今週の西郷どんの信吾を振り返る前に、必須なのは先週の話なので。
まず先週分からいきます。
(台湾公演とかいろいろあるけどまずこっちから!!!がはは)
このドラマ見ていて。
一般視聴者から見ても、元々戦がキライで貧しい民のために尽くしてきた西郷が、なんで幕末には戦の鬼になっちまったんだろう?
それちょっと説明不足じゃね??
と思ってたんですが。
それを問いただしてくれる役割が、信吾なんだろなと。
徳川慶喜を打つ!の一点張りで。
慶喜撲滅ばかり唱えている西郷。
信吾が変わっていく兄に対してずっとせつない顔をしていて。
それがこちらにもせつない回でございました。。。
これ。
なかなか出来ない表情だと思いませんか?
思わずスクショしてしまう、表情の数々。
坂本龍馬も「戦の鬼」西郷についていけなくなりこう言いつつ去っていく。
「西郷さん、おまんとは乗る船が違うようじゃ」
そしてその後。
有名な「池田屋」の事件で亡くなる龍馬。
「まだ死ねん・・・今じゃないぜよ・・・」
やっぱり上手い。。。
小栗旬。
龍馬の妻、お龍が西郷を尋ねてくるシーン。
ヲ友達が「ラフスレ」って言うからwそういう目でついつい見ちゃうじゃん!
(瑛太氏もいる)
あのドラマからもう10年な。
亮ちゃんと共演の多い、水川あさみさん。
呆然と去っていくお龍を見送る信吾。
この虚無感いっぱいの顔。
すごくないっすか?
兄さ
聞きたかこっかあって
信吾が西郷に真意を聞こうとするが、大久保がそこに現れる。
(なかなか弟だからといって西郷と話す間がないのね。やはりそこは、位の差というか・・・それも含めせつない)
京都から大阪に逃げた慶喜に対し、すぐ戦をしかけようとする西郷。
江戸の薩摩藩邸をわざと狙わせる西郷。
多くの一般人も死んでしまうのに。
とにかく慶喜を打つ名目が欲しい西郷。
だから何でもやる西郷。
(そういう方向に描いてるドラマっていいますか)
とにかく慶喜の首をとるとるとるとるな西郷に、複雑な顔の信吾。
これから先。
兄を慕う弟は兄と敵対する事になるわけで。
その序章が始まっております。
この顔。
この、なんとも言えない表情。
どうしようもない切なさを、この顔で表現する錦戸亮!っすよ!
幕府軍との戦いが決まって。
士気上がる兵士達の中で1人、立ち尽くす信吾。
兄さ
あれだけ戦を嫌っちょった兄さが、大戦を前に喜んでおるようにおいには見えもうす
・・・すんもはん(すこし笑って)
そげんことは殿中がひっくり返ってもありえんと・・・
だが。
信吾の言葉を否定する兄さ。
慶喜を生かしておくと民が苦しむという西郷。
じゃっとん兄さはどげんしても戦だけは避けると思っちょっった
戦になって1番苦しむのは民じゃち、兄さはあんとき言うちょった
(回想シーン:禁門の変)
もう迷っていられないと言って去ろうとする西郷に、
兄さ
もうひとつ聞きたかこかある
江戸の薩摩藩邸を襲わせたのも西郷の企みだと知った信吾。
鬼じゃ。。。
兄さは鬼になってしもうた。。。
戦の鬼じゃ。。。
(この恐ろしい物を見る目、表情)
そして。。。
去っていく尊敬していた兄。
最後に流れる信吾の涙。
ドラマを見ているときは、ついつい余計な事をいろいろ思ってしまうのですが。
(主に脚本にツッコミwww)
こうして振り返ると。
やはり、この人の演技にただただ惹かれるのでございます。
この回の史実はこれわかりやすかったです。
↓
つづく!