『東京残酷警察』(2008年) | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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今回も、TOKYO SHOCK(東京衝撃)シリーズの第2弾作品の『東京残酷警察』を、再度、鑑賞し直しましたので、ご紹介致します。


「東京ヲ抹殺セヨ(DVD鑑賞) 」
ジャンル:バイオレンス
原題:TOKYO GORE POLICE
製作年/国:2008年/米
配給:SPOTTED PRODUCTIONS

時間:109分
公開日:2008年10月4日(土)
監督:西村喜廣
出演:しいなえいひ、板尾創路、菅田俊、堀部圭亮、紅井ユキヒデ、中原翔子、町田マリー、山本彩乃、澤田育子、ジジ・ぶぅ、長澤つぐみ、坂口拓
ほか

R18

東京残酷警察・チラシ2

東京残酷警察・チラシ




TOKYO SHOCK(東京衝撃)シリーズの第3弾の『デスカッパ』のDVD化の発売に伴う、廉価版DVD化を機に、以前に購入していました、本作品を、 『片腕マシンガール』に続き、この第2弾の作品を、再度、DVD鑑賞し直しました。

東京残酷警察・ルカ



率直な感想と致しましては、
今回も、日本での過激な表現の規制のリミッターを一切無視するべく、海外資本にて製作された海外逆輸入作品の『片腕マシンガール』の際よりも、同じく海外資本により、更にお金を掛けた製作された映画であることは手に取る様に解りましたが、この映画の元ネタ映画である、西村喜廣監督の自主製作映画の『限界人口係数』(1995年・未ソフト化作品)から、その作品の男性の主人公を、今作では、女性アクションヒロイン像に仕立て上げた点は良いのですが、心理的な恐怖感は、元ネタの映画を越えていない感もあった映画でした。
また、エログロ満載の<血ドバドバッー!!!!>系の映画ですので、かなり観る人を選ぶ映画でしょうね。

とは言え、残虐描写や、スプラッター映画が苦手な私でも、充分楽しめる映画ではありましたね。

ただ、そんな中でも、地下鉄の中での<ミミズ・虫喰い少年>には正直リアル過ぎてエグい過ぎて、凄く引いちゃいましたね(苦笑)。


東京残酷警察・ルカ2



簡単なストーリー展開としましては、
そう遠くない近未来の東京で、ついには警察までも民営化され、<エンジニア>と呼ばれる凶悪なミュータントが無差別殺人事件を引き起こす中、武装強化された<東京警察株式会社>として、殺人まで厭わない特務機関として<エンジニア>の撲滅を下に発足されていました。
その<東京警察株式会社>に所属する<エンジニア・ハンター>のルカ(しいなえいひさん)は、最強の抜刀術を駆使しながらも、単身にて捜査に乗り出すのでしたが、やがて事件の背後の謎のキーマンの存在を知るのでした。
といったストーリー展開でした。



東京残酷警察・民営化警察東京残酷警察・署長 


またもや、この映画も、海外資本で製作された作品ということもあるためか、パトカーは、あたかも霊柩車と見紛う様な仕様でしたし、民営化された警察の<東京警察株式会社>のヘルメットも、時代劇の兜の様な仕様で、そして、また、主人公のルカも、蛇の目傘に着物姿といったシーンまでもあり、あたかも、多国籍風のジャパニーズテイストな映画に仕上げていたのが印象的でもありましたね。



東京残酷警察・ルカ&パトカー東京残酷警察・パトカー2 

東京残酷警察・ルカ芸者姿東京残酷警察・ルカ4 




但しながらも、お話し自体の完成度は、むしろ、井口昇監督の『片腕マシンガール』の方が良い仕上がりだった様な気も致しますし、心理的な恐怖感の度合いにしても、元ネタの『限界人口係数』(1995年・未ソフト化作品)の方が、むしろ、オドロオドロしくて怖かった様な気も致しましたね。



東京残酷警察・ルカ5東京残酷警察・ルカ&パトカー



とは言うものの、エンジニアの変形した<ミュータント>の中でも、女郎ネオン街の<イス女>や<ワニ女>、そして警察署長の下僕の<イヌ女>の造型は見事ではありましたね。

特に、その中でも<イヌ女>は、かなりのVFX技術をも駆使したのでしょうね。

さすが西村喜廣特殊造型監督ならではの造型作品でもありましたね。


東京残酷警察・ルカ7東京残酷警察・ワニ女 東京残酷警察・イヌ女 


ただ、夕日の見えるマンションの一室にて、謎の男(板尾創路さん)とルカとの、ちゃぶ台を挟んだ紙芝居での説明のくだりは、あたかも、あの『ウルトラセブン』に登場したメトロン星人のオマージュ(?)とも受け取れましたが、その点がストーリー展開を、あまりにも説明口調な稚拙なものにしていたのが非常に残念でしたね。


東京残酷警察・板尾 東京残酷警察・ルカ対話 



私的な評価と致しましては、
西村喜廣特殊造型監督の真骨頂発揮の特殊造型てんこ盛りの映画ではありましたが、ストーリー展開的には、やや面白味に欠け、元ネタ映画の『限界人口係数』(1995年・未ソフト化作品)の心理的な恐怖感を越えられていない映画とも思われましたね。
また、同じく海外資本にて製作された海外逆輸入作品の『片腕マシンガール』よりも、お話し自体の完成度が低く感じられる点など、それらの点を減点対象として差し引きまして、★★★☆(70点)の評価とさせて頂きました。
 
残酷描写に、エログロ描写満載の<血飛沫ドバドバッー!!!!系>の映画でもあることから、決して万人受けする映画ではありませんので、ご鑑賞される際には、その点を充分にご留意の上、ご鑑賞に臨んで下さいませ。


●映画『東京残酷警察』劇場予告編



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