17日土曜日は朝から久山町の山あいへ。
最近は久山町通いになっている。
せせらぎに居たのは目を凝らさないと見つけられない小さな赤いイトトンボ。ベニイトトンボ♂。
慎重に1mぐらいまで近づいて一眼で撮影。その後はさらに慎重に腰を下ろしたりしてコンデジで、右腕を伸ばして（この姿勢だとまだ肩が少し痛むのだが）マクロ撮影。時折飛ぶ。いや「飛ぶ」ではなく「ふわっと浮かぶ」が正しいかな。全く重力を感じない世界。水中の魚のような感じ。
我々人間とはかなり物理法則が違う世界に生きていると思った。
結局ベニイトトンボはこの日♂2頭を確認できただけ。♀も探したが見つからなかった。♀を待っていたのは観察した♂2頭も同じ。
このせせらぎでは毎年見ることが出来ており、永続してほしいと願うのみ。
なお、ベニイトトンボに似ている赤いイトトンボはアオモンイトトンボ・アジアイトトンボ・モートンイトトンボのそれぞれ未熟♀だが、いずれも胸や腹部に暗色部があり見分けることが出来る。
6月17日、久山町の山あいにて