『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021年) #イオンシネマ草津 #ヴェノム | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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本作は、12月3日(金)公開の作品なので、もう多くの映画ブロガーの人達もブログに感想を書いてられる事かと思いますが、私も自分の誕生日でもある、12月9日(木)に、朝早くからマイカーに冬用のスタッドレスタイヤの交換作業をしてもらいにカーディーラーに出向き、その足で、丁度お昼の字幕版の上映回に、滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで、(IMAX上映などではなく)、2D字幕通常版でしたが劇場鑑賞に出向いて来ました。

 

映画の記事の情報としては、私が鑑賞したのは今月ではありますが、なにぶんと、約3週間前に鑑賞してきた映画の内容なので、かなり情報も旬の時期を過ぎた今更ながらの記載にはなりますが、あくまでも今回も私の個人的な備忘録として、当該ブログに記録を残しておくことと致します。

 

 

今年度の49本目の劇場鑑賞作品。

(※今年度のイオンシネマ草津での11本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「好感が持てる約100分のコンパクトな作品(21.12/9・2D字幕版)」

ジャンル:SF/アクション

原題:Venom: Let There Be Carnage

製作年/国:2021年/アメリカ

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

公式サイト:https://www.venom-movie.jp/

上映期間:98分

上映区分:一般(G)

公開日:2021年12月3日(金)

監督:アンディ・サーキス

キャスト(配役名)

トム・ハーディ(エディ・ブロック/ヴェノム) / ミシェル・ウィリアムズ(アン・ウェイング) / ウッディ・ハレルソン(クレタス・キャサディ/カーネイジ) / ナオミ・ハリス(フランシス・バリソン/シュリーク) / リード・スコット(ダン) / スティーブン・グレアム(マリガン) / ペギー・ルー(チェン) 他

 

 

【解説】

マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いたトム・ハーディ主演作「ヴェノム」の続編。

圧倒的戦闘力と残虐性を持ち、ヴェノムの大敵となるカーネイジとの戦いを描く。

 

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体シンビオートのヴェノムは、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、エディとの共同生活をそれなりに楽しんでいた。

 

そんな中、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚クレタス・キャサディと再会する。

クレタスは猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていた。

エディに対し異様な興味を示すクレタスは突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づく。

そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。

 

主人公ヴェノム/エディ役をハーディ、エディの元恋人アン役をミシェル・ウィリアムズが続投で演じ、「スリー・ビルボード」のウッディ・ハレルソンがカーネイジ/クレタス役を演じる。

そのほか新キャラクターのシュリーク役で、「007」シリーズのナオミ・ハリスが参加。

「モーグリ ジャングルの伝説」など監督としても活躍する俳優アンディ・サーキスがメガホンをとった。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

▲『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の架空の昭和風ポスター。

 

マーベルコミックを基に、スパイダーマンの宿敵でもあるダークヒーローのヴェノムの活躍を実写映画化し、2018年に大ヒットを記録した『ヴェノム』の続編であり、ソニー・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の第2作目。

 

 

▲前作『ヴェノム』(2018年)にもご興味が惹かれましたらばリグログにて過去記事を貼り付けていますのでご覧下されば幸いです。

 

 

 

仕事と恋人アン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)を同時に失い、腐りきっていたジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)に、凶暴な地球外生命体シンビオートが棲み付き、ヴェノムとして名乗りを上げた前作から3年。

 

 

お互いの欠点を補い合う形でバディとなった彼らは、その後、ひとまずは平穏な日々を送っていたのかと思いきや。

勿論、そんなはずはなく、今作の続編ではエディに「悪人の脳みそ以外はむさぼり食わない」と厳しく躾けられ、代わりにヘルシーなチキンやチョコレートで食欲を和らげる食事制限をかけられていたヴェノムが、遂にブチ切れて、大喧嘩の果てに家出をしてサンフランシスコの街中を彷徨うことになるのでした。

 

 

と言った内容で、今回の続編はコミカルで切ないバディムービー感が満載のラブコメ的要素もいっぱいのSFアクション巨編(汗)

 

 

お話しの流れ的には、

ヴェノムに寄生されたエディ・ブロックは未だに別れた恋人アン・ウェイングへの想いを断ち切れずにいました。

 

 

そんなある日、エディは死刑囚の連続殺人犯クレタス・キャサディの独占インタビューという仕事を請け負うのでした。

 

 

クレタスは捜査の発展に役立つ情報は決してエディに漏らさなかったのですが、ヴェノムの鋭い観察眼から、牢屋の壁一面に描かれたクレタスの落書きを全て記憶するのでした。そして、自宅に戻ったエディとヴェノムは、早速、壁の落書きからクレタスの大量殺人事件の証拠を見つけ出すのでした。

 

 

その貴重な情報により、エディはジャーナリストとして脚光を浴びることとなり、そしてクレタスの死刑執行が早まることに。

 

 

そんな中、前述した通り、エディとヴェノムが大喧嘩をしてしまい・・・。

 

といったイントロダクションの映画でした。

 

 

約100分間弱の上映時間でほぼ中弛みも無く、コンパクトに仕上がっていて、かなり笑える映画になっていました。

 

 

本当にヴェノムの魅力が炸裂した本作。

夜のクラブで素のままに幾重にもサイリウムネックレスをしてステージ上で客を煽っちゃうだとか、ニワトリに名前を付けて可愛がってるとか、アジア系雑貨店・店主のチェンおばさんも自分の味方に付けたりと、実に可愛くて面白いキャラクターに仕上がっていました。

 

 

そして今回、投獄中の刑務所でエディと再会し、いきなり彼の腕に噛み付いて共生体の一部を接種した連続殺人犯のクレタスの体内で、最凶のシンビオートたるカーネイジが誕生。

 

 

 

カーネイジは、エディとヴェノムの言うなれば子供のポジションにあたるかと思うのですが、それが、めっちゃ強い。さすがのヴェノムが逃げ腰になるくらいでしたから。そして、体長もカーネイジの方がバカでかい。

 

 

最凶のシンビオートたるカーネイジと対峙するべく、エディの元恋人アン・ウェイングの仲裁もあって、エディと、よりを戻したヴェノムが、赤黒(双方のボディカラー)の決戦を行なうわけですが、両者の戦いはどうしてもVFXが中心になります。

ここに一抹の不安があったわけでしたが、アンディ・サーキス監督による製作と言うことで、その点もクオリティが高かったですね。

 

 

『ロード・オブ・ザ・リング』や『キングコング』、或いはリブート版の『猿の惑星』などでの経験から、モーション・キャプチャー分野の先駆者として、役者としても製作者としても超一流でしたので、その心配も杞憂でした。

 

 

カーネイジが寄生する連続殺人犯のクレタスについては少々説明不足感もあったのですが、あまり長々と語られてもと思っていたところ、その過去の描き方が運命の恋人であるシュリークとの関係とに集約されていて、アニメーションなどで上手く説明されていたのも功を奏した感じでした。

ちょっとDCコミックのジョーカーとハーレイ・クインのような恋人関係を彷彿させるようでした。

 

 

思いの外、エディの元恋人アン・ウェイングの彼氏ダン(リード・スコット)の活躍による協力もあり、アクションシーンも面白かったです。

 

エンディングテーマは、今作もエミネムの担当でした♪

 

 

○Skylar Grey, Polo G, Mozzy, Eminem - Last One Standing (Lyric Video)

 

 

 

さて、以下はオマケ映像を含む今後の展開について。

 

 

先ずは、今作のオマケ映像の前に、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編からも推察できる通り、ドクター・ストレンジの力でマルチバースの世界を通して歴代スパイダーマンの関係者や数々のヴィランが登場するのは間違いないですよね。

 

○『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告3

 

 

で、今作のオマケ映像で、ヴェノムがスパイダーマン(トム・ホランド)のテレビ映像を舌舐めずりする描写からすれば、おそらく『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』か、もしくはその後にでも、トム・ハーディのエディ/ヴェノムが参戦するのではないかと誰もが思うでしょうし、私もこのオマケ映像を観て歓喜してしまいました(笑)

すごく楽しみですね。

 

そして更に、ソニー・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の次の作品として控えている、ジャレッド・レト主演の『モービウス』も、ちょっと怖そうだけど面白そう。

 

○『モービウス』予告4

 

 

私的な評価と致しましては、

ヴェノムは、そもそもはスパイダーマンの宿敵のヴィランであるはずなのに、ここまで人間味溢れる愛嬌のあるダークヒーローとして描いてしまうと、今後のスパイダーマンなどのヒーロー達との立ち位置のバランスが微妙になって来やしないかと心配になるほど、今回の続編も面白く、また笑わせてもらいました。

約100分間弱という上映時間のコンパクトさも好感が持てました。

従いまして、五つ星評価的にも★★★★☆(90点)のほぼ満点の四つ星半の高評価も相応しい作品かと思いました。

 

※基本的に、観た後は何も残っていないような中身はないようなお話しでしたが、娯楽映画としては、すごく良く出来ていたので私個人的には高評価にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。