所帯じみた救急箱。
それに汚れのシミも気になっていた。
他にやらないといけないことは、あるのだが、
そういう時に限って、急がぬヤボ用に手を出す。
早速、金具を外して、
余っていたスプレーでペイント。
昔から塗るのは、あまり得意ではない。
ペイントが乾いて、金具をセット。
ちょっとアウトドア風な小物入れに変身した。
駅は無人駅。
次の列車まで時間が、たっぷりあったので、
ゆっくりキャリーミーをたたむ。
往路は百均のテーブルシートに包んで来たが、
岡山の商店街のコーヒー店で豆袋を見つけた。
キャリーミーに被せられると思い、手に入れたものの、
少し短く、足(キャスター)が出るようだ。
ハンドルを持って、より転がしやすいように、
袋の底を開けると、ジャストサイズになるだろう。
埼玉から来たという旅のオジさんと
同じホームで列車を待つことになり、
話を交わす。
オジさんは、よく一人旅をされているようで、
パッケージ商品では、新幹線はグリーン車にも乗れて、
悠々の余暇を過ごされているとのこと。
羨ましい限りである。
吉備津からの列車では、別々のシートに座ったが、
岡山駅からは四国行きの列車に乗り込んで、
駅弁を食べておられる姿を
車窓から眺めることができた。
ということで、久しぶりに近畿圏外に出ての旅。
短い期間だったが、いろいろな物と人に出会えた、
充実した旅だった。
ひとまず、この記事シリーズ、おわり。
次は吉備津神社(「彦」なし)を目指すが、
道中、「鼻ぐり塚」に気づく。
“鼻ぐり、って何?栗のような鼻?
ウチのワンコ(チョコタン チワワ)の鼻は
甘栗みたいだけど…。
京都には耳塚なんてあるけど…”
と不思議に思いつつ、モモタロー号を下車。
どうやら、鼻ぐりは、牛の鼻の輪で、
ここは食用牛を祀る場所とのことである。

掲示されている解説文を読んでみると、
ウルトラマンエースの16話にも登場しているとのこと。
ほぼ全話観ていた自信はあるが、全く記憶に残っていなかった。
ゲスト出演は蟹江敬三氏とのこと、
ウルトラシリーズ内での氏の怪演は強烈に印象的だったが。
あらためて、食全体への感謝を想い、
先の旅路へと向かう。
今回の旅のミッションを無事終えて、
鉄路での帰路前、
フリーの時間を作って、吉備路を走ることにした。
片道、数十キロ。
最速ほぼ10km/hのキャリーミーで走り切れるか
とても心配だったが、
走り出せば、その心配は吹き飛んだ。
ハンドルを下げてポジションを工夫すれば、
腰へのダメージも、さほど大きくない。
駅で配布されているマップを時折見つつ走るが、
なかなか専用ロードに乗れずに、
時折、標識のある道に出会えるが、
しばらく走ると、また外れて、を繰り返した。
マップと現地の要所にランドマークがなく、
分岐点に気づかず、通り過ぎてしまっているようだ。
途中、野宿に最適な土管を発見した。
外気温・時刻が、それなり、なら、
寄って行ったところだろう。
(一応、立入禁止エリアであるが。)