今回は、週末に我家の高校生がPSATのテストを受けてきたお話です。

 

 

【2022年のPSAT】

 

2022年10月、子供の通っているアメリカの高校で毎年恒例のPSATのテストが開催されるというので、我家の高校生もテストを受けに行ってきました。少し前からPSATの練習用テストを時間を測りながらやったりしていたのですが、何しろ普段からボーっとしている子供なので、当日ちゃんと時間内に全部目を通せたのかどうか・・・ちょっと心配。まあ、今回は初めてなのであまり期待はせずにSATの練習として受けさせてみました。

 

 

【PSATの持ち物リスト】

 

College Board主催のテストを受けたことのある生徒だったら良くご存知だと思いますが、我家の高校生はテスト当日の持ち物について全然知らなくてちょっと驚きました。高校生だし、もう確認する必要もないかなぁと思いましたが、念の為子供と一緒に翌日の持物リストを確認してみました。

 

<当日の持ち物リスト> College Boardより

  • マスク:テストを受ける地域によって必要

     

  • 消しゴム付きのNo.2の鉛筆2本:No.2の鉛筆は日本で言うHBと同等の硬さの鉛筆です。テストの最中に机上に出して良いのは2本ですが、予備で合計5本くらい持参して行かれると良いと思います。

     

  • テスト中に使用が認められているGraphing Calculators(関数電子計算機)
    • 使用が認められているのはMathテストの最後の項目のみ。
    • Calculatorが必要のない、EnglishとMathの最初の項目ではしまっておく必要があります。

 

<あると良い持ち物リスト> College Boardより

  • 腕時計(アナログ):ちなみに家の子供は練習の時もアナログの腕時計を見てやらせていたんですが、当日も持たせて行ったら腕時計はNGと言われて使えなかったみたいです。その教室にはデジタルの時計しかなかったので、あと何分残っているのかすぐ目に見えなくて嫌だったと言ってました。

     

  • 電子計算機の予備のバッテリー:万一計算をしている最中にバッテリーが切れて、予備のバッテリーを入れ替える場合は試験管に許可を取ってからしないとカンニングの疑いがかかりますのでご注意ください。

     

  • 休憩中の飲み物やスナック

 

 

<余談 - 消しゴム>

 

上の子供が数年前にPSATテストを受けた時は消しゴム(単品の)は持ち込みNGで、鉛筆に付いている消しゴム(綺麗に消えないやつ)のみOKだったのですが、今回も同じように消しゴム付きの鉛筆を持って行かせたら、「皆んな普通に消しゴム使ってたよー。」ですって!あれ、変わったの?それとも試験管によって基準が変わるのか?College Boardの当日の持ち物リストにも消しゴムOKなんて一言も書いてないし!しかもCollege Boardにアナログの腕時計は大丈夫って書いてあるのに、家の子供は試験管にダメって言われたらしい。基準、どうなってるんでしょう。アナログの腕時計があると残り時間を見るのに便利なのになぁ。

 

 

<感想>

 

下の子供がPSATテストを受けるのは今回初めてだったんですが、色々と分かっているようでテスト受ける前の準備が全くできてなかった事に驚きました。これはテスト前日の夜に我家であった話。

 

テスト前日の夜、翌日は朝早いから早く寝ると言っていた子供が、夜の10時くらいになって、「ママ、計算機のチャージャーってどこにあるか知ってる?」と聞いてきました。

 

何とっ!慌ててチャージャーを探してみたけど、子供が使っているTI-84 Plus CEという計算機のチャージャーがどこにも見当たらず、同じ形状のチャージャーを夜の10時から探し始める事になる私たち親子。😭  ねえ、なんで今〜?💢

 

子供が持っていたのは、何故か両側が同じ形状になっていてUSBなどには繋げないタイプのケーブル。過去に使ったディバイスのケーブルをキープしておく癖のある私、絶対お家のどこかにあるはずなんだけどなぁ。しかし、この時間から宝探しかぁ〜。もうね、母も結構眠い時間。「もう、もっと早く言ってよ〜!」と叫びたい気持ちを抑えて、静かに家中を探し始めました。2つ同じ形状のケーブルが見つかるも、古過ぎて使いものにならない。まだどこかに眠ってそうな気もするけど見つからない・・。

 

その様子を見かねた子供が、「ママ、あのさ、バッテリーかなり少ないけど、後テスト1回分くらいならいけるかもしれないから、もうケーブルはいいよー。計算機使えなかったらその時は諦めるし。」と言い始めました。いやいやいや、ガソリンのランプが付いた車と同じような発言だなぁ、と思いつつ、ちょっとでもチャージ出来たらテスト中に余計な心配をする必要もないし、取れる可能性のある点数をそんなアホらしい理由で落とすのは勿体ない。ってことで、母の夜の宝探しは更に続きました。😓

 

探し始めてから1時間半を回ったあたりで、もうダメかと思っていたところ、ようやく形状の合うケーブルを発見!しかもメチャクチャ古いやつ。何と!18年前に私が会社で働いていた時に使っていたものでした。そして奇跡的に無事、チャージすることができました〜!👏

 

最後まで諦めないって、本当に大事ですよね!😊 これからテストを受けられる皆さん、計算機のチャージは忘れずに〜!🤣

 

 

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