『ARGYLLE/アーガイル』(2024年) #イオンシネマ京都桂川 #映画アーガイル | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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母親のガンの定期検診のために病院の送迎にクルマで連れて行くついでに、早々とSNSなどで他の人達から映画のネタバレを喰らってしまうまでにと、『ARGYLLE/アーガイル』の公開初日の3月1日(金)の朝イチの上映回に、イオンシネマ京都桂川まで鑑賞に出向いて来ました。

しかしながら、もう映画館での上映は、ほぼ終了しており、早々と配信も開始している中、今更ながらで恐縮ですが、あくまでも個人的な備忘録的に本作品の感想について拙ブログにも記録として残しておきたいと思います。

 

 

◎私個人的には、この作品は、今年のベスト3には入ること必至と思うほど面白かった作品でした!!!

 

 

今年度の9本目の劇場鑑賞作品。

(今年度のイオンシネマ京都桂川での2本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「マシュー・ヴォーン節全開!二転三転四転五転の先読み不可能な展開のスパイ映画(24.3/1・2D字幕鑑賞)」

ジャンル:アクション/サスペンス/ スパイコメディ

原題:Argylle

製作年/国:2024年/イギリス・アメリカ合作

製作会社:マーヴ・スタジオ

配給:アップル・オリジナル・フィルムズ / ユニバーサル・ピクチャーズ / 東宝東和

公式サイト:https://argylle-movie.jp/

上映時間:139分

上映区分:一般(G)

劇場公開日:2024年3月1日(金)

製作:マシュー・ヴォーン / アダム・ボーリング / デヴィッド・リード / ジェイソン・フォックス

製作総指揮:アダム・フィッシュバック / ジギー・カマサ / カルロス・ペレス / クラウディア・ボーン

音楽:ローン・バルフェ

撮影:ジョージ・リッチモンド

編集:リー・スミス / トム・ハリソン=リード / コル・グーディー

美術:ダニエル・テイラー / ラッセル・デ・ロザリオ 

衣装:ステファニー・コーリー 

脚本:ジェイソン・フックス

監督:マシュー・ヴォーン

キャスト(配役名):

ブライス・ダラス・ハワード(エリー・コンウェイ / レイチェル・カイル:スパイ小説『アーガイル』を執筆中の人気作家) / ヘンリー・カヴィル(オーブリー・アーガイル:『アーガイル』シリーズの主人公のスパイ) / ルイス・パートリッジ(若い頃のアーガイル) / サム・ロックウェル(エイダン・ワイルド:エリーの前に現れるスパイ) / ブライアン・クランストン(リッター/バリー :現実の悪の秘密組織ディヴィジョンの長官 ) / キャサリン・オハラ(ルース・コンウェイ:エリーの母親)/ デュア・リパ(ルクランジュ:『アーガイル』シリーズの登場人物で、アーガイルの敵)/ アリアナ・デボーズ(キーラ:CIAの工作員)/ ジョン・シナ(ワイアット:『アーガイル』シリーズのアーガイルの相棒) / サミュエル・L・ジャクソン(アルフレッド・ソロモン:CIAの元副長官)/ ソフィア・ブテラ(サバ・アル=バトル) / リチャード・E・グラント(フォウラー) / ロブ・ディレイニー(パウエル副長官) / ジン・ルージ(アーガイルの恋人) / チップ(アルフィー:エリーの愛猫) その他

 

 

【解説】

「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアクション。

謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェントのオーブリー・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。

新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。

 

やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。

エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだったが……。

作家エリーをブライス・ダラス・ハワード、彼女を救うエイダンをサム・ロックウェル、エリーが描く小説の主人公エージェントのオーブリー・アーガイルをヘンリー・カビルが演じた。

そのほか共演にジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン、シンガーソングライターのデュア・リパら。

 

「PAN ネバーランド、夢のはじまり」のジェイソン・フックスが脚本を手がけた。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

  あらすじ(ほぼネタバレ無し)

 

スパイ小説『アーガイル』シリーズの著書である愛猫家のベストセラー作家エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)は、第5巻をほぼ完成させ、母にその次作の小説の内容を送信するのでしたが、ダメ出しを喰らうのでした。

 

 

そこで、休暇を兼ねて実家の母のルース(キャサリン・オハラ)と父に出会うべく、愛猫アルフィーと一緒に列車に乗るのでしたが、移動中に謎の男たちに襲撃されるのでした。

 

 

 

エリーのファンと言うエイダン(サム・ロックウェル)と知り合い、自分を「本物のスパイだ」と言う彼にその窮地を救われるのでした。

 

 

 

エイダンの話しによると、エリーの空想の産物のはずの小説の内容は、偶然にも全て現実の悪の秘密組織ディヴィジョンの行動を描いているために、それが最早、看過できないところまで来てしまったために、ディヴィジョンがエリーの命を狙っていると言うのでした。

そこで、二人は行動を共にして、ロンドンでディヴィジョンの重大な秘密を記すマスター・ファイルを探し出そうとするのでしたが、二人は、リッター長官率いるディヴィジョンに幾度となく襲撃されるのでした。

 

 

やがてエリーはエイダンが自分を殺そうとしているのではないかと疑い、強迫観念にかられて、アメリカのシカゴに住む両親に助けを求めて、イギリスのロンドンまで呼び寄せるのでしたが・・・。

 

 

と、こんな風にお話しが展開されるのですが、この映画のタイトル名でもある敏腕エージェントのオーブリー・アーガイル(ヘンリー・カヴィル)は、あくまでも小説上の主人公であって、相棒のワイアット(ジョン・シナ)とコンビを組み、スパイ小説『アーガイル』シリーズの中で活躍しているのでした。

 

 

アーガイルが同業者のルクランジェ(デュア・リパ)のハニー・トラップに引っかかるも相棒のワイアット(ジョン・シナ)が助けるスパイ小説『アーガイル』の第4巻の実写シーンにて幕を開けるのでした。

 

 

ただ、この一連の小説上の空想のアクションシーンのはずが、後半の現実のアクションシーンなどの大いなる伏線だったりするので、なかなか話しはややこしい(笑)

 

 

世界を騙す一流スパイは、観ている我々観客までをもまんまと騙すのですから。

なので、この映画の魅力は何と言っても、この二転三転では終わらない四転五転もする先読み不可能なストーリー展開にこそあるかと思いますので、あらすじはこの辺で・・・。

 

 

  感想

 

このストーリー展開自体の面白さに加え、他では見られないような外連味たっぷりな戦闘シーンがこの映画の魅力でもありました。

 

 

前半部分は、列車でのアクションシーンは『ブレッドトレイン』の様だったり、エリーとエイデンのドタバタ劇は『ナイト&デイ』に通じるものがあったりと、確かにどこかで観た様な既視感もある戦闘シーンもありはしましたが、そんんな中でも、特に、後半部の如何にもイギリス的なブラックユーモアに富んだアクションシーンは、前代未聞の面白さでした。

 

 

おふざけも多い上に、お話しの展開が少しややこしいからか、巷間の評価は賛否両論大きく分かれているようですが、『キングスマン』シリーズなどマシュー・ヴォーン監督作品のファンの方であれば是非とも観ておいて欲しい作品。

 

 

特に、終盤のカラフルな煙の中でのアクロバティックな銃撃ダンスや、スケート・オン・オイルによる殺戮アクションなど、馬鹿馬鹿しいですが、想像を絶するアクションシーンは絵面的にも最高でした!

 

  劇中音楽の選曲も最高!

 

なんと「ザ・ビートルズ」のAIを駆使した”最後の新曲”として話題を呼んだ『ナウ・アンド・ゼン』も重要な局面で使用されたり、その他、書き下ろし曲『Electric Energy』では、今作のキャストでもあるアリアナ・デボーズと、人気ミュージシャンのボーイ・ジョージが歌唱を務めるといった豪華コラボが実現!劇中楽曲として使用されています!

 

※以下に、MVを貼り付けておきますので、是非試聴下さればと思います。

 

○映画『ARGYLLE/アーガイル』OFFICIAL MUSIC VIDEO|Electric Energy <2024年3月1日(金) 全国公開!>

 

 

 

 

○The Beatles - Now And Then (Official Music Video)

 

 

 

 

  私的評価:★★★★★(100点満点)。

 

エンディングロールの際のオマケ映像まで観れば、『キングスマン』シリーズとの関連性やその全容も分かる仕組みになっているので、マシュー・ヴォーン監督のファンは必見!是非とも観ておいて欲しい作品です!

 

 

私的な評価としましては、五ツ星評価的にも★★★★★の文句なしの100点満点も相応しい作品の映画かと思いました。

 

今年観た映画の中でも、私個人的には、この作品は、今年のベスト3には入ること必至と思うほど面白かった作品でした!!!

 

 

但しながらも、全米ならびに日本での劇場公開時の映画興行があまりも奮っていない様で、製作費の半分も回収出来ていない模様らしいのですが、元来、3部作を意図して作られていたそうなので、マシュー・ヴォーン監督による壮大なユニバース化を是非とも実現して欲しいですね!

 

○映画『ARGYLLE/アーガイル』予告編<2024年3月1日(金) 全国公開!>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。