『illustration(イラストレーション)』2020年6月号 特集・和田誠(玄光社刊) | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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今年(2020年)の4月17日発売の芸術系の専門誌ではありますが、『illustration(イラストレーション)』2020年6月号・№226において、多岐多才で、多方面にわたり、単なるイラストレーターの域に留まらないご活躍をなされておられた、あの稀代のアーティストの和田誠さんが昨年(2019年)10月7日に83歳でお亡くなりになられたことから、哀悼の意味合いも込めて、「特集・和田誠」と題して、和田誠さんの特集号として採り上げています。私も早速購入しておりましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

 

この『illustration(イラストレーション)』2020年6月号№226は、和田誠さんのお仕事の中からほんの一部ではありますが、特集号として、雑誌の全134ページのうち81ページに亘って、特集記事を掲載している芸術系の専門雑誌です。

 

 

【内容紹介】

<特集・和田誠>
2019年10月に逝去されたイラストレーター・グラフィックデザイナー和田誠さんを特集します。
代表的な仕事の紹介はもちろん、親交のあった方々からの寄稿、オマージュイラストなど盛りだくさんの内容です。

<仕事紹介>
和田さんの膨大な仕事から代表的なものを中心に20ページにわたって紹介します。

学生時代の作品
『21頭の象』
「ピース」広告
私家版絵本
装丁
ポスター
似顔絵
『週刊文春』
etc

<寄稿>
和田さんと親交のあった方々に、和田さんとのエピソードなどを寄稿してもらいました。

村上春樹(作家)
唐仁原教久(イラストレーター)
笹尾光彦(画家)
吉田宏子(編集者)
工藤直子(作家)
椎名誠(作家)
松田哲夫(編集者)
(敬称略・掲載順)


<和田誠のこの仕事>
イラストレーター、グラフィックデザイナー、作家、編集者の方々に、
和田さんの仕事から印象的なものをセレクトしていただき、コメントを寄せてもらいました。

ナカムラクニオ、中村佑介、小池アミイゴ、石黒亜矢子、井筒啓之、古川タク、大橋歩、信濃八太郎、黒田貴、江口寿史、濱田髙志、北見隆、大久保明子、加藤久仁生、湯村輝彦、日下潤一、藤田重信、土井章史、たむらしげる、俵万智、伊野孝行、みうらじゅん、塩川いづみ、長場雄、山本容子、谷口広樹、平野甲賀(敬称略・掲載順)



<オマージュイラストレーション>
和田さんに対するオマージュ作品を7名のイラストレーターが描き下ろし。

及川正通
本秀康
福田利之
及川賢治
矢吹申彦
荒井良二
宇野亞喜良
(敬称略・掲載順)

<対談:和田誠のデザイン>
グラフィックデザイナーの大島依提亜さんと川名潤さんに、
和田誠さんのデザインについて、大いに語って頂く対談です。

<もう一度、仕事場日記>
本誌193号と200号に掲載した和田誠さんによる日記を再掲。
今振り返ってみても、その仕事ぶりに驚くばかりです。

 

(以上、Amazon通販サイトより、和田誠さんの記事部分のみを引用抜粋。)

 

▲『illustration(イラストレーション)』(定価:1600円+税、玄光社刊)

 

 

 

 

 

 

 

 

私個人的には、イラスト画や本の装丁などのデザインやイラストレーターとしてのお仕事もさることながらも、『麻雀放浪記』(1984年)や『快盗ルビイ』(1988年)などでの映画監督業も印象的な御仁でした。

 

▲和田誠さんが手がけたモダン・デザインの代表的な作品のひとつ。

hi-liteというのは俗語で、「もっとも陽が当たる場所」という意味。また、ロングサイズで当時最もタールが軽いタバコであったので、high(長い)ーlight(軽い)という造語にしたという説もあるが、当時の日本専売公社のパンフレットから見るに前者が正しい。(Wikipediaより引用抜粋。)

 

 

 

 

和田誠さんのことを少しでも知ってられる御方々、そして、和田誠さんの偉業について、深く良く存じ上げておられる御方々にも、永久保存版的なガイドブック的な雑誌になっているかとも思いますので、なかなかおススメです(^^)v

 

〇「快盗ルビイ」(1988年)予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。