寝袋ぶらぶら西日本

寝袋ぶらぶら西日本

旅・絵描き・ラジオ・JAZZ・酒・古本
・ソフトボール・バイク・キャンプ・焚き火

予想どおり雨で試合が中止になり、
休日の代替計画で、天候に影響のない屋内開催の古本市へGO。

 

ぼくの住んでいる所は
狭いエリアに、いろいろなショップが凝縮されているので
便利といえば便利なのだが、
自転車をとめられる所が、ほぼない。
なので歩いてGO。

道中、諸々、用事を済ませて、最後、図書館に向かう帰路、
あらためて、こんな案内を発見した。

 

ほぉ~。
ここは毎年、町内運動会の場所だが、初めて知った。

 



ぼくの野球スタートは硬式、
今はソフトボールメインなので
実は軟式野球を苦手としている。
あの、ポヨンポヨンしたバウンドに対応できないのだ。
というよりかワタクシ、
ソフトボール以外、スポーツオンチと言ってもいいのかもしれない。(笑)

ひととおり解説を読み終わって、
道路を隔てた向こうを見ると、茅の輪くぐり。
今日は6月30日。
朝、水無月も食べた。
そして、ちょうど近くで、神社を探していたところだ。

 



なにせ古風な土地なので、探せば、いろいろあるのだが、
ヒョイと行ける場所を知らなかった。

今年前半の厄介ごとを落とすべく、
ココロを初期化し、クルクルして帰宅した。

 

 

トータル7キロ近くを、ほぼ1万歩。
2時間ほどの近所再発見散策だった。

先週末の話、潮干狩りに行った。

 

自分の収獲。

シャベル(関東表現ではスコップか。とにかく大きいほう)で

掘りまくっていたオジさんの穴の間、

数個、落ちていたのか、這い出たのか、

そこをさらに掘り進めると、

どうやら、そこが脈だったようだ。

まとめてザクザクと捕ることができた。

自分の総作業時間、数十分。

 

 

そして数時間、捕り続けた家族(1名)の分と合わせると、

全部で、これ。

作業効率は、ぼくの方が良好だと思う。

 

 

そして、レアキャラは、これ、カニ。

ワタリガニの子供だろうか。

小さくもないが、食べられるほど大きくはないので、

帰る時に逃がしてやった。

 

いつか竜宮城に行けるのが、楽しみだが、

被救助キャラが違うし、

ぼくが住んでいるのは盆地で海辺ではない。

 

 

さらに、もうひとつ珍しいものを見つけた。

ウルトラアイ。

あの人(下記注)よく盗られたり失くしてたりしてたから。

こんな所にも…、だ。

 

試しに自分で装着してみたが、

変身は、できなかった。(残念)

 

注:あの人=ウルトラセブンに変身する前のモロボシダン

 

 

帰路は、少し早い夕食に「あじへい」へ。

三重県民おなじみのファミリー中華だ。

 

前回、初めて、あじへいラーメン(大)・チャーハン・餃子を味わったので

今回は、さらに店の実力を知るべく、天津飯大盛りにチャレンジ。

 

爆発的なデカ盛り感はないが、

満腹感2・3歩手前までには至れる。

 

 

その食欲の間隙を埋めるべく、また餃子。

家族で食べるので、5人前をオーダーした。

この単位だと、少し割引価格になる。

 

サイドで付いてくる紅ショウガが、なかなかユニークだ。

 

ということで、

・バケツ

・ウルトラアイ

・紅ショウガ

と赤色アイテムで、前・中・後と締めて、

有意義な休日レポート、おしまい。

 

こういう企画モノは大きくハズレがあるのだが、
これは大当たり。
CD『ウルトラマン THE 和楽器』、
製品名には”和楽器”間に、”・”が入り、
『ウルトラマン THE 和・楽・器』と記されている。

小さな再生装置では実感できないが、
スーパーウーファーのあるAVシステムでは、
和太鼓の低音が響き、没入感に浸れる。

ワキの小太鼓、三味線、笛も
アレンジの巧さに乗って良い調子だ。

それと精選された楽曲ラインナップ。
ウルトラマン、セブンは、もちろん
ウルトラQからアルバムはスタートし、
ぼくの大好きなMATのワンダバも入っている充実感。

当時あまり観ていなかったが、悲壮感漂うレオのオープニングや、
全く観ていなかった(多分)平成モノの発進ソングも
なかなか良ろしい。

てなことで、到着2日目にして、
数十回リピートして聴き続けている。

 

このところ買い出しランチが多いのだが、

ちょっと用事があって久々に外に出た。

 

待ち時間があって、時間つぶしを兼ねて、

適当に入った地元の丼・麺類屋。

日替わり定食があったので、

迷わず、それの洋風バージョンをオーダー。

ご飯は大盛りだ。

これで、このご時世、600円ちょっと、というのは、

とてもありがたい。

 

 

ふと壁を見ると、

メニューの下敷きは、ジャガード織のパンチカードのリユース。

そう、ここは西陣。

定食が、サッと出てくるスピードは、

西陣が織物で儲かっていた頃の名残り。

今の街の様子からは想像もできないが、

メシ食っている時間がもったいないほど、

商売で儲かった時代があったのだ。

 

 

帰路、一条戻り橋の桜は、早々に満開。

少し葉も出てきているようで、

良いタイミングで、この場に来たことを喜んだ。

 

が、花粉を持ち帰ったようで、

午後の仕事は、急きょ、

引き出しに置いてある食塩で生理食塩水を作り、

鼻うがいからスタートすることになった。

 

図書館に予約して、

やっと回ってきた『八月の御所グラウンド』(万城目学 著)。

即、読み終えた。

読後感は、さておき、

この表紙は馴染みのある光景だ。

 

 

というのも、ぼくの所属チームのグラウンドもここで、

サードが、ぼくのレギュラーポジション。

両画像に共通する左手の木が、

これまた守備に邪魔なこと、邪魔なこと。

 

 

が、ちょっと違和感を感じ、

もしかしてCGや生成AI?と思い、

実地検証に向かった。

(ヒマなもんだ…)

 

 

カバーには建物らしきものが、

微かに写っているが、

チームのホームグラウンドには、そんなのは無い…。

ということは、ここではない。

 

 

北の方にある別のグラウンドに向かった。

が、あるグラウンドは、反対側(左側)に建物。

 

 

そして、その対面に向かうと、

ほぼドンピシャ。

左手に大きな木も存在する。

 

詳しくは明かさないが、

この建物、ぼくに、よくよく縁のある建物だった…。

 

 

 

この旅をきっかけに読んだ本。
『知里幸恵とアイヌ』
”小学館の学習まんがなんて…”と小バカにしていたが、
なかなか感動の一冊だ。

(最後のページは感涙)

 

『イオマンテ』
作画の小林敏也氏のファンなもので。
ストーリーと絵の相性も、なかなかよろしい。

 


『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』
帰路、夜の機内(指定が通路側だったので)と

阪急電車で読み進めた。
漫画は読んでいないが、
ゴールデンカムイの世界観を知ることができたり、
小樽の歴史の良い振り返りになった。

 


 

帰路も乗り遅れず、帰阪できた(→伊丹)。
いささか遅い到着だったので、十三駅内で食事。
このそば屋の存在は、早朝や夜には、とてもありがたい。
ランチは、みそぱん2枚だけだったので、
帰宅を急ぐより、空腹感解消を優先させた。

 


北海道とは異なる
長らく食べ慣れた関西のユルいそば大盛りと
ご飯も大盛りをいただいて、
この旅のレポート、おわり。

満足して見学を終え、駅へ向かう。
この旅で初めて土の地面を見た瞬間だ。
さすがに古い時代の火山灰、黒い。

 


今回の旅で、
日本海側と太平洋側での気候の違いが、よく分かった。
さすがに北海道、広いのである。

札幌で見かけた自転車は数台だったが、
苫小牧では輪行旅らしき青年達もいた。
太平洋側では道路に雪がなく、

なるほど自転車が走れるコンディションだ。

到着したのは「ウポポイ」(白老)。
前回の札幌旅で、小幌までの秘境駅旅をした際は完成前だった。

屋内外で興味深い見学の時間を過ごした。

 


こういう小屋モノを見ると、自分でも作りたくなる。

 

 


凍った湖の遠くでは、ワカサギ釣りだ。
ぼくもワカサギ釣り用のテントは持っているが、
もっぱらキャンプ用となっている。

 


ショップで見かけた図書類。
先に訪れた北海道立近代美術館で買ったもの、
このあと新千歳空港で買い、帰路で読んだもの、
帰洛後、図書館で取り寄せて読んだものだ。