『キングダム2 遙かなる大地へ』(2022年) #イオンシネマ草津 #キングダム2夏開幕 | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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まだ劇場鑑賞済みでブログ記事化出来ていない映画が5作品ほど残ってはいますが、またまた今回も観てきた順序を飛び越えて、前後することになってしまいますが、先日、7月15日(金)に『キングダム2 遙かなる大地へ』が公開後、念のため、その日に放送の前作『キングダム』(2019年)の金曜ロードSHOW!での地上波ノーカット放送を復習&予習をした上で、連休明け、翌週の7月20(水)に滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで鑑賞に出向いて来ました。

つきましては、その際の感想について、先ずは、取り急ぎ、当該ブログに記録として残しておきたいと思います。

 

 

今年度の26本目の劇場鑑賞作品。

(※今年度のイオンシネマ草津での13本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「命をたぎらせ、生きろ!(22.7/20・2D)」

ジャンル:時代劇

製作年/国:2022年/日本

配給:東宝=ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

公式サイト:https://kingdom-the-movie.jp/

上映時間:134分

上映区分:一般(G)

原作:原泰久『キングダム』(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載)

脚本:黒岩勉、原泰久

音楽:やまだ豊

監督:佐藤信介

キャスト(配役名):

山﨑賢人(信) / 吉沢亮(嬴政:秦国の王) / 橋本環奈(河了貂) / 清野菜名(羌瘣) / 満島真之介(壁:秦国軍の千人将) / 岡山天音(尾平) / 三浦貴大(尾到) / 濱津隆之(澤圭) / 真壁刀義(沛浪) / 山本千尋(羌象) / 豊川悦司(麃公:秦国の総大将) / 高嶋政宏(昌文君) / 要潤(騰) / 加藤雅也(肆氏) / 高橋努(宮元:呉慶軍の副将) / 渋川清彦(縛虎申:秦国軍の千人将) / 平山祐介(蒙武) / 玉木宏(昌平君) / 小澤征悦(呉慶:魏国軍の総大将) / 佐藤浩市(呂不韋) / 大沢たかお(王騎) 

 

 

【解説】

原泰久の人気漫画を実写化した2019年公開の大ヒット映画「キングダム」の続編。

紀元前、春秋戦国時代の秦。天下の大将軍を志す戦災孤児の少年・信(しん)は、弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、河了貂(かりょうてん)や山の王・楊端和(ようたんわ)と協力しながら、えい政の玉座奪還に成功する。

 

半年後、隣国・魏が秦への侵攻を開始。秦は国王えい政の号令の下、蛇甘(だかん)平原に軍を起こす。歩兵として戦場へ赴いた信は、同郷の尾兄弟や頼りない伍長・澤圭(たくけい)、子どものような風貌に哀しい目をたたえた謎の人物・羌かい(きょうかい)と共に、最弱の伍(五人組)を組むことに。

戦略上有利とされる丘を魏軍に占拠され劣勢を強いられる中、信が配属された隊を指揮する縛虎申(ばくこしん)は、無謀とも思える突撃命令を下す。

 

キャストには信役の山崎賢人、えい政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈ら前作のメンバーに加え、原作でも人気のキャラクター・羌かい役で清野菜名が新たに参加。

 

前作に続き佐藤信介監督がメガホンをとる。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

▲前作『キングダム』(2019年)の感想のリブログ記事です。

ご興味が惹かれましたらば参考までにお読み下されば幸いです。

 

<『キングダム2』における登場人物の相関図>

 

 

 

 

TwitterなどのSNS上で「前作超えは出来なかった」だとか、「イマイチだった」といった感想を沢山目にしていたので心配しながら期待値のハードルを下げて劇場鑑賞に臨みましたが、その心配も杞憂でした。





今回の続編では、紀元前3世紀、春秋戦国時代。王宮奪還から半年後、秦国を治める嬴政(吉沢亮さん)に王宮内に刺客が放たれるが、それを返り討ちにする。

そんな折りに、隣国・魏国が国境を越えて侵攻してきたとの知らせが入る。

 

 

信(山﨑賢人さん)も、縛虎申(渋川清彦さん)率いる千人将の中の歩兵の一人として大軍が激突する合戦の場に身を置くこととなるのですが、ワイヤーアクションによる演出とは言え、前作同様に、信の極端な超人並みの跳躍力など「それはちょっと有り得ないんと違う?」というシーンが多かったのは相変わらずでした(汗)

 

 

 



信が組むこととなった、歩兵の中でも弱小の伍(五人組)の伍長・澤圭(濱津隆之さん)があまりにも説明口調過ぎるのは致し方ないとはいえ、ただ今回での主要人物でもある、哀しい目をした暗殺一族・蚩尤(しゆう)の羌瘣(清野菜名さん)との合流の仕方には、やや不自然さが残りました(汗)

 





何よりも、今作では、そのアクションの演技にも定評がある、羌瘣(きょうかい)役の清野菜名さんの無敵なアクションが格好良かったです。

 





主人公の信役の山﨑賢人さんや千人将の縛虎申(ばくこしん)役の渋川清彦さんもアクションシーン以外でも馬を操るのもなかなか上手くて驚かされました。

 



広大な平原で砂煙を巻き上げながら突進する魏国の騎馬軍団などとの戦い方があたかも「マッドマックス」や「インディ・ジョーンズ」を彷彿させる部分もあり面白く観ることが出来ました。

 



また今回の続編は、前作に比べて、人間ドラマのパートの描写がかなり薄かったのですが、アクションを目当てで観に行っていたので、その点は私的にはあまり気にせず面白く観ることが出来ました。

 

 

邦画にしては、エキストラも馬の数もスケールが桁外れの超大作なので、新型コロナ禍のために中国でのロケがあまり多く出来なかった面はあったようですが、それにしては見応えもありました。

 





あと、少々残念だったところは、信役演じる山﨑賢人さんが、今作でも、いまだにオラオラ系の戦国ヤンキーっぽい口調や態度が抜けきれないところに全く成長が感じられず、王騎将軍(大沢たかおさん)に「少年」だの「童(わらべ)・信」などと呼ばれ、その生意気な態度をたしなめられるところなど、前作の王宮奪還から僅か半年後の設定だからか未だ仕方ないとしても、今後の信の人間的な成長を期待したいと思われました。



前作で名前だけの登場だった呂不韋(佐藤浩市さん)に、昌平君(玉木宏さん)、蒙武(平山祐介さん)が最後にチョイ役で登場し、昌文君(高嶋政宏さん)などとの王宮内の権力闘争についても、次回作『キングダム3』への布石として、期待を持たされました。

 

 

 


また、あくまで私的に非常に残念に感じたのは、今回のエンディング曲のMr.Childrenが歌う主題歌『生きろ』が全く作品の雰囲気にマッチしておらず胸に刺さってこなかったのが残念でした。

 

ミスチル自体は私も好きなのですが、ただミスチルの今回の曲調とは、この映画の世界観とは違う気がしました。


前作のONE OK ROCKの歌う主題歌『Wasted Nights』が、凄くこの『キングダム』の作風にマッチングしていたので、あくまでもオトナの事情とはいえ、今作での主題歌担当の交代は本当に残念でした。

 



それに対して、BGM音楽担当のやまだ豊さん作曲の音楽の数々は前作同様に素晴らしかったです。

 

 

早速にも、iTunes Storeで『キングダム2 遙かなる大地へ』のオリジナル・サウンドトラックー完全版ーの全26曲をPCやiPhoneにダウンロードして聴いている次第です。

 



※尚、エンディングロール最後の最後に、『キングダム3』の予告編のような特報が付いていましたので、劇場内が明るくなる最後まで席を立たれない様にしましょう。


その2023年公開予定の『キングダム3』の特報には、楊端和(長澤まさみさん)がチラッと映っていましたので次回作にも期待大ですね。

 

SNS上に流れていた噂によりますと、キングダムの3と4とは、ほぼ撮り終えているらしいのですが、新型コロナ禍の中で続編を製作するのも、さぞや大変かとは思いますが、あの「ハリー・ポッター」シリーズ並みの大長編映画にもなりそうですので、主要キャストの皆さんが若いうちに早く撮り終えられることを願うばかりです。

 

 

私的な評価と致しましては、

新型コロナ禍の中で、CGや日本各地や中国のロケ地とのリモート撮影も駆使しての撮影はさぞや大変だったかと思います。

背景映像のスケール感が中国でのロケが少なくなってしまったせいで、多少スケールダウンしてしまった部分もあったかも知れないですが、そんな中でもよく撮られた映画だったかと思いました。

私個人的には、大軍同士の大合戦シーンがメインの映画だけに、秦国の王・嬴政や河了貂の活躍があまり描かれなかったのが残念ではありましたが、次回作以降での活躍に期待したいですね。

従いまして、五つ星評価的には、高評価ではありますが、★★★★(80点)の四つ星評価くらいの評価が相応しいかと思いました。

 

 

 

 

○【夢の軌跡】映画『キングダム2 遥かなる大地へ』公開直前記念!前作ダイジェスト映像を公開!

 

 

○【最新予告】映画『キングダム2 遥かなる大地へ』予告②90秒【2022年7月15日(金)公開】

 

 

 

○Kyou Kai -Theme-

 

 

○KINGDOM -2022 ver.-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。