もう6月になってしまいましたが、およそ3ヶ月前の新型コロナウィルス禍が徐々に迫りつつある中、3月17日(火)に、ワタシアター・プラス会員ポイントが丁度、6ミタ無料鑑賞クーポン分が貯まっていたのもあり、滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで、父親と一緒に観に行って来た作品です。
今更ながらになりますが、今作品もあくまでも私個人的な備忘録的なブログ記事として記録に留めておきたいと思います。
「美空ひばり級の伝説的女優の最晩年の伝記映画(20.3/17・2D字幕版)」
ジャンル:人間ドラマ
原題:JUDY
製作年/国:2019年/イギリス
配給:ギャガ
公式サイト:https://gaga.ne.jp/judy/
上映時間:118分
上映区分:一般(G)
公開日:2020年3月6日(金)
監督:ルパード・グルード
キャスト:
レネー・ゼルウィガー、ジェシー・バックリー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、マイケル・ガンボン、リチャード・コーデリー、ロイス・ピアソン、ダーシー・ショー、アンディ・ナイマン、ダニエル・セルケイラ、ベラ・ラムジー、ルーウィン・ロイド ほか
【解説】
「オズの魔法使」で知られるハリウッド黄金期のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが、47歳の若さで急逝する半年前の1968年冬に行ったロンドン公演の日々を鮮烈に描いた伝記ドラマ。
「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのレニー・ゼルウィガーが、ジュディの奔放で愛すべき女性像と、その圧倒的なカリスマ性で人々を惹きつける姿を見事に演じきり、第92回アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞など数多くの映画賞で主演女優賞を受賞した。
1968年。かつてミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨したジュディは、度重なる遅刻や無断欠勤によって映画出演のオファーが途絶え、巡業ショーで生計を立てる日々を送っていた。
住む家もなく借金も膨らむばかりの彼女は、幼い娘や息子との幸せな生活のため、起死回生をかけてロンドン公演へと旅立つ。
共演に「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のフィン・ウィットロック、テレビドラマ「チェルノブイリ」のジェシー・バックリー、「ハリー・ポッター」シリーズのマイケル・ガンボン。
「トゥルー・ストーリー」のルパート・グールド監督がメガホンをとった。
(以上、映画.comより、引用抜粋。)
ジュディ・ガーランド。
その生い立ちは、映画『オズの魔法使』(1939年)の主人公の子役の少女ドロシー役に抜擢され一躍スターダムに上り詰めたものの、ハードなスケジュールをこなすためにMGM首脳部から、スレンダーな体型維持や何時間も眠らずに働けるようにするべく、減量剤や興奮剤を渡され、すると眠れなくなるので睡眠薬を飲み、果ては子供のうちからアルコールまで大量投与をされて悪循環を生じ、その結果、謂わば<薬漬け>にされ、神経を病んで自殺未遂や入退院を繰り返し、結婚を五回、カムバックも六回経験しているとのこと。
この天才的なエンターテイナーでありながら、ジュディの半生は、あたかも日本を代表する天才エンターテイナーだった美空ひばりさんの半生の如くにも映り、あの美空ひばりさんの場合には、彼女自身は薬物には関与なされていなかったのですが、実の兄弟などに不幸が重なったり、所謂、反社会的勢力との付き合いからNHK紅白歌合戦からも追放なされていたり、プライベートに恵まれなかった点が、その後の起死回生を狙った、不朽の名作の誉れも高い『スタア誕生』(1954年)にて、アカデミー賞主演女優賞でオスカーを獲得出来ないばかりか、半ばハリウッドを追放されたりしたジュディの境遇とも大きく似ていることから、今回、一緒に鑑賞に行った父親には、私からは、「ハリウッド版の美空ひばり的な伝説的女優さんの栄光と悲惨に彩られた生涯を映画化した作品だから、観に行こう!」と誘って鑑賞に赴いた次第でした。
そんなジュディ・ガーランドの伝説的な生涯については、これまでも幾度となくドラマ化されてきているらしいのですが、その中でも、今作では、ブロードウェーなどでも上演された舞台劇の『End Of The Rainbow』をベースに、映画用に改作された事実を元にした戯曲。
内容的には、前述したようなジュディの内情につき暴露的な波瀾万丈の一代記を描いたものではなく、あの美空ひばりさんの最晩年の伝説的な東京ドームでのこけら落としの『不死鳥伝説』コンサートまでの道程と被って見える様な、ロンドンのクラブ「トーク・オブ・タウン」のライブに出演した際のエピソードを中心に、ジュディの最期の華やぎの日々を控えめなタッチで描写した作品でした。
ですので、ジュディのその暴露的な波瀾万丈の一代記を期待していた映画ファンにとっては、少々物足らずのどっち付かずの映画になったかも知れないですね。
お話しの流れ的には、
1968年冬、映画出演の依頼も途絶え、借金を抱えていたジュディ(レネー・ゼルウィガー)はロンドンのクラブでの長期公演の仕事を引き受けるのでした。
すると公演は連日満員。
しかし情緒不安定なジュディは徐々にトラブルを起こして、自らを追い詰めて行くのでした・・・。
といったイントロダクションで始まる映画でした。
キャリアの低迷期に焦点を当てて、ハリウッド時代の回想シーンも、業界の闇に目を向けて、「光」ではなく「影」を描くためになにぶんと高揚感には乏しい点は否めないですが、元・銀幕の大スターとは、いろいろな意味合いで凡人とは違うことが伝わって来るのでした。
と同時に、伝説の人が、面倒だけど憎みきれない女性だった事も。
ゲイらしきファンの家に上がって卵料理を振る舞ったり、「長年ステージの上で戦ってきた」という自負ゆえに罵詈雑言を放ったり、とその落差も含め、ジュディ・ガーランドという一人の人間像が多面的に描かれていました。
レネー・ゼルウィガーの場合には、47歳には見えないほど<薬漬け>による最晩年のジュディの年老いたような顔立ちとは全く違うので、「そっくり」とは言えないかも知れないですが、歌唱シーンを始め、レネー・ゼルウィガーの成り切り度合いには目を見張るばかりでした。
終幕の『虹の彼方に』の熱唱シーンとそれに続くサプライズは、お話しが出来過ぎ感もありつつも、万感から胸に迫るものがありましたね。
現在、ジュディの存在自体が<ゲイのアイコン>化していることは有名なようですが、この映画のラストで深い感銘を呼び起こすのは、ハリウッドにより絶望の淵にまで追いやられたジュディと、歴史の闇の中で疎外されてきたLGBTQ(性的マイノリティたち)の熱い連帯が表明されているという暗喩にもあるらしいですね。
また、この映画自体も、起死回生のカムバックを狙った『スタア誕生』(1954年)で本命視されながらもオスカーを逃してしまった、ジュディの境遇と、『コールドマウンテン』(2003年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞してからは、2015年の『砂上の法廷』以降は『ブリジッド・ジョーンズの日記』シリーズ第3弾の『ブリジッド・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016年)以外には、これといって1作品も出演していないレネー・ゼルウィガーの本格的な復帰作品という状況も多少似ていることからも、彼女をジュディと被らせて見る向きも相乗効果としてあったかも知れないですね。
私的な評価としましては、
正直なところ、映画の内容的には、私の場合にも暴露的な波瀾万丈の一代記を期待していた部分もあったので、何か物足りなさを感じなくもなかったですし、そういう意味合いでは期待外れな点も大きかったでした。
しかしながら、レネー・ゼルウィガーの吹き替え無しの生歌で、ジュディの持ち歌を研究し尽くしたかのように歌い込んでいる様子が、かなり凄くて、思わずジュディ・ガーランドではなくレネー・ゼルウィガーによるサントラ盤であって、彼女自身の初のソロベスト盤に相当するCDまで、劇場用パンフレットと併せて購入したほどでした。
従いまして、五つ星評価的には、お話し的には★★★☆(70点)くらいの内容でしたが、レネー・ゼルウィガーの成り切り具合が凄くて感動的でしたので、更に、☆(10点)を加点して、総合的には、四つ星評価に相当する★★★★(80点)の高評価とさせて頂きました。
〇映画『ジュディ 虹の彼方に』スペシャルMV/アカデミー女優レネー・ゼルウィガー熱唱
※尚、この作品に関しても、映画『スキャンダル』と同じ配給会社のギャガさんのご厚意により、数多くのインターネットの動画配信サービスで1.000円均一でレンタル視聴出来る様ですので、劇場で観逃されて、お近くの劇場で上映が終了していた際には、是非そちらでご視聴されても如何かと思います。
※因みに、
〇京都府では、イオンシネマ京都桂川、イオンシネマ久御山、イオンシネマ高の原、舞鶴八千代館、福知山シネマ。
〇滋賀県では、ユナイテッド・シネマ大津にて絶賛上映中です。
HALU6700@HALU7100
#イオンシネマ草津 で『#ジュディ虹の彼方に 』鑑賞。ジュディ・ガーランドの最晩年を描く伝記映画。ガーランドを演じたレネー・ゼルウィガーが主演女優賞のオスカー獲得も納得のなりきりぶりには目を見張る程。 終幕の「虹の彼方に」の熱唱と… https://t.co/cMw6LCZ78o
2020年03月17日 16:04
HALU6700@HALU7100
#イオンシネマ草津 で『#ジュディ虹の彼方に 』鑑賞②。10代から既にクスリ漬けになされていたジュディ・ガーランドの影にも迫る伝記映画なのでカタルシスを得るにはやや乏しい映画ながらも、原作がブロードウェイでも上演された舞台劇だけあ… https://t.co/THBxqeKoHD
2020年03月17日 16:27
▼『オズの魔法使』(1939年)の私の独断と偏見に基づいた感想によるリブログ記事です。
もしもご興味が惹かれましたらば、こちらもご一読下されば幸いです。
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全国の花火師の日本煙火協会の青年部の有志による立案・企画による、新型コロナウィルス感染症と闘う医療従事者を労い、悪疫退散の意味合いをも込めた、「Cheer Up!花火」プロジェクトによる、所謂、「3密」の避けて防止するために、事前に花火の開催場所や日時をシークレットにした、謂わば<サプライズ花火>が、昨晩の6月1日の午後8時頃から全国各地で一斉に打ち上げられ、夜空に大輪を咲かせていました。
47都道府県の約200ヶ所で、160超の業者が参加し各地で花火を打ち上げられたそうです。
※尚、共通のハッシュタグ「#cheeruphanabi」で検索すれば、各地の業者がTwitterなどSNSに投稿した花火の様子もうかがうことができるとのこと。
MakotoUeda@KLE400
【Cheer Up!#花火プロジェクト】 #cheeruphanabi #滋賀県 #浜大津 #花火 #花火大会 #琵琶湖 #びわ湖 #全国一斉悪疫退散祈願 #全国一斉花火大会 #コロナ #ファインダー越しの私の世界 https://t.co/XTiLkbBRn6
2020年06月01日 22:42
今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。
























































