アーバンなインプレッショニスト | いつか…ユデタマゴ
 
 

ケーキはあまり好きでないけど、
何となく、ホールで買うか…という日です
で、夕飯の後に、
「ああ~、ケーキが有ったんだ!もう入らない~」って言い合う日ですが…

 MerryX'masキラキラ





今更ですが、日曜日の午後のお話などを・・・

    

日本の中心地にあるブリジストン美術館で・・・

    

【カイユボット展ー都市の印象派】に・・・

行ってきたオハナシ…
実は、印象派絵画はそんなに好きでは無い汗
展覧会情報を観ても、頑張って行こうって気にはならなかった、こちら…


…っていうか、勝手によく知る印象派にひとくくりにしてしていたというわけでして

でも、TVの特集で、俄然足を運びたくなった絵を観てしまったわけでして

まあ、今回ソレは来日しないとはいえ、他の作品も観たくなったわけでして


  ソレ↓ 「床削り」
  ギュスターヴ・カイユボット (1875)


裕福な実業家の息子だったカイユボットは、友人だったルノワールやモネなどの作品を多数購入し、
死後には遺言により、フランスへの寄贈がなされたり、
印象派展開催への資金協力など多大な援助を行ったりしていたそうです
自身もサロン(公的展覧会)で酷評された上記の「床削り」を第2回の印象派展に出品しています

更に、この展覧会にはカイユボットが第2回から7回までの印象派展に出品した作品が12点展示されているとのことで、ワクワクと見て回りました




「ピアノを弾く若い男」

一昨年コチラの作品をブリジストン美術館が所蔵することとなり、それを機に開かれた会とのこと。


カイユボットは同時代のモネなどと比べてその評価はさほど高いものではなかったそうですが、
絵画に近代史的な価値を見出してきた側面もあり、回顧展があちこちで開催されてきます

確かに彼の、特に都市部の絵は、ある一瞬をそれも何気ない市井の時間を切り取ったものに魅力が有るように思えます



「ヨーロッパ橋」

描かれている人物の置かれている状況や思考、更には犬の来た道までも想像したくなる絵ですねー



「見下ろした大通り」

パリ大改造で生まれ変わった市街地に面した建物に暮らしながら、家族や親しい人々、街中の様子を描いた作品は、どこか写真的でさえ有りますねー
↑は、自宅から眺めたものだそうですけど、こういった構図の絵って、変わってますよね
この眺めを書こうと思うのが変わっているのかな
人物画も色々有りましたが殊更ポーズを取ったりしないものも多く、何かの最中という時間を丁寧にキャンバスに焼き付けているようでした

都市の印象派という副題が付いていますが、
イエールなどに移り住んで、豊かな自然と大好きなヨットのある風景画なども沢山残しています

モネに影響を受けたそうですが、明るい色彩で少々荒くても活気のあるタッチで自然をあらわしている、そんなカイユボット…


ほとんど知らなかった画家さんですが (他も大して知りませんが)
印象派というイメージに入りきらない魅力ある作品達でした



46歳という短い生涯だったことを年表掲示で知りました
ブルジョアだったので、絵を売る必要も無く、その存在が広く知れ渡ることが無かったとか

よって、作品の殆どが個人蔵のため、今回のように多くの作品が一堂に会することはとても貴重だとサイトに載っていました




テレビのお陰で、新しく一人、
少しは理解を深められたということが、
何だかプレゼントみたいで嬉しい時間でした