体力があるうちに、と思っている、四国遍路。
区切り打ちをするにも、
まだ、まとまった休みが取れる身ではないので、
関連本を集めたり、地図を眺めたりして、旅の虫をなだめている。
そんな中、山系か京都系の雑誌で知った「御室八十八ヶ所霊場」。
文政10年、現地の砂を持ち帰り、仁和寺の裏山にルートを模した
ちょっとした山登りコースがあるという。
これは行かなくては!
ということで、仁和寺まで自転車でアクセスすることにした。
仁和寺には、法楽太鼓を聴きに行ったことがある。
ブログにも書いたことあるしぃ~、と
ロクに地図も見ず着いた先は、広隆寺。
目指す寺は路面電車の駅の近くだったぐらいの記憶に頼って行くと、
この有様。
『京都ぎらい』(井上章一 著)のトーンではないが、
所詮、洛中人、洛外には疎いのだ。
気を取り直して、さらに北に進路を取る。
このあたりは、自転車の便利なところ。
今度は、途中途中、地図を確認しながら進むが…。
半端な反省の度合いもわざわいし、着いたのは七十番札所付近。
せっかく坂を少し登った位置エネルギーは無駄にしたくなく、
ここからスタートすることにする。
円環コースの巡礼だ、きっと、ここに戻って来られることだろう。

さて自転車を、どこかに停めないといけない。
車道は、そこそこクルマが通り、
先日買ったばかりのダホンK3をヒョイと持って行かれるのは避けたい。
何時間も停めておく訳ではないので、少々目立たぬよう
祠の陰に置かせてもらうことにした。
進んでみると、すぐに七十一番、またすぐに七十二番と
思ったより早い間隔で、次の札所が現れる。
まだ午前の時間帯、近所の散歩ジイちゃん達も歩ける傾斜だ。
自分は余裕をかまして、
祠の前に書かれている真言なども唱えつつ、どんどん歩く。
で、早々に八十八番結願。

次に来る時は、
一番から回れるようエリアへのアクセス経路を確認する。
トイレがあるので、用を足し、再スタート。

お大師の像が目に入った。鉢に賽銭を入れようと、
一円玉を数十センチの距離を投げるが、
四・五回チャレンジするものの、
なかなか鉢の中に入らない。
同じ魂胆の参拝者もいるのだろうか、
落ちた所にあった他の小銭も拾い集め、
自分のは一円から十円玉にランクアップし、
台座に失礼して足をかけ、まとめて鉢に入れた。

二番以降も順調に回れるが、
しばらく登りが続き、確かに修行になる。
高度も稼げて見晴らしの良い所も随所に。
街中のランドマークである京都タワーも見える。

最高地点は236メートル。
将軍塚(東山山頂公園)も、こんな数字だっただろうか。

あとは、どんどん下るだけ。
景観を撮影したり真言を読んだりしながら来たが、
ストレートに回るだけなら健脚一時間ほどのコースだろう。
今度来る時は、このガソリンスタンドを目印にして、
アクセスしたい。

最後に、今回の旅のお供は、先に書いたダホンK3、
この自転車については、あらためてレポートしたい。
同じカラーリングのストックとの記念撮影だが、
14インチの自転車のコンパクトさが、よく分かる。
これでも結構速く走れる。

と、キヤノンのデジタルカメラ、POWERSHOT ZOOM。
単眼鏡兼カメラという変わり種。

カメラ機能としては、100・400・800ミリ望遠として撮影できる。
しばらく使ってきた超望遠レンズが載ったLUMIXの調子がわるくなり、
軽量の望遠カメラを探していたところ、
望遠機能に特化した、このカメラを知った。
最近、広角・標準画角の撮影は、スマホで済ませるので、
旅のお供の軽量化には、最適な一台になるのだ。