いつか…ユデタマゴ -31ページ目
 
 

ケーキはあまり好きでないけど、
何となく、ホールで買うか…という日です
で、夕飯の後に、
「ああ~、ケーキが有ったんだ!もう入らない~」って言い合う日ですが…

 MerryX'masキラキラ





今更ですが、日曜日の午後のお話などを・・・

    

日本の中心地にあるブリジストン美術館で・・・

    

【カイユボット展ー都市の印象派】に・・・

行ってきたオハナシ…
実は、印象派絵画はそんなに好きでは無い汗
展覧会情報を観ても、頑張って行こうって気にはならなかった、こちら…


…っていうか、勝手によく知る印象派にひとくくりにしてしていたというわけでして

でも、TVの特集で、俄然足を運びたくなった絵を観てしまったわけでして

まあ、今回ソレは来日しないとはいえ、他の作品も観たくなったわけでして


  ソレ↓ 「床削り」
  ギュスターヴ・カイユボット (1875)


裕福な実業家の息子だったカイユボットは、友人だったルノワールやモネなどの作品を多数購入し、
死後には遺言により、フランスへの寄贈がなされたり、
印象派展開催への資金協力など多大な援助を行ったりしていたそうです
自身もサロン(公的展覧会)で酷評された上記の「床削り」を第2回の印象派展に出品しています

更に、この展覧会にはカイユボットが第2回から7回までの印象派展に出品した作品が12点展示されているとのことで、ワクワクと見て回りました




「ピアノを弾く若い男」

一昨年コチラの作品をブリジストン美術館が所蔵することとなり、それを機に開かれた会とのこと。


カイユボットは同時代のモネなどと比べてその評価はさほど高いものではなかったそうですが、
絵画に近代史的な価値を見出してきた側面もあり、回顧展があちこちで開催されてきます

確かに彼の、特に都市部の絵は、ある一瞬をそれも何気ない市井の時間を切り取ったものに魅力が有るように思えます



「ヨーロッパ橋」

描かれている人物の置かれている状況や思考、更には犬の来た道までも想像したくなる絵ですねー



「見下ろした大通り」

パリ大改造で生まれ変わった市街地に面した建物に暮らしながら、家族や親しい人々、街中の様子を描いた作品は、どこか写真的でさえ有りますねー
↑は、自宅から眺めたものだそうですけど、こういった構図の絵って、変わってますよね
この眺めを書こうと思うのが変わっているのかな
人物画も色々有りましたが殊更ポーズを取ったりしないものも多く、何かの最中という時間を丁寧にキャンバスに焼き付けているようでした

都市の印象派という副題が付いていますが、
イエールなどに移り住んで、豊かな自然と大好きなヨットのある風景画なども沢山残しています

モネに影響を受けたそうですが、明るい色彩で少々荒くても活気のあるタッチで自然をあらわしている、そんなカイユボット…


ほとんど知らなかった画家さんですが (他も大して知りませんが)
印象派というイメージに入りきらない魅力ある作品達でした



46歳という短い生涯だったことを年表掲示で知りました
ブルジョアだったので、絵を売る必要も無く、その存在が広く知れ渡ることが無かったとか

よって、作品の殆どが個人蔵のため、今回のように多くの作品が一堂に会することはとても貴重だとサイトに載っていました




テレビのお陰で、新しく一人、
少しは理解を深められたということが、
何だかプレゼントみたいで嬉しい時間でした


 
 









 

    

「雲中供養菩薩像 南20」天喜元年(本展非出品)

写真は本物の菩薩様ですが、展示の模刻像に実際に触れられるように設えてありました

手を合わせ、ケースに開けてある空間から恐る恐る手を差しのべます
両手で太股を、足先を、ゆっくり撫でさせて頂くと、胸元がジワーっと何かで満たされていく気がしてきました

「結縁」…

普段信仰心を意識することはほとんど無いんですが、こんな私でも結ばれて良いのかななんて考えちゃったりして汗
仏像好きでも、展覧会での拝観はどうしたってアートを観るような一面が有りますが、これは眼だけでなく体感を伴える面で良かったです





    
(ポストカードより)

いよいよ本物の 「雲中供養菩薩像」の皆さまです

鳳凰堂の52躯の菩薩様は、全てが雲に乗り、楽器を演奏したり舞を踊ったりしつつ、阿弥陀様を賛嘆しています
そのうち14躯が今回こちらに来、有り難いことに目の高さに展示されていました

二つほど独立したガラスケース展示もあり、横から後ろからと細かく観られるようになっていました


一体一体、姿も仕草も持物も、モチロン表情も異なる個性を持った菩薩様達…
照明を落とした会場で、ライティングにより、まるで浮かびあがるような風情でこちらを見つめられています

両腕で「みんなの輪っ!(古)」ってやって、その中に入りきらない大きさの52躯が阿弥陀様を囲むように小壁に懸架されているなんて…



「本尊を讃嘆する飛天の図像でありながら、菩薩の姿で有ることと長く伸ばした雲の表現からは、
浄土から現世に「来迎」するイメージをともなう」(説明文より)


平安の世はけして安寧では無く、人々は臨終時に極楽浄土からのお迎えを心から待っていたのでしょう
来迎思想が広がり来迎図も盛んに描かれていますし…



他の鳳凰堂の彫刻と同じく、定朝の、そして彼の弟子達の手によるものだそうですが、
頭部を丸く下に行くほど浮き彫りのように彫られています
堂内の壁に掲げて、下から仰ぎ見られることが前提の造形です





前記事に書きましたように、来春の落慶の際には色鮮やかな模刻像にその場所を譲ることとなりますので、
この国宝達を実際に眼にすることは多分2度と無いと思います



 

うっかり戯れ言も長くなってしまいましたが、
朝イチからの鑑賞もここまでで午後1時過ぎ…

ハラヘリハラヘラ~♪とハミングしつつ、
午後の鑑賞へと向かうのでした


 
 





 
 
街はX'masムードで溢れている一昨日の日曜日、
勝手にリベンジ第2弾!して来ました

新美が休館だったので、じゃあサントリーにするか…と寄った火曜日…
友達いわく、「火曜日には六本木に行っちゃいけないって(私に)教わったよ、ありがとう」
そう、あの日の雪辱dayです (大袈裟)




平等院鳳凰堂平成修理完成記念
  【天上の舞  飛天の美】

    

この展覧会は、「飛天」という存在に焦点を当てて、ガンダーラから中国、朝鮮そして飛鳥時代の日本へ、仏教と共に伝わった仏教美術を展示しています

「飛天」とは、空を飛びながら、舞を踊ったり
楽器を演奏したり、散華したりして、ほとけ様を賛嘆する天人のことなんですが、
どうしても羽衣を纏った天女を連想してしまうワタクシ・・・


 第1章 飛天の源流と伝播 ─ インドから日本
 第2章 天上の光景 ─ 浄土図から荘厳具
 第3章 飛天の展開 ─ 来迎聖衆

といった展示を見ていくと、衣はただの思い込みだって良くわかります(笑)


    

仏伝浮彫「マーラの誘惑」(2~3世紀)


翼を持った飛天や雲に乗っかっているもの、飛天とセットで表され、浄土世界にいるという迦陵頻伽(かりょうびんが・上半身が人、下半身が鳥)など様々でした




第4章 平等院鳳凰堂 ─ 飛天舞う極楽浄土世界


昨年から平成修理中の平等院鳳凰堂から、この機会を利用したのかどうか、大勢の飛天の方々が六本木に飛んできて下さいましたキター


「阿弥陀如来坐像光背飛天 」(国宝)、
阿弥陀様ではなく、光背を飾っている飛天の展示…

定朝の造った(正確には彼の工房作)光背飛天として唯一現存するものだそうです
今回初めてお寺の外に出たということで、後にも先にも目の高さで観られることは無いってことですね
宇治まで行っても、遠くから眺めるのが精一杯でしょうしねー

    

光背に有る12躯の飛天のうち6躯の展示でしたが、とおっっっても使い方自由❤そのまま.並べてラインに...など!間近で拝観出来ました

とても薄い材質に浮き彫り表現が…美しかったです……


    

(ブレスリリースより拝借しました)
サントリー美術館の大きな吹き抜けを生かした堂内気分になれる展示が良かったな~

上部に舞っているのが、
「雲中供養菩薩像」但し、模刻です

    

本物は本来このように鳳凰堂内を飛んでおいでです

平等院では平成16年より雲中供養菩薩像の模刻事業を行っているそうです
樹脂などによる複製とは異なり、仏師により、可能な限りオリジナルと同じ材料・木取り・技法で制作しているとのこと…

「一般的に模刻制作は、古典技法の解明と伝承、オリジナルの保存を目的としていますが、それに加えて、本像の場合はオリジナルの代役として鳳凰堂内に懸架され、宗教空間としての尊厳を保持する役割が有ります」(説明文より)

そう、この後のエリアの展示になりますが、
今回飛んできて下さった雲中供養菩薩像は、鳳凰堂の改修が終わっても人の目に触れることは有りません
魂を入れられた模刻像が替わって阿弥陀様を讃えるということになるそうです

さて次は、そんなお一方に実際に触れさせて戴きましょう!

続く~(疲れたのー)


 
 
 
【印象派を越えて~点描の画家たち  ゴッホ、スーラからモンドリアンまで】


    



開催が23日まで(明日や!)なので、行ける日が無くなりそう~、チケット無駄になる~と焦りまして、
12日木曜日、六本木の国立新美術館まで観に行って来ました…ヨカツタ、イケテ

長ぁい展覧会名ですが、まあその通りだよねという感じです
印象派の色彩を重視した自由なタッチの絵から、ぼやけた輪郭を理論的に取り戻しつつ色彩と光を隅々まで計算した筆致筆触によって表現した通常新印象派とも言われる分割主義の画家達と、
その影響を多分に受けて技法を採り入れ、しかして独自の表現へと昇華させたゴッホ、
同じく分割主義を通過し、抽象画と発展させたモンドリアンまでへの道程を、年代を追って展示されていました


まあ、ワタクシの解ってんだかナニ言ってんだかの戯れ言よりも、見どころ解説を参照してくらぁはい…



良いゴッホ(笑)を沢山所蔵しているオランダのクレラー=ミュラー美術館の作品が9割を占めていますが、ワタクシの第一目的はスーラです
どこから切ってもO型気質なので、逆に絵画には緻密を求めてしまうという悲しい性なのですね(嘘)



Ⅰ.印象派の筆触

まず国内所蔵のザ・印象派という絵画の展示です
モネ、シスレー、ピサロの作品五点でしたが、この展覧会の主題へのプロローグになっていました



Ⅱ.スーラとシニャックー分割主義の誕生と展開

オランダからの油彩画としては、スーラ3点、シニャック4点その他という構成です


科学的色彩理論に基づいた緻密で繊細な点描画は、いくら眺めていても眺め飽きる事は有りません


スーラは「色彩の同時対照の法則」という書より、色の残像現象を利用したそうです
補色関係に有る色彩は、並べた配置にするとより鮮やかに感じられるのです
(…というような事が後の解説に有りました)

確かに、補色を示した「色環図」に基づく色の配置に心を配っている事が良くわかりました



スーラの開拓した点描技法をより理論的に高めたシニャックですが、今回初めて本物を観ました、ワタシ…

事前に目玉作品はチェックしていたけど、あまり心を惹かれず…

と、思っていましたら!


「マルセイユ港の入口」

コレキラキラ

欲しいキラキラ

(渡さんの、口から万国旗でもムリ)

眺めていると暖かい気分になれました
モザイクも美しくってねー



Ⅲ.ゴッホと分割主義

この展覧会に足を運ぶ人の大半のお目当てエリアでしょうか…
ワタクシ、ゴッホがチマチマと点描をするイメージが沸かないんですが汗


「レストランの内部」

この作品は壁が赤と緑という補色による点描になっています
色彩の妙が、明るくて可愛らしい店内描写になっている気がしました

「種まく人」も大胆な点描でしたが、他作品含め、点描というか模様にシフトしつつ有るという感じです

「忍耐力と冷静さを要するこの技法は大胆で素早い筆触を好んだゴッホの資質とは相容れない」という説明が……ナルホロナルホロにゃ

オランダから有名な油彩が7点もきていたので、好きでも嫌いでも無いわり(コラ)に楽しめました



Ⅳ.ベルギーとオランダの分割主義

こちらのエリアには、10名41作が展示されていましたが、正直一人も存じ上げませんで…

でも、一番、それこそシーラのとこより見入ってしまいました


クレラー=ミュラー美術館の作品は大資産家の妻であったヘレーネさんが集めたんですが、きっかけはゴッホの作品だったそうです
色々と勉強し、
「歴史的文脈から切り離し、作品そのものから受ける美的感情を重視して、ゴッホを始め、スーラやシニャックら分割主義の画家を高く評価」したヘンドリクス=プレマーさんの助言によって、作品の購入方針が決まりました


ですからオランダとベルギーの画家作品の充実もむべなるかな、というところ…


ヤン・トーロップ「海」

物凄く心に残った作品です
とっても細かい点描画なんですが、良くわかりませんね…
ずっと見ていると、どんどん海が透き通っていきました



Ⅴ.モンドリアンー究極の帰結

幾何学的抽象画で有名なモンドリアンですが、はじめは普通の風景画などを書いていたみたいで、順を追ってまさに「帰結」していく様が展示されていました



一番最後に展示してある代表作「赤と黄と青のあるコンポジション」です

スーラの行き着いた分割主義の究極の姿として、白地に黒線での、三原色(赤青黄)の分割が、
この展覧会の主題としての帰結ということなのだと思います



  ~ * ~ * ~ * ~ * ~



うっかり火曜日に行ってしまい、水入りでしたがリベンジ出来て良かったです
平日だったこともあり、さほどの混みようでもなく…
比較的地味目な展覧会なのかな~


帰りは東京駅のKITTEに寄って、スノーフレークタイムのX'masツリーで、更に目の保養使い方自由❤そのまま.並べてラインに...など!
&八重洲でサラリーマンプレイな串カツハイボールで胃も労ってあげたりなんだり…


実は今日も鑑賞大会でしたが、またの機会に記事ります;ちかれたビーなの…

ホントに都会ってキラビヤカデスネ
サヨナラサヨナラサヨナラ


 


 
 
  
ご無沙汰しております~
最近はFacebookばかりになってしまって
実に7週間ぶりの更新・・・(コソコソ)


昨晩は冷えっ冷えの雨の中、なかの芸能小劇場へ…
今年最後のかい枝さんを観に行きましたキラキラ




かい枝の上方噺シリーズ
  其の参・らくごと文楽、フシギな関係】


…「ぶ、ぶんらくぅ~?!」と、ちょっと取っつきにくいタイトルがついていましたが、
落語自体はいずれも耳にしたことがあるネタでしたので、純粋にかい枝さんを楽しめました(←かなり失礼?)



   開口一番 (新聞記事)  瀧川鯉○さん
  『どうらんの幸助』    桂かい枝さん
   ~お仲入り~
   太神楽               翁家和助さん
  『豊竹屋』            桂かい枝さん



それぞれの感想などはおこがましくって
ーー(何)

ホントにかい枝さんの落語はねー、いつもいつもキレイでカワユイ・・・

今夜は義太夫ものなので、惚れ惚れしちゃうノドもご披露頂き、幸せ至極に御座います



あと、前座さんを務められた鯉○さん、滑舌良くって、しぐさもがキレ有って (褒め言葉になるのかは知りませんが)観ていて楽しい方でした


太神楽(だいかぐら)はドキドキヒヤヒヤさせつつ、笑かせて貰う、というね、ツンデレみたいな感じ?(違)

寄席で幾度か観たのと、ずっと前になかののかい枝さんの会ででも、投げものを観た記憶が・・・(違う会かな?曖昧…)

最後にやられた出刃皿切っ先止めという曲芸は、ワタクシの心の臓を突き刺しました…
二丁の出刃包丁の柄を合わせて、上の出刃の切っ先に廻した皿を載せ、
下の出刃と口にくわえた出刃の切っ先同士を合わせるという、
手を切るか皿が割れるか心臓が飛び出るかっちゅー大技でした・・・



かい枝さんは今年台風で甚大な被害を被ったフィリピンの支援をされているそうです
チャリティーグッズも完成し、昨日から販売開始!キター
予めFBでチェックしていたので、ささやかながら協力させて頂きました


    

布バック(小)と付箋です (他に(大)と手拭いとお扇子も有りました)
座布団がキャラクター化されていますが、宮城県の「むすび丸」をデザインした方によるものだそうですよー、カワユスキャハハ



上方噺シリーズはあと少しだけど、独演会で2ヶ月にいっぺんくらい来京して下さると嬉しいなぁ~
今年はこちらに来ることが多かったかい枝さん、私も、2月の国立から始まって例年になく沢山観させて頂きました

「まあ、またご姉妹でぇ~(笑)」とお見送りされるよう、今後も精進していきたいと思います!(謎)