ジャンル:コメディ
原題:HOT FUZZ
製作年/国:2007年/英
配給:ギャガ
上映時間:121分
公開日:2008年7月5日(土)
監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジム・ブロードベント、マーティン・フリーマン、ビル・ナイ、ピーター・ジャクソン、ティモシー・ダルトン、ポール・フリーマン、ビリー・ホワイトロー、スチュアート・ウィルソン、エドワード・ウッドワード、レイフ・スポール、アン・リード、スティーヴ・クーガンほか
R15+
一昨年末に劇場で観た『宇宙人ポール』のサイモン・ペッグ&ニック・フロストの迷コンビが、とても面白かったので、殊の外、期待をして、購入済みだった廉価版DVDで鑑賞。
お話しの流れ的には、
ロンドンでエリート警官として、検挙率400%を誇る驚異的な実績を上げていた、ニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ)は、その優秀過ぎる能力ゆえに、組織内から妬まれ、田舎の村のサンドフォードへと左遷されるのでした。
活発な都会から来たエンジェルは、なかなか馴染めず、どこかトロイがお人好しの<警察関連DVDマニア>でもある、警察署長の息子で警官のダニー・バターマン(ニック・フロスト)とバディを組まされるのでした。
やがて、田舎の村を揺らがすような不気味で残虐な事件が連続して発生!!!
エンジェルは、ロンドン流の独自の捜査を始めた結果、この田舎の村・サンドフォードは見た目ほどに、のどかな場所でないのに気付くのでしたが・・・。
といったストーリー展開の映画でした。
たしかに面白いのですが、前半部分の英国流のジョークやギャグの数々は、日本人の私には、あまり爆笑するほどには、さほど面白くなかったのが正直な感想でしたね(汗)。
ですが、後半部分の不気味で残虐な一連の事件が発生してからの、この村の裏の真相が解った時には、このDVDを深夜に観ていたせいもあるのか、殊の外、背筋が凍るほど怖くなった映画でした。
警察署長や神父をはじめ権威を振りかざし、また村中の村民がグルになれば、外部から来た、正常な健常者も精神異常者扱いにすることは容易いということを考えると、こんな村があれば本当に恐ろしいと思いましたね。
それこそ、心底、「こんな村いやだ!!!」と思いましたね。
グロい残虐な描写シーンの数々以上に、その事実の方がよっぽど怖かったですね。
そう言った意味合いではホラー映画風でもありましたよね。
その後のアクションは言うこと無しで、面白かったですね。
最後には、あのウルトラマンの円谷プロにオマージュを捧げた様な、アクションシーンもあり、かなり楽しめましたね。
前半部分の田舎の村サンドフォードでの静けさが嘘の様に、村中で、大活劇を繰り広げるエンジェル(ニック・フロスト)達が実に痛快で面白かったですね。
でも、ジャンル的には、スプラッター映画とも思わせるほど残忍極まりない事件の数々や、ホラー映画風なその事件の裏の真相には、正直、面喰らいましたね。
コメディの要素もあり、スプラッター映画の様でもあり、ホラー映画みたいな、痛快アクション巨編でしたね。
それに致しましても、キャスティングが贅沢でしたね。
サイモン・スキナー役を演じる、あの元ジェ-ムズ・ボンド役のティモシー・ダルトンを、あんな役柄で、あんな扱い方をさせるのも英国流のコメディならではなのかも知れないですね(笑)。
私的な評価と致しましては、
殊の外、期待していた割りには、前半部分の英国流のジョークやギャグがイマイチ面白くなかったのですが、後半部分からは、かなり痛快で面白かった映画でしたね。
ですが、前半部分のイマイチ感を差し引きまして、辛口評価にはなりますが、高評価ではありながらも、★★★★(80点)の評価とさせて頂きました。
観る人を選ぶ作品かも知れないですが、お勧め作品です。
●映画『ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!』予告編
●映画『HOT FUZZ』Official Trailer
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この度も、最後までブログ記事をお読み有り難うございました。