「本の森の入口で」 -104ページ目

「本の森の入口で」

本の森 イメージはドイツの童話にでてくる森 深くて暗い森に足を踏み込む勇気はないけど、
付近から離れることはできない 物心ついたころから本好きの読書日記 とりとめなく書いてみます

小石川の家
小石川の家
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stars凛として背筋の伸びた生き方
stars明治、堅気の世界
stars幸田露伴のくそジジイっぷりが面白い♪
stars幸田文への憧れを感じる
stars湿った炭のような。

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俗に流されず謹直に生きる幸田露伴と暮らした子ども時代の思い出の書・・・だと思って読み始めたのですが。えらい違いだ(笑)


明治の文豪幸田露伴が、どれほどものもんかは知りませんが、この人と一緒に暮らすのはごめんだな(笑)


この本にでてくる「おじいちゃま」はただのわがままお殿様。身の回りのことは人任せ。うまいものやら酒がでてきてあたりまえ、自分の周りは、自分の格にあった「風流」に囲まれているものと思っている爺さんです!


それをしゃかりきかあさん(幸田幸)が、全力で露伴の好みを通させる。

そこには露伴への深い尊敬と、父は別格という美しい思いがあったのだろう…が、私には出戻り娘が居場所確保に主人に仕えたっていう印象か…(笑)


10歳くらいの孫娘にも、洗練された機微を求める幸田露伴、爺さん厳しすぎっ。

文中、どこかで露伴への尊敬も語られていた気もするが、とって付けた感じ。反面露伴に尽くし、切り盛りするかあさん(幸田幸)について語るときには、著者の文章もイキイキ、リズムを感じさせる。

「立派なかあさん、愚図な私」という図式が、しみこんでいるよう。それだけかあさんは尊敬に値する人物だったよう。そこがよませどころかしら?


青木玉さん。幸田露伴、文の血を受け継いでも、文筆家は目指さなかったよう。それでも、エッセイは読ませる力量あり。幸田幸の本は読んでみようかなという気になった。

たしか、娘さんは作家の青木奈緒氏。しっかり、中継ぎしたようですね。



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star若いうちに読むべき本
star天寿を受け容れ、野生動物のごとく自然に死ぬのがいい
star高齢者医療の現場で考える「老人の死」

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親の前では読めない本。タイトル見ただけで、気分を害しそう(笑)

しかし、40代くらいまでなら、是非読んでおくといいと思います。すらすら読めるうえに、いちいち納得の内容です(笑)


親世代(団塊以上ね)、口を開けば、年金から天引きが増えたとか、健康保険料がどうの、窓口負担がどうのと・・・うるさい。はっきり言って!


解決すべき社会問題ではあるが、子世代に愚痴るな!こちとら税金払って、保険料払って、いざもらえるのは確実にあなたたちより少ないのだから!


親のそのまた親の世代は、ろくに掛け金無しで年金がもらえた。病院はただだった。それは誰にとっても理想だけど、その当時が間違っていたの!だいたいそれでありがたかったのは、当のお年寄りもだけど、それを養っていた親世代でもあるでしょう!


・・・ついつい感情に走ってしまいました。反省。


この本は決してそんな年金問題、健康保険問題なんていう社会問題を扱ったものではありません。

老人医療に携わる医師であり小説家である著者は、むしろ普通の老人の身体機能の衰えについてを教えてくれます。


命がもっても(心臓は動いても)、他の機能はそれなりにイカレテくるってこと。食物を飲み込む力と排泄機能。その入口と出口のところのイカレ具合が、リアルで恐怖ですね。


アンチエイジングに走るあさはかさを批判し、無駄な延命治療の疑問を投げかける。全く同感です。しかし・・・自分のことより、まず親だよね。


老いを自覚し、謙虚になって自然死を願え!とはとても言えません!怖っ!


だから、若者よ(っといっても、40代とか)、若いうちにこの本読んで、自然に枯れていこうね。というわけで、この分野で次に読みたいのは「死にたくないが、生きたくもない」心に響くタイトルですね(笑)


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starまさにタイトルの通り
star古くて新しい「老人」が、復活するかも
starいい具合のくたびれ感

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姉絶賛の小説。

姉はわたしより、本選びに関しては、普通と、思っていたのですが。


若いころ、私が好きだったのは、幻想怪奇小説やゴシックロマン。なーんて、それほどおどろおどろしいものではありませんが、それでも受け口は広かった!文学作品に、倒錯はエッセンスだと思っていたくらい(笑)


そんな私ですから、昔取った杵柄(っていうか?)、倒錯モノは結構楽しめるはずなんですけど…この小説。とっても読みやすくて、話としては破たんもなく良くできているなぁと思いつつ・・・

どこまでも主人公の力を認められなかった。ゆえに、感動とは無縁に終わってしまいました。


しかし、この小説ベストセラーだったそうですよ。本の帯にあるもの「不思議なべストセラー」。好きな池内紀氏の翻訳だし。

わたしには今一つでしたが、「読む」力が落ちたのか?


この前に同じ姉が貸してくれた「真珠の耳飾りの少女」は、ばっちり趣味があい、陶酔ものでした!こちらはお勧めです!フェルメール。(流行は去ったが…)本物です!

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真珠の耳飾りの少女
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starsノンフィクションのようなフィクション
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stars素晴らしい恋愛小説
stars傑作が完成するまで
starsPossible story behind Vermeer's paintings

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