連続漫画小説『あさドラ!』第1~3巻:浦沢直樹・著 #あさドラ!#浦沢直樹  #名探偵ピカチュウ | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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ふと、コンビニで目にした<連続漫画小説『あさドラ!』>という題名に著しく興味を惹かれ、私の好きな漫画家でもある浦沢直樹先生による、新連載の漫画と言うことも手伝って、コミックスの第1~3巻をコンビニにて、まとめて購入。

 

 

この漫画のお話しの流れ的には、

2020年――。炎の海の首都東京。

その向こうには、未確認巨大生物の影が・・・。

「この物語は戦後から現代にかけて、可憐にたくましく生きた名もなき女性の一代記である。」とあります。

はじまりの舞台は、1959(昭和34)年の伊勢湾台風が上陸した名古屋港沖。
主人公の浅田アサは、元気な小学6年生。
名古屋弁の会話が丁々発止にテンポよく続きます。
彼女の一代記ということになるようですが、そこは浦沢直樹ワールド。
冒頭の巨大生物の影に加えて、第1巻目の終わりに、台風で水没した名古屋港沖に未確認巨大生物の足跡が・・・。
ということで、単なる正義感の強い女性の物語ではなさそうです。
浦沢直樹先生の作品は、どれも始まりかたが実に面白くて心憎い。

 

▲連続漫画小説『あさドラ!』第1巻(定価:650円+税、小学館)。


イッキに第1巻を読み終えて、次巻の第2巻を読みますと、第1巻での数少ない端役の登場人物が主要人物として活躍することとなり、その上手い展開の手法には舌を巻きましたね。

 

その後、1964(昭和39)年。東京五輪の年。

浅田アサは17歳の立派な女子高校生へと成長を遂げていました。

 

▲連続漫画小説『あさドラ!』第2巻(定価:700円+税、小学館)。

 

 

その後の第3巻への流れは、あたかも、その昔のNHK連続テレビ小説『雲のじゅうたん』を彷彿させるようなお話しの展開へ。

 

▲連続漫画小説『あさドラ!』第3巻(定価:700円+税、小学館)。

 

ただ、とは言っても、お話しの中に、未確認巨大生物の脅威がある点で、単なる<連続漫画小説>に留まらないワクワク感があり、この漫画は第1巻のみ読むのではなく、第1巻・2巻を続けて読むと凄く面白くなるといった仕掛けがなされている作品ですので、出来ますれば是非、第1~3巻のイッキ読みをなされる事をオススメします。

 

※尚、コミックスの第4巻は、2020年秋に発売予定らしいので本当に待ち遠しいです。

 

浦沢直樹先生は、『YAWARA!』、『20世紀少年』、『MONSTER』、『PLUTO(プルートゥ)』、『MASTERキートン』など、これまで大ヒット漫画を執筆されておられましたが、本作品も、まだ序章の段階に過ぎませんが大ヒットの予感がする作品ですね。

もしも、日本で映画化を検討される際には、VFXの白組&堤幸彦監督若しくは山崎貴監督にお願いしたいような内容の漫画ですね(^^)v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今夜、5/22(金)の金曜ロードSHOWで放送される、『名探偵ピカチュウ』の過去記事のリブログです。

 

ネタバレのないようにブログ記事を書いておりますので、ご興味が惹かれましたらば、下記のブログ記事をお読み下されば幸いです。

 


 

 

 

 

 

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