いのかも知れないですが、率直な感想としましては、そんな私でもすごく面白く感じることが出来るような内容でした。
| 映画:機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- |
|
|---|---|
| 原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
| 監督 | 鶴巻和哉 |
| 脚本 | 榎戸洋司、庵野秀明 |
| キャラクターデザイン | 竹 |
| メカニックデザイン | 山下いくと |
| 音楽 | 照井順政 蓮尾理之 |
| 制作 | スタジオカラー、サンライズ |
| 製作 | バンダイナムコフィルムワークス |
| 配給 | 東宝、バンダイナムコフィルムワークス |
| 公開日 | 2025年1月17日(金) |
| 上映時間 | 81分 |
| その他 | TVシリーズの再編集、及び劇場先行上映版 IMAX同時上映 |
〇公式サイト:https://www.gundam.info/feature/gquuuuuux/
あらすじ(導入部)
そもそもファーストガンダムとも呼ばれる『機動戦士ガンダム』の第一作は、地球連邦政府軍の新型モビールスーツのガンダムを、避難途中に偶然に通りかかった、ガンダムの設計者の息子であるアムロ・レイ少年がいとも簡単に乗りこなしたことから、彼がガンダムのパイロットに選ばれ、宿敵・ジオン公国軍のシャア・アズナブルらとの幾多の戦いを経て、ジオン公国との戦争に勝利するといったお話しですが、
これが、もしもアムロ・レイ少年よりも先に極秘に潜入していた宿敵のシャア・アズナブル少佐がガンダムを先に見付けて乗っ取ったら?
更に、その勢いで、地球連邦政府軍の宇宙空母ホワイトベース(通称:木馬)までも鹵獲(ろかく)してしまったら??
といった、ドリフ大爆笑の「もしも?のコーナー」ではないですが、今回の作品では、冒頭から、あいにくと今は亡き声優の永井一郎さんの語りによるナレーションではなかったのですが、1979年のファーストガンダムのナレーションをもなぞるように展開。
時は宇宙世紀0079年、地球から最も遠い位置にあるスペースコロニー群「サイド3」がジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対して後に一年戦争と呼ばれる独立戦争を仕掛けてから約9ヶ月が経過した頃。
スペースコロニーサイド7。ジオン公国軍のシャア・アズナブル少佐は赤い専用ザクで部下たちと地球連邦政府軍の秘密兵器の最新鋭MS(モビールスーツ)機開発計画を察知し、偵察のために降り立つ。
シャアはそのまま無防備な新型MS機のガンダムを奪取することに成功し、同時に、その母艦となる強襲揚陸艦ペガサス(=ホワイトベース)をも鹵獲(ろかく)するといった、言うなれば、歴史改変ものというかマルチバースというかパラレルワールド的な世界線のはじまり方に「うわぁー!!!すげー!!!」とばかりに思わず声を挙げたくなるほどでした。
その後、ガンダムを手に入れたジオン公国軍のMS機開発計画は大幅な見直しが図られると共に飛躍的に発展し、シャア・アズナブルもまたニュータイプの素質を見出されたことにより、新たなサイコミュとビットを搭載した赤いガンダムを愛機として、仲間のシャリア・ブルと共にMS戦術「マヴ(M.A.V)」を確立させ連戦連勝を重ねるのでした。
戦争末期、地球連邦軍は宇宙での拠点であるルナツーをジオン軍に総攻撃されるところまで追い詰められますが、その裏で、地球連邦軍がジオン配下の月面都市グラナダに小惑星の宇宙要塞ソロモン(通称:コンペイトウ)を落下させようという計画を断行したため、それを阻もうと、大佐に昇格したシャア・アズナブルが赤く塗装されたシャア専用ガンダムに搭乗して出撃するのでした。
しかしながら単独で動いたシャアはサイコミュが暴走(後に「ゼクノヴァ」と呼ばれる)する現象が発生したことで制御不能となり、赤いガンダムごと行方不明となってしまう。
その際に同時に、宇宙要塞ソロモンの一部が消失したため、月面都市グラナダは被害を受けずに済むのでしたが、(本来ならば、ファーストガンダムでは地球連邦政府軍が勝利するはずが)、宇宙での拠点のルナツーを喪失してしまった地球連邦軍は戦争の継続を断念し、宇宙世紀0080年、ジオン公国に対して休戦協定の締結を持ちかけて、俗にいう「一年戦争」はここに終結し、独立戦争は事実上ジオン公国側の勝利に終わるのでした。
ここまでの40分ほどのパラレルワールド的な世界線の展開が、ファーストガンダム世代にとっては面白くて仕方がないかと思いました(笑)
シャア・アズナブルがガンダムを乗っ取ったので、当然、アムロ・レイは出て来ません。ただ設計者である彼の父親だけは一瞬だけ登場。数秒のみの出演のアルテイシア(セイラ・マス)はファーストガンダム同様に地球連邦軍に所属。
「木馬」ことホワイトベースも改修されて、艦艇全体を、ジオン軍カラーの緑と白色に塗られて、ペガサス改めソドンと名付けられていて、これはこれでまた面白かったですね!
ただ残念だったのは、若かりし日のシャア・アズナブルの声優が池田秀一さんではなかったのが「えぇッ!!!」と驚いてしまいました。
代わりの声優さんも、かなり声質や池田秀一さんのシャアの語り口に寄せてられたのかも知れないですが、それでもやはりシャア・アズナブルといえば池田秀一さんに担当して欲しかったですね!
新世紀エヴァンゲリオンなどのスタジオカラーの庵野秀明さんが脚本に加わっていて、特に、ファーストガンダムに敬意を払っていることからこそ、こういった導入部に至ったそうです。
ここまでは、キャラクターデザインは安彦良和さん。メカニカルデザインも大河原邦男さんがデザインを継承し準拠なされていたようでしたので安心して観ることが出来ました。
ただ、この導入部よりも、むしろ、この5年後(宇宙世紀0085年)からのお話しからが今後のTVシリーズの本筋になるかとは思うのですが、登場人物のキャラクターデザイン(担当:竹さん)にしてもメカニカルデザイン(担当:山下いくとさん)にしても、画風が後半部から一気に極端に変わってしまったので面喰らってしまいました(汗)💦
主人公の女子高生アマテ・ユズリハの画風もこんな感じだし・・・。
肝心の最新型MS機のGundamGQuuuuuuX(ジークアクス)のメカニックデザインはこんな感じの面構えだし・・・。
スタジオカラーの色合いが満載な画風の世界観になっているなぁと実感(汗)💦
あらすじ(後半部・本筋)
一年戦争が終結したその5年後、宇宙世紀0085年。スペースコロニー「サイド6」のイズマ・コロニーで平穏に暮らす女子高生アマテ・ユズリハ。
アマテは警察に追われる戦争難民の少女ニャアンとぶつかった際に、彼女が運んでいた非合法のMS(モビールスーツ)用デバイスを偶然に手に入れる。
興味を抱いたアマテは、デバイスを追跡してきたニャアンと共に、届け先であるジャンク屋のカネバン有限公司が拠点にする難民区域にたどり着く。
同じ頃、5年前に行方不明になったシャア・アズナブルを捜索する任務にあたっていたシャリア・ブルは、赤いガンダムがイズマ・コロニーで確認されたことを受けて、最新鋭のMS機のGQuuuuuuX(ジークアクス)を投入するのでした。
しかし、機体を託されたエグザベ・オリベは本来発揮できるはずの性能を引き出せず、ガンダムと共にスペース・コロニー内部になだれ込み、軍警察までもが介入してしまい事態は混沌と化すのでした。
その中で、難民区域への被害に対しても物ともしない軍警察の横暴さに怒りを覚えた女子高生アマテは、混乱に乗じて乗り込んだジークアクスの本来の性能を引き出すことに成功し、軍警察のMS機を撃破するのでした。
戦闘後、そのままジークアクスを奪取したアマテは、カネバン有限公司のリーダーであるアンキーから、翌日行なわれる、MS機の2対2のチーム戦による決闘競技の非合法の賞金バトル「クランバトル」への参戦を打診されるのでした。
参戦するかどうか逡巡していたアマテでしたが、戦闘中に知覚した「キラキラ」をモチーフにしたようなスプレーアートを描いていた少年シュウジ・イトウと思いがけず出会うのでした。
そして、彼に荷物を届けに来たニャアンと共に、秘匿されていた赤いガンダムの下へと案内される。
MS機のチーム戦の賞金バトル「クランバトル」のパートナーを探していたアマテは、幼い頃のあだ名の”マチュ”を名乗って、シュウジに協力を打診し、ニャアンへの荷物代金を失ってしまったシュウジはこれを了承。
カネバン有限公司のメンバーたちや、ニャアン、そして、シャリア・ブルたちもが見守る中で開始された賞金バトル「クランバトル」で、マチュは苦心の末、シュウジの赤いガンダムにも感化されながら巧みな連携を取り、バトルで勝利を収めるのでした。ーTVシリーズへと続くー
私的評価:★★★★☆(90点)
ファーストガンダムが好きな人やファーストガンダム世代の方々が観れば、導入部の世界観には、嬉しさ溢れてお涙ものでしょうし、これぞまさに庵野秀明さんのスタジオカラーが関わった”シン・ガンダム”らしい導入部の40分間でした。
ただしながら、後段部の本筋にあたる、5年後の世界でのお話しとでは、画風が極端に違うのみならず、この劇場先行版を観る限りでは双方の世界の整合性についても、情報量が少なく希薄にも感じたために、余りにも謎の部分が多くて、この作品のみで採点するのは非常に難しいのですが、あえて私的な評価を付けるとすれば、導入部のパラレルワールド的展開の世界線が非常に面白かったので、その点だけでも、五ツ星評価で★★★★☆(90点)を付けても良いかと思うほどの出来映えでした。
劇場先行版の主題歌・挿入歌
《主題歌》
米津玄師さんによる劇場先行版の主題歌「plazma」もアテ書きらしくて、なかなか良かったです!
《挿入歌》
〇星街すいせい「もうどうなってもいいや」 - Movie edition -
〇NOMELON NOLEMON/ツミキ「ミッドナイト・リフレクション」
劇場先行版の挿入歌、星街すいせいの「もうどうなってもいいや」もNOMELON NOLEMONの「ミッドナイト・リフレクション」も青春してる!!!っぽい感じの歌で結構良かったです!
参考動画と予告編(ネタバレ注意)
※《参考動画》
※《参考動画》
〇【ネタバレ注意】『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-』Promotion Reel
今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。


















































