ピンクとグレーを見ました | 好きなコードはEadd9

好きなコードはEadd9

錦戸亮
SixTONES
Snow Man(岩本照)
好きなモノいろいろ
そして7人→6人の関ジャニ∞の記録

本日2個目です。




映画はとても面白いモノでした。
ネタバレしているので、知りたくない方は、回れ右をお願いします。
(というか、ものすごいカラクリがある映画なので、見る予定の方は、ネタバレをふまない方がいいです!)




















幼なじみの2人の男の子と、1人の女の子。
いつも一緒にいた3人、という世界が元にあります。
なんでも出来ちゃう方が、ごっち。
なんでも出来ちゃわない方が、りばちゃん。
女の子(サリー)が好きなのは、ごっちで。
でも、りばちゃんは、サリーが好き。

2人一緒に渋谷で読者モデルにスカウトされた事がきっかけで、
ごっちはどんどん、有名芸能人になっていき、
ダメなりばちゃんは、どんどん劣等感に苛まれ、ダメな男の子になっていくんです。

出来る子ごっち:中島裕翔
出来ない子りばちゃん:菅田将暉
サリー:夏帆



出だしの物語は、りばちゃん目線で進んでいきます。



で。
出だしのその物語を見ていた私。
あまりにも、りばちゃんのダメ男子ぶりに、イライラしていました(笑)
なんとな~く、3流映画(笑)を見せられている感じだったし。
(あと、面白いくらい見た目も、かっこいい中島裕翔、ダサい菅田将暉で話が進む)



だがしかし!
映画の売り文句である「開始62分の衝撃」以降、
あ!
ごめん、前半つまんないと思ってごめんごめん!
と、私の認識がひっくり返る事になります(笑)



ごっちが、りばちゃんに遺書を残して自殺するんです。
りばちゃんに
「有名人ごっちの最後を演出してくれ!」
と託して。
そして、首を吊ったごっちの亡骸を抱えてりばちゃんが号泣したところで、
「カットぉぉぉ!」
って声がかかります。
(その"カットぉぉ"が62分)
その途端、そこまでの映像が「映画」だったとわかるんです。
劇中劇だったと。



そして、リアルな世界になった瞬間!
映画自体がモノクロになるんです。
(それまでは普通にカラーの映画でした)

全部がグレーの世界に。
(その切り返しシーンが、良かった!)

そこからはずっと、リアルな世界の話になるので、ずっとモノクロ映画のまんまです。






劇中劇の映画は実は、ごっち亡き後、ごっちの半生をりばちゃんが書いた小説が大ヒットとなり、それが映画化されたモノでした。

劇中劇のごっち役をやっていた中島裕翔は、実はリアル世界では、りばちゃんだったんです。
(ややこしい)

りばちゃんが、小説を書き、その作品に自らごっち役で出演していたものを、最初の62分で見せられていたというわけです。







リアルな世界の中島裕翔(りばちゃん)は、ダメな男子で。
裕翔くんが、そこからは一転、自信のない男性の役をうまく演じ分けていました。
劇中劇の、菅田くんが演じていたのと同様な。

でもなによりスゴかったのは、菅田将暉くん。

劇中劇の中ではイライラするくらい(笑)ダメ男子だったのに。
リアルな世界(そこでは、りばちゃん役を演じた俳優さん役)では、オシャレでセンスもありオーラがある芸能人にキリっと変わっている。

俳優・・・すごいな

と改めて思わされました。




ちなみに。
現実の世界のごっちの役は、柳楽優弥さんがやっています。

- - - - - - - - -




私。
原作を読んだのは、本が出たばかりの頃の1度だけ。
だから正直、内容を忘れていたんです。
「ピンクとグレー」の。
(すみませ~ん、忘れっぽいんですよ)

で、
どうやら原作と、映画の内容は違うんだと知って、もう一度原作を読み直しました。




全然、違う・・・・・・・。




確かに。
映画はとっても素敵でした。

別物だと納得させるしかないのかな・・・。




私は、シゲの小説のファンなので。
ちょっと切ない・・というのが正直な感想です。
(なんかすみません)