久山町の山あいにて。比較的よく見かけるアシナガバエ。
美しくて撮影欲をそそられるのだが、小さすぎてちょっと撮影を控えてしまうことが多い。
ただこの日は、奇麗に撮影できそうな気がしたので(なぜ?)そっと撮影してみた。大人しく被写体となってくれたためなんとかくっきりと写すことができた。タマムシにも似た色合いのメタリックグリーンはやはり美しい。
翅が透明。重力の存在を感じさせない身軽な印象の伸びやかな脚。
盛り上がった強力な感じの胸部。これに秘められた筋肉は翅を正確にコントロールできる能力を感じさせる。
角度によって赤紫色の見える複眼も素晴らしい。両眼が離れているのでメスだろう。
アシナガバエの類はとても多く、しろーとに同定できるわけはないと思うので、とりあえずアシナガバエとしておく。
マダラホソアシナガバエは2年前に同じ久山町で観察していた。こちらは翅に黒斑がある。他に違いがあるかどうかは不明。
6月11日、久山町の山あいにて