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HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

元来、私の場合には、心理的に怖そうなホラー映画は大の苦手なのですが、この映画については、周囲の映画ブロガーさんの間でも、ホラーコメディ映画といった趣の作品らしく、あまりにも評判が良いので、近々、大阪府に追随して京都府にも緊急事態宣言が再発出される前に観られる映画は観ておこうと思い立ち、4月20日(火)に、またもや、滋賀県大津市の大津アレックスシネマまで、今回は自分ひとりで鑑賞に出向いて来ました。

 

今年度の19本目の劇場鑑賞作品。

※大津アレックスシネマでは9本目の劇場鑑賞作品。

 

率直な感想と致しましては、

特に心理的に怖いホラー映画を大の苦手としている私でしたが、そんな私でも爆笑してしまうくらいに、程よくグロく程よくポップなホラーコメディ映画でした。

ホラー映画が苦手な私でも、思わず爆笑してしまうほど面白い作品なので、超オススメです(^^)v

 

※但し、R15+指定の映画ですので、15歳未満の方はご鑑賞出来ませんので呉々もご注意下さい。

 

 

「ホラー苦手な私でも爆笑のホラーコメディ(21.4/20・2D字幕)」

ジャンル:ホラー

原題:FREAKY

製作年/国:2020年/アメリカ

配給:東宝東和

公式サイト:https://theswitch-movie.jp/

上映時間:102分

上映区分:R15+

公開日:2021年4月9日(金)

※新型コロナウィルスの感染拡大のため1月15日(金)から公開延期。

監督:クリストファー・ランドン

キャスト:

ヴィンス・ヴォーン / キャスリン・ニュートン / セレスト・オコナー / ミーシャ・オシェロヴィッチ / ユリア・シェルトン / ダナ・ドローリィ / ケイティ・フィナーラン / アラン・ラック 他

 

 

【解説】

「透明人間」「ゲット・アウト」などホラー、サスペンスの話題作やヒット作を数多手がけるジェイソン・ブラムが製作、「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドンが監督を務め、気弱な女子高生と連続殺人鬼の身体が入れ替わってしまったことから巻き起こる恐怖を描いた異色ホラー。

 

家でも学校でも我慢を強いられる生活を送る冴えない女子高生のミリー。

ある夜、アメフトの応援後に無人のグラウンドで母の迎えを待っていた彼女に、背後から指名手配犯の連続殺人鬼ブッチャーが忍び寄る。

鳴り響く雷鳴とともにブッチャーに短剣を突き立てられたミリーだったが、その時、2人の身体が入れ替わってしまう。

24時間以内に入れ替わりを解かなければ、二度と元の身体に戻れない。

ミリーは新たな殺戮を企てるブッチャーを相手に、自分の身体を取り戻そうとするが……。

 

「名探偵ピカチュウ」「スリー・ビルボード」のキャスリン・ニュートンがミリーに扮し、ブッチャーと入れ替わり後は手当たり次第に殺戮を企てる殺人鬼を熱演。

一方、中身は女子高生で自分の身体を取り戻そうするブッチャーをヴィンス・ヴォーンが演じた。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

今年の1月にTBS系列の日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』で、綾瀬はるかさん&高橋一生さんによる、冴えない女性刑事と連続殺人犯の魂の入れ替わりドラマが毎週高視聴率で好評を博していましたが、あのテレビの刑事ドラマ以上に、この作品の場合には映画であるだけにハードな描写が多く、正直、血飛沫ドバーッ系のスプラッター映画的な側面もありはしましたが、私が大の苦手の心理的に怖い映画ではなかったので、爆笑を誘うほど、なかなか面白く観ることが出来ました。

 


今後、私もホラー映画の内容によっては、新たな鑑賞ジャンルを開拓が出来そうで良かったです。

 

お話しの流れ的には、

父親と死別し、母コーラル(ケイティ・フィナーラン)は悲しみのあまりアルコール依存症気味、警官として働く姉シャーリーン(ダナ・ドローリィ)は家を留守にしがち・・・。

そして主人公の女子高生ミリー(キャスリン・ニュートン)は、家は居心地が悪く、学校では軽くイジメられるといった、繰り返される冴えない日々にうんざりしていました。

親友のナイラ(セレスト・オコナー)、ジョシュ(ミーシャ・オシェロヴィッチ)と過ごす時間が、わずかな慰めでした。

 

 

そんな11月の11日の水曜日。

男女四人が惨殺される謎の事件が起きるのでした。

 

 

その翌日の11月12日木曜日。

内気な女子高生ミリーは近くで行われる学園祭には参加せず、母コーラルと一緒に『ウィキッド』の舞台を見に行く予定にしていました。

 

 

放課後、ミリーはアメフトの応援の後、夜になっても無人のグラウンドで、たったひとりで、母コーラルの迎えを待っていたのですが、邪悪な影が忍び寄るのでした。

 

 

必死に逃げ回るミリーを連続殺人鬼ブッチャー(ヴィンス・ヴォーン)が捕らえ、鳴り響く雷鳴とともに、古代文明から受け継がれてきた謎の短剣「ラ・ドーラ」を突き刺したときに、異変が起こるのでした。

 

 

13日の金曜日。自宅で目覚めた”ミリー”は家族と話すこともなく、冷たい目つきで周囲を伺っていました。

 

 

一方、汚れた隠れ家で目覚めた”ブッチャー”は、「ここはどこ?」とフラフラと立ち上がり、鏡を覗き込んだ瞬間、悲鳴を上げるのでした。

そう、ブッチャーが短剣をミリーに突き刺した夜、二人の魂は入れ替わってしまったのでした。

 

 

指名手配犯である連続殺人鬼の身体を得たミリーは警官や市民に追われる羽目になりますが、ミリーの身体を得たブッチャーはこれ幸い。この身体ならば、誰も殺人鬼とは思いもしない。

 

 

それを良いことに、学校に足を運び、気にくわない教師や生徒達を、次々と惨殺し始めるのでした。

 

 

24時間以内に入れ替わりを解かなければ、一生、元の身体に戻れない状況の中、ミリーは自らの身体を取り戻すことが出来るのか?

 

女子高生と連続殺人鬼がぶつかり合う、長い長い夜が幕を開けようとしているのでした・・・。

 

といったイントロダクションの映画でした。

 

 

いやー、思わず爆笑してしまうほど面白いホラー映画でしたね。

所謂、ホラー映画では定番の「サイコパスの殺人鬼がティーンズの集団をつけ狙い刃物で殺害する」といったティーンズ・スラッシャー映画と、そして、魂が入れ替わっちゃう系映画のコラボ作品。

 

そこそこ程よくグロかったり血飛沫ドバーッ系のスプラッター映画的な側面もありはするのですが、青春コメディ風味のある女子高生の成長譚的な雰囲気もあるのでホラー映画という体裁ではありますが、案外、誰でもが楽しめる映画かとも思いますね。

 

入れ替わるのが、女子高生と馬鹿デカい連続殺人鬼という点が、実に面白いですね。

 

 

基本地味なはずのミリーが殺人鬼の姿を借りて男子生徒を脅して、小便ちびらせたりする展開も滑稽ながらも、なかなかスカッとするし、

逆にイケイケなJKに変身した殺人鬼が、意地悪な女子生徒や胸クソ悪い男子生徒たちをバッサバッサと殺しまくるというのも怖いながらも気分が晴れ晴れしましたね。

 

 

そして、殺人鬼のオッサンの身体になってしまったミリーは元の身体に戻ろうと親友たちに会いに行きますが、当然ながら最初は信用されるはずもなく、逃げ回られてしまう始末。

しかし、またこの2人の親友(ゲイの男の子と黒人の女の子)が良い子達なんですよね。

やがて、こんな姿になったミリーでさえも信じてくれるのでした。

 

 

むさ苦しいデカいオッサン姿になったミリーの内股走りが、もの凄く可笑しい点も見どころですね。

 

兎にも角にも、設定の力が素晴らしい映画でしたね。

普通の入れ替わりもの映画と言えば、同じ年頃の男女によるラブストーリーが定番でしょうが、本作品の場合には、ホラーの体裁でそれをやってのけるから斬新ですよね。

 

 

それにしても、ミリーが憧れている男子生徒ブッカー(ユリア・シェルトン)との恋愛パートを、身長2メートル近くはある、むさ苦しいオッサンの殺人鬼の姿のままのミリーで真っ当に演じきるという狂った様も見ものでしたね(笑)

 

 

仲間愛で窮地を脱するのも良かったですし、家族愛で最後をまとめるというのも良かったでしたね。

 

ところで、女子高生ミリー役のキャスリン・ニュートンが、あの『名探偵ピカチュウ』(2019年)のヒロインのルーシー役の女の子だったとは、劇場パンフレットを読んで、ようやく気が付きました次第でした。

 

▲『名探偵ピカチュウ』(2019年)のルーシー役のキャスリン・ニュートン。

 

 

 

私的な評価と致しましては、

前述しました通り、心理的に怖いホラー映画は大の苦手ですが、この映画は、そこそこ程よくグロかったり血飛沫ドバーッ系のスプラッター映画的な側面もありはするのですが、青春コメディ風味のある女子高生の成長譚的な雰囲気もあるので、ホラー映画という体裁ではありますが、案外、誰でもが楽しめる映画かとも思いました。

 

ですので、ホラー苦手の私でも、とても面白く観る事が出来ましたし、こういったホラーコメディ映画ならば観る事が出来ることも分かったので、今後、私もホラー映画の内容によっては、新たな鑑賞ジャンルを開拓が出来そうで良かったです。

つきましては、五つ星評価的には★★★★☆(90点)の四つ星半の高評価も相応しい作品かと思いました次第です。

 

※尚、今回、この映画『ザ・スイッチ』をブログ記事にて、すごく面白い作品だと推して下さった、emiさん、あややんさんをはじめ多くの映画ブロガーさん達には感謝申し上げます。

すごく面白かったので、今回、劇場鑑賞してきて正解でした。

 

○映画『ザ・スイッチ』本予告編<4月9日(金)公開>

 

 

 

 

 

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【訃報】個性派俳優・隆大介さん死去。

 

黒澤明監督の映画「影武者」「乱」などに出演するなど個性派俳優として活躍した隆大介(りゅう・だいすけ、本名:張明男)さんが、頭蓋(ずがい)内出血のため、去る4月11日に亡くなっていたことが分かった。享年64歳。

 

私事ですが、俳優・隆大介さんとは、約30年ほど前に、私が大学生時代当時に、東映太秦撮影所で時代劇のエキストラを私が日雇いアルバイトしていた頃に、エキストラ用のロケバスに、一度だけですが、ひとりひょっこりと乗り込んで来られて一番奥の席に座られていて、とても風格のあるオーラを放った俳優さんだったのを記憶しています。

 

▲映画『影武者』(1980年)の際の織田信長役扮する隆大介さん。

 

故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

以前から期待していた女性宇宙飛行士の映画『約束の宇宙(そら)』を、公開初日の4月16日(金)に、またもや、滋賀県大津市の大津アレックスシネマまで、年老いた父親と共に鑑賞に出向いて来ました。

 

今年度の18本目の劇場鑑賞作品。

※大津アレックスシネマでは8本目の劇場鑑賞作品。

 

 

 

「主人公の理性に欠けた行動に興醒め(21.4/16・2D字幕)」

ジャンル:人間ドラマ

原題:PROXIMA

製作年/国:2019年/フランス

配給:ツイン

公式サイト:http://yakusokunosora.com/

上映時間:107分

上映区分:一般(G)

公開日:2021年4月16日(金)

監督・脚本:アリス・ウィンクール

音楽担当:坂本龍一

キャスト:

エヴァ・グリーン / ゼリー・ブーラン・レメル / マット・ディロン / アレクセイ・ファティフ / ラース・アイティンガー / ザンドラ・フラー 他

 

 

【解説】

『007/カジノ・ロワイヤル』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のエヴァ・グリーンが主演を務め、シングルマザーの宇宙飛行士と幼い娘の愛と絆を描いた人間ドラマ。

 

欧州宇宙機関(ESA)で日々訓練に励むフランス人宇宙飛行士サラ。物理学者の夫と離婚し7歳の娘ステラと2人で暮らす彼女は、「Proxima(プロキシマ)」と名付けられたミッションのクルーに選ばれる。

長年の夢が実現し喜ぶサラだったが、宇宙へ旅立てば娘と約1年もの間、離れ離れになってしまう。過酷な訓練の合間に、サラはステラと「打ち上げ前に一緒にロケットを見る」という約束を交わすが……。

 

共演に「クラッシュ」のマット・ディロン、「ありがとう、トニ・エルドマン」のサンドラ・フラー。「博士と私の危険な関係」のアリス・ウィンクールが監督・脚本を手がけ、坂本龍一が音楽を担当。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

ISS(国際宇宙ステーション)に滞在する宇宙飛行士に抜擢されたサラ(エヴァ・グリーン)。

ただ、ひとつに女性であり、また、宇宙先進国ではないフランス人であって、さらに宇宙飛行士の未経験者といった、宇宙飛行士界の中では少数派のハンディを3つも負った彼女が、打ち上げまでの2ヶ月の訓練期間中に経験する様々な葛藤について、このサラの設定と同じく小学生の娘を持つアリス・ウィンクール監督がきめ細やかに描いた作品だという。

 

 

そしてまた、従来の宇宙ものの映画とは異なり、宇宙に行ってからの出来事を描くのでは無く、むしろ宇宙空間のシーンはほぼ皆無で、欧州宇宙機関(ESA)の全面協力により、実際の訓練施設などで撮影を敢行し、宇宙まで旅立つまでの過程を詳細に描いている点は目新しい映画ではありました。

 

 

実際の訓練を行うロシアのスターシティにやって来たサラは、アメリカとロシアの男性宇宙飛行士から、あたかも観光客のように扱われ、いざという時の代役要員の飛行士からは「さっさと諦めな」的なプレッシャーをかけられる。そんな彼らに自分の実力を証明しようと頑張るサラは、男社会でサバイバルを強いられてきた女性の代表格の様でもあります。

 

 

さらに、シングルマザーであるサラは、離婚した元夫に預けてきた一人娘のステラ(ゼリー・ブーラン・レメル)に対しても良き母親であろうと頑張るのでした。が、仕事と子育ての両立は難しい。娘ステラからの電話に対応すれば訓練に遅刻し、訓練に集中すれば娘からそっぽを向かれる。両方ともこなそうとしてもどちらも上手く行かなくなり、「もう無理!」とキレる寸前まで追い込まれるサラに心情は、子を持つ親ならば同じような経験したことがあるかも知れないし、宇宙飛行士という職業の特殊性ををも超えた共感を、女性のアリス・ウィンクール監督は上手く引き出しているとも言えるでしょう。

 

 

ただ、離れるほどに強くなっていく母娘の愛の絆を描こうとしている点は理解は出来るし、「完璧な宇宙飛行士などいない。完璧な親も。」という本作品の謳い文句も痛いほど分かるのですが、だからと言って、地球上での細菌などを宇宙ステーションに持ち込まないように安全に万全を期して一定期間の隔離生活を過ごしているにも拘わらず、娘ステラとの”約束”を果たすために、隔離施設を抜け出して、ミッションを共にするクルー達をも危険に晒すような理性に欠けた自分本位な行動を執る時点で、もう本当ならば宇宙飛行士の資格はないでしょう。

いくら、その後で消毒剤でくまなく全身を消毒したとしても、細菌を持って宇宙に出てしまう危険性は決して全くゼロではない訳ですから。

 

 

この点に関しては、脚本・監督のアリス・ウィンクールが、宇宙飛行士が担う任務の危険性と重大性、そしてその覚悟の程を今ひとつはき違えていたとしか思えないですし、シングルマザー云々は別にしましても、実の子供と別れる辛さは子供のいない私にも理解は出来ますが、あのような行動に移る時点で精神的にも動揺し過ぎで、これまで実績を挙げてきた女性宇宙飛行士達が軽んじて評価されるのではないかとも危惧してしまいますね。

 

あの”約束”を守るために行った規律違反をした時点で、サラは代役要員のクルーとの交代を告げられるはずでしたし、あのまま宇宙にまで旅立ったというのは半ばファンタジーとしか思えなかったです。

 

 

せっかく音楽担当の坂本龍一さんによる、優しい美しい旋律がBGMとして採用されて、日本人としてもその点はすごく誇らしかったのに、主人公の終盤の理性を欠いた行動で興醒めしてしまい、映画自体が台無しになってしまっていました。

 

 

エンドクレジットと共に紹介される、これまでのママさん宇宙飛行士達の面々の中にはJAXAのあの山崎直子さんも映っていました。

 

おそらく彼女たちもこういった親子の絆に関する事でも大変苦労してきたのだなと言うことは理解は出来ましたが、さすがに規律違反をするような事はしなかったでしょうし、その点では、この映画は脚本が悪かったと思うほかなかったですね。

 

本作品が、ドキュメンタリー映画ではないとは言え、たとえフィクションであっても宇宙飛行計画という国家を挙げての大事業の特殊任務に対して、あまりにも無責任過ぎるのは考えものですからね。

 

 

 

私個人的には、サービスショットなのかどうか分からないですが(笑)、エヴァ・グリーンの綺麗なオッパイが3回も映って拝めたことが目の保養になって良かったくらいですね(苦笑)

 

 

 

 

私的な評価と致しましては、

終盤の娘ステラとの”約束”を果たそうとする以前までは、未だ母親のサラの心情や行動についても許容範囲でしたが、あの理性を欠いた行動には、さすがに興醒めしてしまいました。

人間ドラマとして、あくまでフィクションとして観るにしても、宇宙飛行士の行動として先ず有り得ない演出が映画自体を台無しにしてしまっていました。

 

従いまして、五つ星評価的には、やや厳し目の評価かも知れないですが、三つ星半の★★★☆(70点)の評価ぐらいが相応しい作品かと思いました。

 

○映画『約束の宇宙(そら)』予告編

 

 

 

 

 

 

 

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吉本新喜劇座員のチャーリー浜さん死去。享年78歳。

 

4月18日(日)、チャーリー浜さん(本名:西岡正雄さん)が、呼吸不全、誤嚥性肺炎で大阪市内の病院内で逝去。

 

代表的なギャグ「・・・じゃあ~りませんか」「ごめんクサい」などで、一世を風靡。特に前者のギャグはCM起用で全国的な人気を博し流行し、1991年の『新語・流行語大賞』を受賞されました。

 

故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

昨年に43歳の若さで急逝したチャドウィック・ボーズマンの最後の主演作品である、この『21ブリッジ』についても、京都市内でも数多くのシネコンで公開されていますが、今回も敢えて、滋賀県大津市の大津アレックスシネマまで、年老いた父親と共に、公開日から4日目の4月12日(月)に鑑賞に出向いて来ました。

 

今年度の17本目の劇場鑑賞作品。

※大津アレックスシネマでは7本目の劇場鑑賞作品。

 

 

 

「キングよ、永遠なれ!(21.4/12・2D字幕)」

ジャンル:アクション

原題:21Bridges

製作年/国:2019年/中国=アメリカ合作

配給:ショウゲート

公式サイト:http://21bridges.jp/

上映時間:99分

上映区分:一般(G)

公開日:2021年4月9日(金)

製作:アンソニー・ルッソ / ジョー・ルッソ / チャドウィック・ボーズマン

監督:ブライアン・カーク

キャスト:

チャドウィック・ボーズマン / シエナ・ミラー / ステファン・ジェームス /  キース・デビッド / アレクサンダー・シディグ / テイラー・キッチュ / J・K・シモンズ 他

 

 

【解説】

「ブラックパンサー」のチャドウィック・ボーズマンが主演・製作を務めたクライムミステリー。

 

マンハッタン島で強盗事件が発生し、銃撃戦の末に警察官8人が殺害された。

捜査に乗り出したのは、警察官だった父を殺された過去を持つデイビス刑事。

マンハッタンを全面封鎖して犯人の行方を追うが、事件の真相に迫るうちに思わぬ事実が浮かび上がる。

孤立無援となったデイビス刑事は、事件の裏に潜むニューヨークの闇に立ち向かうが……。

 

共演は「アメリカン・スナイパー」のシエナ・ミラー、「ビール・ストリートの恋人たち」のステファン・ジェームズ、「セッション」のJ・K・シモンズ。

 

製作には「アベンジャーズ」シリーズのアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟監督が名を連ね、「ゲーム・オブ・スローンズ」などテレビドラマを中心に手がけてきたブライアン・カークがメガホンをとった。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

チャドウィック・ボーズマン。

 

この彼の名を世界に知らしめたのは、先ずは、黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンに扮した『42 世界を変えた男』(2013年)。そして、『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』(2014年)では、ソウルの帝王と称された歌手ジェームス・ブラウンを、『マーシャル 法廷を変えた男』(2016年)では、黒人初の連邦最高裁判事となったサーグッド・マーシャルを熱演。

この3年の間に、アメリカにおける黒人の歴史を変えた人物を、次々とその身で体現。

彼の崇高な精神が歴史上の偉人の魂と結びつき、これ以上ないハマり役を世に放った。

 

更に、『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』(2016年)では、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)における初の黒人ヒーローとして登場し、その単独映画『ブラックパンサー』(2018年)は、全米で歴史的大ヒットを記録し、アメコミヒーロー映画としては異例のアカデミー賞の作品賞ノミネートを果たすに至ったのでした。

 

2020年8月28日。そんな人気絶頂のさなか、大腸ガンのため43歳の若さで死去。その4年前の2016年には、ステージ3の大腸ガンを宣告されていたという。病魔に侵されていた事実を知っていたのはごくわずかの関係者のみで、共演者にもその事実は告げていなかったとのこと。

だからこそ、死去の報には誰しもが耳を疑ったのでした。

 

傑出した演技力でも知られており、Netflixオリジナル映画『マ・レイニーのブラックボトム』(2020年)では、本年度の第78回ゴールデングローブ賞で最優秀主演男優賞を受賞。

第93回アカデミー賞(日本時間4月26日に授賞式)でも、史上3人目の主演男優賞の死後受賞が期待されています。

 

 

 

お話しの流れ的には、

ニューヨーク・マンハッタン島で強盗事件が発生し、銃撃戦の末に警察官8人が殺害された。

 

 

捜査に乗り出したのは、警察官の父親を殺された過去を持つアンドレ刑事(チャドウィック・ボーズマン)でした。

 

 

『踊る大捜査線 THE MOVIE2 / レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)にて、東京にある1つの橋さえも封鎖できなかった青島刑事の不甲斐なさとは大きく異なり、アンドレ刑事に至っては、なんと大胆にも、真夜中のマンハッタン島に架かる21の橋を全面封鎖して犯人の行方を追うのでした。

 

 

しかし、事件の真相に迫るうち、重要参考人を警官が即座に射殺するなど、不可解な事態に遭遇するのでした。

孤立無援となってしまったアンドレ刑事は、事件の裏に潜むニューヨークの闇に立ち向かうのでしたが・・・。

 

 

といった、たった一夜の出来事を、スリリングに且つダイナミックに展開させた犯罪追走劇といったクライムミステリーを描く映画でした。

 

 

この映画の撮影は、2018年だったため、チャドウィック・ボーズマンはガン治療の化学療法に伴う苦痛に耐えながらも、重厚なセリフ回しや迫力のアクションに挑んでいたことになりますが、やはり、その顔つきや体躯は、少々痩せていたようにも思えましたが、あの軽快なフットワークのアクションシーンを観る限り、彼が当時ステージ4の大腸ガン患者だったとは思えないほどでした。

 

 

この映画に懸けた、チャドウィック・ボーズマンの魂に共鳴し、最高の作品にするべく、豪華なスタッフ達が集まりました。

彼と共に製作に名を連ねたのは、『アベンジャーズ』シリーズで運命をともにしたアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソのルッソ兄弟。そして監督には、世界的大ヒットドラマの『ゲーム・オブ・スローンズ』を手掛けてきたブライアン・カークがメガホンを執るのでした。

 

 

キャストについても、あの『セッション』の鬼教師役でオスカーを獲得した、J・K・シモンズが、主人公を古くから知る85分署のベテラン署長を演じる他、さらに『フォックスキャッチャー』『アメリカン・スナイパー』などのシエナ・ミラー、『ビール・ストリートの恋人たち』で脚光を浴びたステファン・ジェームスなど、まさにこの魂を込めた渾身の一作に相応しい布陣が脇を固めていました。

 

 

先ず、何といっても、印象深かったのは、マンハッタン島に潜む犯人を逃さない為に、映画のタイトルの由来にもなっている、アンドレ刑事が考案する作戦。

 

 

これが度肝を抜くスケールでとてつもない。

全ての橋で検問するのか?FBIに捜査協力を要請するのか?

アンドレ刑事の場合にはそんなチマチマした正攻法は選ばなかった。

では、どうしたのか?

 

答えは簡単。”マンハッタン島を全て封鎖”してしまうのでした。

全面封鎖。つまりは、島を出る21の橋、3つの川、4つのトンネル、そして鉄道網の全てを一夜ロックダウンさせるというもの。

犯人を物理的に脱出不可能にしたうえで、島全域におびただしい数の警官を放つという大胆な方法でした。

あまりにも豪快な展開ゆえに非常に爽快感もありましたね。

 

 

そして、本作品はただのクライムアクションではないから面白い。

主人公アンドレ刑事は、中盤あたりで犯人逮捕に最接近します。

しかし、それは”ゴール”ではなく、”スタートライン”。

間一髪で逃れた犯人を追いながら、アンドレ刑事はニューヨークと警察の”闇”へと足を踏み入れていくのでした。

 

 

やがて、物語開始時には想像もしなかった不穏な空気が画面を覆い尽くすことになります。

約99分と、サクッと、とても観やすい映画の尺なのですが、しかしながら、その密度具合は、緊迫が緊迫を呼ぶ展開で、とても凄まじくズッシリとして見応えがあるものでした。

 

 

クライムミステリーとしての引っ張り具合もとても良く、迫真のアクションとも良い塩梅でのコントラストを見せてくれていました。

 

 

過度な説明を極力排して、登場人物の行動と断片的なセリフのみを軸にして、物語がドンドンと進んでいくからか、自ずと画面にも疾走感がみなぎってくる作りが良かったでしたね。

 

 

胡散臭い登場人物や不可解な事態の遭遇など、警察の”闇”へと足を踏み入れていくくだりは、観ようによっては、予定調和的とも思えなくもないのですが、たった一夜の出来事としてこの事件の顛末をまとめている点は非常に巧く、評価に充分に値するかとも思いました。

 

 

銃撃戦の迫力など、映画ファンであればあるほど、劇場の大きなスクリーンで観て損はない映画かとは思いました。

チャドウィック・ボーズマンが、自己の命を削ってまでも、画面の端々に魂を込めた渾身の一作ですので、是非とも観客として肌で感じ取って頂き、各シーンを目に焼き付けて欲しい作品かと思いました。

 

 

私的な評価と致しましては、

チャドウィック・ボーズマンが自ら製作にも関与した最後の主演作品ということからも、やや贔屓目に観てしまいますが、五つ星評価的には、★★★★(80点)の四つ星評価の高評価が相応しい作品かと思いました次第です。

 

尚、なかなか面白い映画で、エンドロールの最後の最後までキッチリと観ましたが、急逝した、故チャドウィック・ボーズマンに向けた追悼文が映画の中にひと言も触れていなかったのが唯一悔やまれる点だったかも知れないですね。

 

※全米公開は2019年11月22日公開だったみたいなので、この映画がアメリカで公開時点では、未だチャドウィック・ボーズマンは存命中だったみたいなので、追悼文もひと言もなかった様ですね(汗)

 

○2分でわかる『21ブリッジ』映像解禁!

 

 

 

○チャドウィック・ボーズマン主演『21ブリッジ』予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。