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寝袋ぶらぶら西日本

旅・絵描き・ラジオ・JAZZ・酒・古本
・ソフトボール・バイク・キャンプ・焚き火

復路、豊橋に到着し、また駅前へ。

ボンと千賀の間に、

”.”(ドット、ピリオド)を付すようである。
 

「ケンミンSHOW」からだろうか、店構えの記憶があり、
冷やかし気分で入店。
またもやランチタイムどきで、
安価に済ませようとする貧乏旅根性が鎌首上げる。



このあとは比較的都市部を進むので、
食料確保の必要はないのであるが、
珍しさもあり、おみやげ気分で
パピロ(バターパン)とレモンクッキー(デセール)を購入。

昭和感溢れるパッケージが、グーでありナイスだ。
とりわけレモンクッキーの食感が良く、
量産系お菓子メーカーの小麦菓子のように
歯にくっつかないのには驚きだ。

上りの飯田線で、しばらく一緒だった前の席の男性も
何かを購入されており、
下車後、お互い、ちょっとした時間の間隔があったものの、
ここで、また姿を見かけるのは偶然だ。

アルミホイルで包まれた長い平木を抱えておられ
前日、飯田線沿いにあったメモリアルホールで
多くの人が集まっておられたことを車中で思い出し、
勝手なドラマを想像していた。

 

街の通りの随所には彫刻があり、

帽子と「大袋」から、好きな大黒さんと思ったが、

風船を膨らませる大道芸人とのことだった。

 

それぞれ降りることはできなかったが、
前日に撮った分を含め、

千代駅



 

田本駅



 

為栗駅



 

鶯巣駅



 

伊那小沢駅

 



そして秘境駅ランキング3位

 

 

小和田駅!

 

宿泊の部屋から駅のホームを見ることができて、
夜中のトイレに起きた時も
降雪の中、ホームの電灯に照らされる無人の電車を眺めていた。

そして朝の雪景色。



朝食は、これ。
この日も貧乏旅が予想されたので、
またもや普段食しない漬物やトロロも完食した。

 

この日の宿泊は、平岡駅。
駅に
・旅館「龍泉閣」
・温泉
・食堂
・物産売り場
・飯田線資料室
が併設されている、とても便利な場所である。



何気なく覗いた資料室では、
飯田線がアイヌの川村カ子ト(川村カネト)氏による
大きな業績があったことを学び、
昨年、同じような時期に
白老と札幌でアイヌ文化に触れてきたことを思い出した。



そして、夕食。
なにせ昼食がイカフライ(駄菓子)だけだったので、
普段は残す漬物まで食し、
2杯が限度だった御飯のお替わりもした。



今、気づいたが、写真を見ると、
夕食もイカフライだ(こちらは本物)。



夕方に付近の食料品店で買っておいた
地酒のリーズナブルなカップを
プチえび満月をツマミに一杯後、
眠りに落ちる。

旅の目標最北地は、天竜峡駅。



Mr.TETSUとは、ここで、お別れ。
後日、メールをもらうことで、
このあとも繋がることを約束した。
(数日後、届いた!)

このあと来る上り列車で
再度、秘境駅を眺めつつ数駅戻る計画だ。
約1時間待ちの間、

駅付近を少し散策することにした。

Take Freeの食器類を発見。
”天竜峡焼の失敗作か”と思ったが、
よくよく見ると日用品。



付近には営業を止めた飲食店が目立ち、
そこから出た不用品であろう。



風光明媚な場所である。
過去に観光客で賑わった姿の想像は難しくなく、
お金が回らなくなった今の日本、
とりわけ地方の現状を寂しく眺めた。



湧水による元 洗い場には、
水が流れず人もおらず、長く苔むした様子を
水神さんが静かに見守っていた。



この旅で使ったCHUMSのバッグと記念撮影。

 


普段は野球用に使っていて、
ヘルメット・グラブ・ボトル、
ファスナーを数センチ開けてバットと
結構な量のギア類が入る重宝モノを旅用にも使ってみた。
長い全長は座高の高い私の背中に合い、
心配した腰への負担は小さかった。

国内秘境駅ランキング3位の小和田駅に近づいた頃、
車内から駅の写真を撮るべく、

ポジショニングを取ると
外国人の方から声をかけられた。

(多分)豊橋から一緒だったと思うが、極寒の中、

上はTシャツ一枚という、いでたちに怪しさを感じ、
近寄らぬようにしていたが、
流暢な日本語に次々飛び出すテツ用語、
そして私などには思いつかぬような長距離移動ルート。
外国人の本格的な鉄ちゃんとの初対面だ。



日本全国の交通系ICカード収集を趣味とされているという。
底抜けに明るいキャラクターで、
私から渡したオリジナル木版画名刺を喜んで受け取ってくれた。

時刻表をザっと見ただけで乗ったので、
到着までの所要時間に乗ってから気づいて驚いた!

真冬の時期で、ニュースでもよく聞く
万一の雪によるクルマ・電車の立ち往生対策と
予約した宿の付近に酒とアテを買う場所がないことに備えて、
・イカフライ
・水割り用のボトル
を買っておいた。



時刻表を見ると、ランチタイムは道中の、まだ半ばあたり。
普段、一食抜くぐらいは平気なのだが、
無理して、空腹に耐えて旅をするのも面白くないし、
大人げない。

なので、思い切って
イカフライのパッケージを開け、
いつもとは違って、十分に養分を吸収できるよう
小さく割って、よくよく噛んで
さらに内臓でボリュームを増せるよう水も飲んでみた。
ペットボトルの水なんて、よっぽど喉が渇いているか
身体の検査でないと飲んだことなどない。

青年期から染み付いた貧乏旅マインドは
還暦を越えても、なかなか抜けないものだ。(苦笑)

20代後半、結構、ユングの本を読んだ。

 

そういう下地があるので、

マンガで知識をふり返ってみることにした。

 

 

で、読後感。

フロイト編とユング編で少し説明方法が異なる。

前者が教科書的(網羅的)なのに対し、

後者が自伝的。

 

ユングについては、

シンクロニシティ、易経そして時折UFOなどが

特徴的なのだが、それらについては言及がない。

 

が、分かりにくい思想体系を

伝えやすく、よくまとめられていると思う。

編者や監修を調べようと奥付を見たが、

それらの記載がないのが残念だった。

 

ちなみに、この本、百円古本で買ってきた

コンビニで売ってそうなペラペラ製本のマンガだが、

Amazonでは結構いい値段が付いている。

 

乗る予定の列車に、まだ時間があるため、豊橋の水上ビルまで散歩。

 


用水路の上に建てられたという珍しい建物のレトロ商店街だ。



朝の早い時間帯ということもあり、

数軒の喫茶店が営業しているのみで、
それぞれの店の前を眺めるだけで通過。

 

旅とは言えない所用の数日を過ごしたのち、
前夜にK3(自転車)を、ゆうパックで自宅へ返送した。



朝、旅の始点である豊橋駅に着くと、向かいのホームに
機関車に挟まれた2台の車掌車を発見。


 

現在では、現役で見ることはまずないが、
真っ黒で小さく、中で何か使命を負って、貨物列車の最後に繋がっている様子は、
幼少時、とても気になっていた存在だ。



時間があったため、近くに移動し写真撮影。
車掌車の中にはダルマストーブがあり暖を取れることや
トイレがあることを知った。