『阪神タイガースTHEMOVIE2023栄光のARE』(2023年) #Tジョイ京都 #映画納め | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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今年(2023年)の最後の劇場鑑賞(映画納め)として、阪神タイガース日本一記念映画『阪神タイガースTHEMOVIE2023ー栄光のAREー』を鑑賞するべく、先日の12月26日(火)に、京都駅八条口のイオンモールKYOTO内にある大型シネコンのTジョイ京都までクルマで出向いて来ました。

 

今年度の33本目の劇場鑑賞作品。※今年の映画納め

(今年度のTジョイ京都での5本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

「リーグ制覇までしか詳細が描けていなかった点が非常に残念。(23.12/26・2D劇場鑑賞)」

ジャンル:ドキュメンタリー

製作年/国:2023年/日本

制作:ベスティ / G・G

協力:朝日放送テレビ

特別協力:阪神タイガース

製作幹事:TIME

配給:ティ・ジョイ

公式サイト:https://tigersmovie2023.com/

上映時間:88分

上映区分:一般(G)

劇場公開日:2023年12月15日(金)

プロデューサー:鈴木利幸 / 成瀬保則

監督:今村圭介

キャスト(主な出演者):

岡田彰布監督 / 平田勝男ヘッドコーチ / 今岡真訪打撃コーチ / 安藤優也投手コーチ / 藤本敦士内野守備走塁コーチ / 近本光司選手 / 大山悠輔選手 / 岩崎優投手 / 佐藤輝明選手 / 大竹耕太郎投手 / 中野拓夢選手 / 森下翔太選手 / 村上頌樹投手 その他、阪神タイガース選手一同

 

 

【解説】

18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本シリーズ制覇を果たしたプロ野球・阪神タイガースの2023年シーズンの軌跡をたどったドキュメンタリー。

2023年、18年ぶりのリーグ優勝、そして38年ぶりの日本一を成し遂げた阪神タイガース。その中心にはいつも岡田彰布監督がいた。タイガースの監督には2度目の就任となった岡田が、チームのために着手したことは数多くあるが、それらは決して派手なものではなく、誰もが驚く奇策でもない。それゆえに「岡田マジック」と呼ばれるようなことはない。そんな岡田監督の考えとはなんだったのか。本人やコーチ、選手の証言なども交え、その考えを明らかにする。

2023年シーズンのホームゲームの中継映像を中心に、日本シリーズを制したあとの監督、コーチ、選手のインタビューを収録。ファンにはおなじみの阪神タイガース応援番組「虎バン」(ABCテレビ)の制作陣を迎え、同番組のカメラがとらえた独自映像も交え、「アレ」と呼ばれて話題となった阪神タイガースの優勝が達成された、激動のシーズンを振り返る。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

▲岡田彰布監督。

 

この映画の舞台裏に関するインタビューについては全てが日本一が決定した後になってから撮影された素材だったらしいのですが、しかしながらも、版権の兼ね合いなのかどうなのか分らないのですが、京セラドーム大阪と阪神甲子園球場での阪神タイガースの主催試合しか上映許可が下りなかったのか、唯一、リクエスト映像に対して判定が覆ったことについて、岡田彰布監督が猛抗議を見せた、例の横浜DeNAベイスターズとの横浜スタジアムでの1試合以外は全てホームゲームの素材しか使用していなかったので、少々嫌な予感はしていたのですが、いくら「ARE」が「リーグ優勝」を指す言葉だとしても、阪神ファンのこちらとしては、38年ぶりの日本一までの軌跡を追ってくれた密着ドキュメンタリー映画だと思っていたのですが、その嫌な予感が的中。

 

蓋を開けてみますと、セントラル・リーグのペナントレースでの「A.R.E.=アレ」の達成までのみしかドキュメンタリーの実質的な映像はなくて、肝心の日本シリーズでのオリックス・バファローズとの第7戦までもつれこんだ激闘の末の「アレのアレ」までの軌跡は胴上げ写真の1枚のみというのには、正直、非常に残念でした。

 

▲平田勝男ヘッドコーチ。

 

この映画の料金体系が、一律2.200円均一の上映料金の設定でなければ、それほどにも残念にも思わなかったかも知れないですが、観客の皆さんに対して、一切の割引適用も不可で、一律に正規の満額の上映料金を支払って観させているのも拘らず、「38年ぶりの日本一については胴上げ写真1枚っていったいどうなのよ!お~ん。」と思った次第でした(汗)

 

▲安藤優也投手コーチ。

 

▲今岡真訪打撃コーチ。

 

セパ交流戦で”令和の怪物”千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手へ動揺を誘うべく、今岡真訪打撃コーチの執った”思わせぶり作戦”。

 

▲藤本敦士内野守備走塁コーチ

 

▲福岡ソフトバンクホークスの育成枠出身選手ながらも、昨年末に初めて実施された現役ドラフト制度にて阪神に移籍してきた今季、阪神投手陣の中でもチーム最多の12勝をマークした、大竹耕太郎投手。

 

藤本敦士内野守備走塁コーチと大竹耕太郎投手とのサインのやりとりの逸話。

 

 

▲阪神のリード・オフ・マンの近本光司選手。

 

チームキャプテンとしてのチームの牽引という責任を全うした近本光司選手。

 

▲阪神の不動の四番打者、大山悠輔選手。

 

▲抑えの切り札、岩崎優投手。

 

大山悠輔選手、岩崎優投手といった故・横田慎太郎元選手と同期入団の選手たちの熱い想いなど様々なエピソード。

 

▲若き大砲、佐藤輝明選手。

 

▲遊撃手から二塁手へと守備位置をコンバートされながらも鉄壁の守備を誇った、WBC侍JAPAN戦士の一員でもあった、中野拓夢選手。

 

今季より守備位置をコンバートされながらも頑張った、佐藤輝明選手、中野拓夢選手。

 

 

今季から入団した新人選手ながらも新人離れした大活躍を果たした森下翔太選手。

 

 

元日本ハムファイターズの木田勇投手、元近鉄バファローズの野茂英雄投手以来の今シーズンの新人王とリーグMVPを同時受賞する大活躍を見せた村上頌樹投手における、今季に完全試合途中での無情な投手交代を行なった岡田采配についての逸話などなど。

 

 

私的評価:★★★★(80点) 

 

確かに、映画自体は、リーグ制覇までのペナントレースに関するウラ話などの逸話については、見どころもそこそこあったので楽しめはしましたが、但しながらも、クライマックスシリーズは未だ良いにしても、肝心の日本シリーズについての日本一までの軌跡が全く描かれていなかったのだけが非常に悔やまれましたね。お~ん。

 

それにも拘らず、日本一の記念パレードについては映像で紹介されていたりと、その点にすごく疑問が残っていました。

 

ですので、18年ぶりのセ・リーグ制覇、38年ぶりの日本一の達成に対するご祝儀相場として観れば、阪神ファンの1人としては、五ツ星評価的にも、★★★★(80点)の評価くらいは付けても良いかとは思いました。

 

 

映画が始める前の幕間のCMの際にも、平田勝男ヘッドコーチによるアサヒビールのマルエフの「おつかれ生です!」のCMが流れるなど、上映前から気分も良くて、いざ映画が始めるにつれ、大きなスクリーンで観る、ご贔屓チームの阪神タイガースの勝利のシーンの連続に感激が止まらなかったのです。

 

それだけに「アレのアレ」までの軌跡に関しては一切映像使用できないって、「ホンマなんでやねん。」って思っていたのですが・・・。

 

 

本日の12月29日(金)の今夕午後4時45分~6時00分の約1時間15分の尺にて、関西ローカル局のMBS毎日放送で、『阪神日本一を紐解く”7つのカギ”~日本シリーズ完全ドキュメント~』という日本シリーズの舞台裏を迫った特番が放送されていましたので、「この番組との版権の兼ね合いだったのか!、この特番のせいかいな!」と、そのオトナの事情に合点がいった次第でした(汗)

 

※おそらく、本番組は、本日から1週間は「TVer」か若しくは「MBS動画イズム」にて見逃し配信が実施なされていることかと思いますので、この日に見逃された方や関西圏以外の阪神ファンの方で、ご興味が惹かれる方はぜひとも視聴されたし!

 

 

 

 

 

 

また、この映画の公開前までは、劇場の担当者からは、「パンフレットをはじめグッズ類の販売は一切ございません」とのお話しでしたが、実際に足を運んでみますと、クリアファイルやステッカーなどの日本一記念のグッズ類の販売もあり、私もついつい購入した次第でした。

 

▲阪神タイガース2023年日本一記念クリアファイル(定価380円)

 

○映画『阪神タイガースTHE MOVIE2023ー栄光のAREー』60秒本予告【12月15日公開!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。