『キングダム 運命の炎』(2023年) #イオンシネマ草津 #キングダム運命の炎 #キングダム | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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今月の8月も、母親のガン治療の通院などのため、落ち着いて映画鑑賞に行ける機会がなかなか作れなかった事もあり、結局、ひと月で劇場鑑賞出来たのは、『キングダム 運命の炎』と『リボルバー・リリー』と『君たちはどう生きるか』のアニメ・日本映画との計3本しか観に行けませんでした。

 

そこで、先ずは、その内の8月8日(火)のびわ湖大花火大会の開催日の午前中に、滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで観に行ってきた『キングダム 運命の炎』の感想について当該ブログに記録として残しておきたいと思います。

 

本作も、公開日の7月28日(金)から11日後の8月8日(火)に、この夏の邦画の期待作として、今回も滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで、父親と一緒に観に行って来ました。

この日は、夜7時から滋賀県大津市の浜大津港沖での、びわ湖大花火大会の開催日とあってか、びわ湖の対岸からの花火の見物客による駐車場の占拠を防止するためか、地上の駐車場以外には立体駐車場が全て閉鎖されていたのにも驚かされました。

 

▲今年の「びわ湖大花火大会」のBBCびわ湖放送からの映像を借りて放送していた、KBS京都テレビの生中継の模様をテレビ画面越しに鑑賞。

 

 

今作は『キングダム 運命の炎』というタイトルではありますが、人気漫画『キングダム』の実写映画化の第三作目であり、昨年に公開された『キングダム2 遙かなる大地へ』の続編で、『キングダム3』に相当する作品。

 

 

今年度の22本目の劇場鑑賞作品。

(今年度のイオンシネマ草津での17本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「紫夏編には涙、馬陽の戦い編にも感動(23.8/8・2D鑑賞)」

ジャンル:時代劇

製作年/国:2023年/日本

配給:東宝=ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

公式サイト:https://kingdom-the-movie.jp/

上映時間:129分

上映区分:一般(G)

公開日:2023年7月28日(金)

原作:原泰久『キングダム』(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載)

脚本:黒岩勉 / 原泰久

音楽:やまだ豊

主題歌:宇多田ヒカル『Gold~また逢う日まで~』

監督:佐藤信介

キャスト(配役名):

山﨑賢人(信) / 吉沢亮(嬴政:秦国の王) / 橋本環奈(河了貂) / 清野菜名(羌瘣) / 満島真之介(壁) / 岡山天音(尾平) / 三浦貴大(尾到) / 杏(紫夏) / 山田裕貴(万極) / 昌文君(高嶋政宏) / 騰(要潤) / 加藤雅也(肆氏) / 高橋光臣(千央) / 渡辺邦斗(尚鹿) / 平山祐介(蒙武) / 片岡愛之助(馮忌) / 山本耕史(趙荘) / 長澤まさみ(楊端和) / 玉木宏(昌平君) / 佐藤浩市(呂不韋) / 大沢たかお(王騎) / 浅利陽介(亜門) / 杉本哲太(道剣)/ 荻原利久(蒙毅) / 濱津隆之(澤圭) / 真壁刀義(沛浪) / 栄信(輝蓮) / 佳久創(竜川) / やべきょうすけ(有義) / 田中美央(渕) / 桜井日奈子(東美) / 村川絵梨(友里) / 小栗旬(李牧) / 吉川晃司(龐煖) / 佐久間由衣(カイネ) その他

 

 

【解説】

原泰久の人気漫画を実写映画化した大ヒット作「キングダム」シリーズの第3作。

春秋戦国時代の中国。天下の大将軍を志す少年・信(しん)は秦の若き国王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、ともに中華統一を目指すことに。

魏との戦いに勝利をおさめた彼らのもとに、秦に対して積年の恨みを抱える隣国・趙の軍隊が攻め込んでくる。

えい政は長らく戦場から離れていた伝説の大将軍・王騎(おうき)を総大将に任命。

王騎から戦いへの覚悟を問われたえい政は、かつての恩人・紫夏(しか)との記憶を語る。

100人の兵士を率いる隊長となった信は、王騎から「飛信隊」という部隊名を授かり、別働隊として敵将を討つ任務に挑むが……。

信役の山崎賢人、えい政役の吉沢亮、王騎役の大沢たかおら前2作からのキャストに加え、紫夏役で杏、趙の総大将・趙荘(ちょうそう)役で山本耕史、副将・馮忌(ふうき)役で片岡愛之助、副将・万極(まんごく)役で山田裕貴が新たに参加。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

▲第一作目の『キングダム』(2019年)の参考記事です。

 

▲前作『キングダム2 遙かなる大地へ』(2022年)の感想のリブログ記事です。

過去作にも、ご興味が惹かれましたらば参考までにお読み下されば幸いです。

 

 

    

『キングダム 運命の炎』の登場人物の相関図

 

 

 

 

公式X(旧Twitter)やブログなどのSNS上で「前半の回想シーンがいまいち面白くなくて退屈だった。」だとか「前半の紫夏編は要らなかったのでは?」といった否定的な意見や感想を目にして心配していましたが、実際に劇場で鑑賞してみますと、むしろ前半部分ではホロリとさせられて、そんな思いも杞憂に終わりました。

 

 

お話しの流れとしましては、

今回の実写映画化作品の第3弾では、前作『キングダム2』で隣国・魏国との戦いで勝利を収めるのに際し、相応の活躍の後、王騎(大沢たかおさん)の下で、荒くれ者で溢れかえる砂漠地帯を1人で修行を積みながら平定し、更なる高みである天下の大将軍を目指す信(山﨑賢人さん)。

 

 

そんな折り、隣国・趙の10万以上の大軍が国境の城壁を奪取し、今にも秦国に迫っていたのでした。

秦国の王・嬴政(吉沢亮さん)は昌平君(玉木宏さん)に命じ、秦国の軍の最高指揮官として、伝説の六大将軍でもあった王騎(おうき)を総大将に任命しようとするのでした。

ですが、王騎はその申し出に対して、先ずは人払いをして、中華統一をしようと図る嬴政(えいせい)のその本音を探ろうとするのでした。

 

 

ここからが所謂、闇商人・紫夏(杏さん)との運命的な出逢いによる回想シーンとなり、趙国に出されて人質同然となり人間以下同然の扱いを受けていた嬴政が物静かに過去を語って、趙国から脱出し秦国へ逃げのびる光景はまるで西部劇を模したようなアクションシーンの連続で、SNS上で不評を買うような、そんなにも退屈するようなパートでもなかったように感じました。

 

 

9歳当時の嬴政も吉沢亮さんご本人が演じてはいましたが、それほどに不思議と違和感も感じなかったですね。

 

また、この脱出劇には私も思わず涙でホロリとさせられるほどでした。

 

 

そして後半部分の所謂、馬陽の戦いの合戦シーン。

信が100人兵の別働隊を率いることを許されてからの活躍ぶりは流石の面白さではありましたが、少人数で大軍に挑む展開の構図は、多少、前作『キングダム2』と重なる部分もあり、やや新鮮味には欠けた感もありはしましたね。

 

 

それでも合戦シーンは日本映画とは思えないほどのスケール感溢れる大迫力の映像で非常に見応えはありました。

 

 

相変わらず、羌瘣(きょうかい)役の清野菜名さんの定評のある並外れたアクションが凄くて唸らされます。

 

 

趙国の副将・馮忌役を演じる片岡愛之助さんの首が原作漫画通りに忠実に、もっと空中高く飛んでいけば、オーッ!!と気分も高揚したのですが、一般(G)指定の上映区分の規制のないレイティングを維持する観点からすれば、あれ位で致し方ないのかも知れないですね。

 

しかし、原作漫画に忠実に合わせたような、実に漫画チックで超人的な跳躍力を魅せる信のワイヤーアクションシーンは本作でも健在だったので良しとすべきでしょうか(笑)

 

 

橋本環奈さん演じる河了貂(かりょうてん)は軍師見習いとして荻原利久さん演じる新キャラの蒙毅(もうき)と共にチョイ役出演。

 

更に、顔見せ程度のチョイ役出演の大物の新キャラと言えば、先日に情報解禁になったので当該ブログ記事にも載せますが、劇場で観た際には正体不明でしたが、趙国の天才軍師・李牧(りぼく)役演じる小栗旬さん。

 

 

また、”武神”こと趙国の総大将・龐煖(ほうけん)役を演じる吉川晃司さん。

 

 

また、今作での活躍を期待していた長澤まさみさん演じる楊端和(ようたんわ)など山の民も次回作での活躍が期待されるチョイ役出演。

 

 

彼らが、ラスト近くで、ほんの顔見せ程度でのチョイ役出演でしたので、次回作『キングダム4』への布石として期待感が高ぶるばかりですね。

 

新型コロナ禍の影響下で、前作同様に、CGや日本各地や中国本土のロケ地とのリモート撮影も駆使しての撮影だったらしいのですが、さぞや大変だったかと思います。

 

私個人的には、どちらかと言えば大軍同士の大合戦シーン(今作では馬陽の戦い)が、メインの映画だっただけに、今作では紫夏(しか)編といった人間ドラマのパートが前半部分に加わったことで、前作の『キングダム2』よりも面白く観ることが出来ました。

 

本シリーズ『キングダム』は、若かりし日の秦の始皇帝の中華統一までを描く壮大な物語ということを考えますと、あの『ハリー・ポッター』シリーズのように、未だ未だ続編が製作され続けていきそうですが、この調子で映画が製作されるにせよ、主要キャストの俳優陣が年齢を重ねて行く事による経年劣化が激しくならないうちに、出来る限り早い期間・早い段階で映画を製作し続けて欲しいですね。

 

私的評価:★★★★☆(90点) 

 

私的な評価としましては、

五つ星評価的には、前作『キングダム2 遙かなる大地へ』よりも、面白かったので、ほぼ満点の★★★★☆(90点)の四つ星半評価も相応しい作品かと思いました。

満点評価には次回作『キングダム4』に期待ですね!

 

 

 

 

○映画『キングダム 運命の炎』予告①【2023年7月28日(金)公開】

 

 

 

 

○映画『キングダム 運命の炎』シークレットキャスト映像【超特大ヒット上映中!】

 

 

 

○映画『キングダム 運命の炎』主題歌スペシャルトレーラー|宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」

 

 

 

 

○GENESIS - KINGDOM -

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。